2014年11月24日
A416・高齢者にはパソコンがよい
退職して20年近くになります。現役時代は会社勤めをしていて、50歳代半ばにマイワープロを使い始めました。当時はワープロが世の中で幅を利かせていて、パソコンはマイナーな存在だったように記憶しています。
仕事の必要に迫られてのことでしたが、「こんなものばかりに頼っていると辞書をひかなくなって字を忘れてしまう」と真面目に言われていました。これは今でも変わらぬ事実ではあるでしょうが!
退職後は、持病の糖尿病ための運動療法として「歩け歩け」を日課にしていました。
ふとしたきっかけで山野草に興味を持つようになり、記録・保存・データ加工のためにデジカメ、パソコン、プリンターの3点セットを持つようになりました。
こんなことでパソコンを扱う様になって、早いものでかれこれ20年近く経ちました。
「習うより慣れろ」というと格好が良いのですが、その実は最低限の知識で使い始め、パソコン教室に通うことはサボってしまい、必要に迫られては1つ1つ操作法を教わり、
一本指打法でポツリ、ポツリと打ち込んでいました。今も基本的にはあまり変わっていません。
「60の手習い」よろしく、最初はワープロ機能だけでしたが、デジカメのデータを取り込んだり加工したり、紀行文とアルバムを作ったり、著作を出版したり、ブログを書いたり、インターネット検索をするようになったり、次第に間口が広がっていきました。
「知ることは人生を豊かに致します」
NHKアナウンサー高橋圭三さんが担当番組の冒頭に毎度言っていた言葉ですが、私にとってはこの名セリフが何十年もたった今でも記憶に鮮明に生き続けています。
知ることは何もパソコンに限ることではありませんが、私にとっては知ることのキッカケの多くがパソコンで得られます。
何か「?」と思ったとき、私のずぼら体質では、本などで調べるとか、図書館に行くとかではまず実行が伴いません。ちょっとしたことでも、どんなことでも、パソコンならばキーワードを打ち込むだけで簡単にとっかかりを得ます。
毎日、朝起きたら先ずパソコンを開くのが生活習慣になっていますので、本で調べるよりは比較にならない程手軽に、求める情報に、またはそれに近い情報に行きつくことが出来て、更に期待以上の関連情報にたどり着くチャンスを得ます。
世間並みの効能を書き並べると以上のようなことが言えそうですが、この1年のことですが、これとは一味違った感覚で、パソコンに救われたとの思いおります。
何年も続いて来た親の介護が昨年末、急に寝たきりになったことで介護密度が高まり、心身共に疲れる日々が続きました。その親は8月に亡くなりましたが、家族に介護後遺症が残り、気が晴れない日々が続きます。
私自身も考えてみると来年は傘壽でして、世にいう「老々介護」なのでしょうが、有難いことに不思議なくらいに気分的に落ち込むことは有りませんでした。今もそうです。
「パソコンに助けられた!」と思っています。毎日何度もパソコンを開くことが習慣化していたこともあってでしょうが、介護、雑事の合間合間に、パソコンを開いてはニュースを見たり、折々に気になったことをホームページで検索したり、自分のブログを読み返したり・・・新たなことに接し、忘れていたことを思いだし・・こんなことの繰り返しがふさぎ込みそうな気分を晴らしてくれていたようです。
自分の殻に閉じこもることなく、新たな知見を得ることが良い刺激となって、背筋をのばしてくれた様に思っています。誠に有難いことです。
携帯電話でも、スマホでも、タブレットでも、同じことを期待できるのかもしれません。
携帯は持っていますが、時々外出時の連絡用にしか使わず、持っていることも忘れています。スマホやタブレットとかは持っていませんので、見当違いのことを言うかもしれませんが、小さな画面では得られない効果がパソコンにはあると思います。
パソコンのように、いろいろな別の情報をきょろきょろしながら沢山の情報を目にするところに、パソコンだからこその良さがあるのだろうと思います。
最近のパソコンは高齢者が普通に使うのとは無縁の機能に満ち溢れているようです。
余計なものを省いた、安価なものも多く店頭にあるのだそうです。
「今更!」などと言わずに、入手してすぐに使いこなすことは無理でしょうが、兎に角持って、もたもたしながらでも毎日何かをしていると、いつの間にか、かけがえのないパートナーになっていることでしょう。
「高齢者はパソコンを!」
自分の体験から、こう思っています。
「人気ブログランキング」に参加しています。宜しければ右欄トップ「BLOG RANKING」マークのクリックをお願い致します)
⇒⇒
(お礼と報告)
クリック頂き有難う御座います。お陰様で(本日現在)下記のランキングを得ています。今後とも宜しくお願い致します。
・参加カテゴリーランキング”医療と健康” 848/4638人中
”医療と健康(全般)” 19位/234人中
・総合ランキング 17,692位/1,102,517人中
バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの(1)〜(8)をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。
1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)