2014年10月31日
A412・「がん検診無用論」を調べています(8)
(前回迄の目次)
1、がん検診とがんの早期発見・早期治療について
2、がん検診のデメリットについて
3、がん検診結果に基づく治療法について
4、「がん」とは?
5、高齢者の「病気との共生」について
(今回)
5、高齢者の「病気との共生」について(続き)
参照した文献からは衝撃的な言葉、出来事が次々に出てきました。それらを再度読み返してみます。「がん検診無用論」を調べています(1)〜(7)」のダイジェストです。
(1) 定期健診で死亡率は変わらない (文献B)
・18万人の患者を対象にして定期検診の有用性を調べた臨床研究(2012年、Krogsboll LT)で、定期検診を受信した者と定期検診を受けなかった者とは、ガン死亡率に全く差がなかった。
・デンマークの1997〜2006年の研究では、マンモグラフィー検診には乳ガンの死亡率を下げる効果は無いと報告されている。
カナダの予防医学委員会でも40歳代のマンモグラフィー検診は必要なしと報告している。
(2) 定期検診で死亡率が高まる (文献A)
・20年以上前にチェコスロバキアで行われた肺ガン検診の追跡調査結果によると、
検診を定期的に受けていたグループは、受けなかったグループより肺ガンの死亡率が圧倒的に高く、それ以外の病気による死亡率も明らかに高かった。
その後、欧米各国でより精密な追跡調査が行われ、その多くが同様の結果だった。
・胃がん検診をやっているのは、世界中で日本だけ。
日本は、大規模な追跡調査をやらない国なので、胃がん検診が有効だということを実証する証拠は一切ない。にもかかわらず国が推奨しているのは何故か?
(3) 検査よりも予防 (文献A)
・ガンは8割方予防できると考えられる。遺伝によって起こるがんは全体の5%ほどだけ。
多くの発ガン原因は検診の放射線被ばく、たばこ、塩分の取りすぎ、野菜や果物不足など。
野菜は生での摂取が望ましく、ジュースやサプリでは、ガンを抑制する抗酸化物質が分解されてしまうことが多い。
人間の身体は、余計な手を加えずとも、自然に沿った生活をすることで健康が保たれるようにできている。
検診大国・日本で健康に生きていくために、過剰検査・過剰医療の恐ろしさをよく理解することが大事だ。
(4)ガン検診のデメリット「有害な放射線被ばく受ける」 (文献A)
・ガン検診でのエックス線検査で受診者の死亡率が高まる。
国や専門家たちは、「エックス線検査には放射線被曝のデメリットよりも、ガンの早期発見というメリットの方が大きい。だから害は無視できる」と主張している。
しかし、これには科学的根拠がなく、放射線を浴びても、それを上回るメリットがあるということを科学的に証明した論文は1本もない。
イギリスの研究チームが医療用X線検査で起こったと考えられるガンを調べたデータがあり、「日本人のすべてのガンのうち、3.2~4.4%はX線検査が原因だ」と結論づけているが、
このレポートは、日本では話題にされないで来た。
・(文献A、C)
肺ガン検診で発がんした最大理由はレントゲン検査時のX線被ばくだ
胃ガン集団検診での被ばく量は肺ガン検診の6倍。バリウム検査のX線被ばくは100~
300倍。大腸ガンのバリウム検診は、そのまた3倍…!。
・(文献A)
胸部X線検査よりも被曝量が数十倍から百数十倍もある。CTが原因でガンが発症するというデータが年々増えている。
アメリカには、CTを繰り返し受けると、がんが10数%増えるというデータがある。
ところが、日本では全く公にされていない。
日本のCTの普及率は、2位以下を3倍も引き離し、ダントツの世界一だ。
(5)がん検診の「要精密検査」「告知」などの恐怖が発がんを促進する
・(文献C)
がんを防ぐのは免疫細胞の一種NK(ナチュラルキラー)細胞などだが、精神力(気力)が落ち込むと比例して減少する。
検診はがんを防ぐどころか不安ストレスを煽り、がん激増に一役買っている。
最近のがん検診は「がんを細胞レベルで発見する」というが、
近年の研究で赤ちゃんから老人まで、だれでも毎日平均5000個のガン細胞が生まれていることが判っていて、それでも健康なのはNK細胞などのおかげといえる。
細胞レベルの「がん検診」をするなら、がん細胞が見つかるのもあたりまえ。
健康な人に“がん患者”のレッテルを貼ることになる。
(6)「ガン細胞が見つかった!即手術」は人とガンの共存を乱し、悪性化する
・老衰で大往生したお年寄りの8割にガンがあった!
・「早期胃ガンが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
ガンが身体のどこかに潜んでいる人は非常に多い。
ところが、現代のガン検診は、
これら平和共存しているおとなしいがんも、人相が悪いとすべて“悪性”のレッテルを貼って、抗がん剤、放射線で総攻撃する。
当然がん細胞は反抗がん剤遺伝子(ADG:アンチ・ドラッグ・ジーンズ)を変化させて兇暴化する。寝た子を起こすとは、まさにこのこと…。
「がん検診」の結果「がん細胞が見つかった!即手術」の病院は避けた方が良い
(7)がんの3大療法(手術、抗がん剤療法、放射線療法)は患者の命を縮める
・(文献C、D)
米国ではがん“三大療法”を否定した。
アメリカでは、1990年、代替療法に比べてがん“三大療法”は無力どころか危険でがんを増やし、患者の命を奪っていると断罪している。(OTAリポート)
・OTAは、抗がん剤等の“有効性”を完全否定した。
この衝撃事実に対して、厚労省やがん学界は嵌口令を敷いて、いっさい秘密とした。
・(文献D)
米議会の調査専門部門である「アメリカ議会技術評価局(Office of Technology Assessment)」(略称;OTA)が1990年にリポートを発表し、それを受けてアメリカ政府は「代替療法にくらべて、抗がん剤、放射線、手術のがん“3大療法”は無効かつ危険」との裁定を下し、がん治療には代替療法を選択する道を推奨した。
・アメリカ政府が、現代医学のがん治療の無効性、危険性を公式に認めた。
これほどのビッグニュースを世界のメディアは黙殺した。日本のマスコミも一字すら伝えることはなかった。
だが、OTAリポートの登場以来、欧米のがん治療分野では流れが変わって自然療法、代替療法に向いてきたのだ。
それは、食事療法、心理療法、ヨーガ、瞑想……など、古来からの伝統治療である。
アメリカではOTAリポート以来、大きな奇跡が起こっている。毎年がん死者が、数千人単位で減り続けているのだ。猛毒の抗がん剤や有害な放射線治療を拒否する患者が増えたからだ。それは理の当然の現象だ。
このように1990年代から、海外では代替治療法が主流になっている。しかし、日本だけはあいもかわらず、3大療法(外科療法・科学療法・放射線療法)一辺倒だ。
日本のがん治療は欧米に20年遅れている。
日本での殺人療法は、医療現場で戦慄の地獄図を生み出している。「がんで死亡した」とされた患者の多くは、手術、抗ガン剤、放射線による重大副作用で“虐殺”されているのだ。
行政なり推進母体は、
現行の健康診断、人間ドッグをどの様な根拠で行なっており、
長年続けてきた実績をもとに、どう評価しているのか、
無効・有害論が妥当でないのならば、それらを論破して、国民の無用な困惑混乱を取り除いてほしい。
これを求める声が日本でも高まることを期待します。
(8)治療しない方がいい「がん」
・(文献A)
動物実験でも、人間の場合でも、生涯大きくならないがんが相当数あることが世界的な研究で分かってきた。
こういうがんは下手にいじらない方がいい。
・(文献C)
老衰で大往生したお年寄りの8割にがんがあった!
「早期胃がんが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
これらは医者の常識で、他のがんもおなじといえる。
だから「がん細胞が見つかった!即手術」と短絡する必然性はない
(9)手術をしない方が良いケース
・(文献A)
動物実験でも、人間の場合でも、生涯大きくならないがんが相当数あることが世界的な研究で分かってきた。こういうがんは下手にいじらない方がいい。
もしタチの悪いがんなら早い時期に全身に転移する。検診で微細ながんを見つけ出し、激しい治療を施される不利益の方が、放置しておくよりもむしろ大きいともいえる。
(10)抗がん剤でがんを治せないのは周知の事実
(文献D)
厚生労働省専門技官Kの話です。
「抗がん剤ががんを治せないのは周知の事実です」
「抗がん剤は大変な発がん物質です」
「抗ガン剤を投与すると、10人に1人くらいに腫瘍縮小がみられるんです」
「それを“効いた”と判断して医薬品(抗がん剤)認可するのです」
「観察期間は投与後わずか4週間以内です」
(投与後数週間するとリバウンドして腫瘍がふたたび大きくなるから観察期間を「4週間以内」にしたのだろう、という記述があります。(”多剤投与で死亡率は7倍〜10倍に跳ね上がる”の項ご参照)
(11)多剤投与で死亡率は7倍〜10倍に跳ね上がる
1988年、NCI(米国立がん研究所)は
「抗がん剤は強力な発がん物質である」、
「投与すると、患者に新たながんを多発させる“増がん剤”だ、と発表した
この衝撃論文も、やはり世界のメディアは黙殺し、日本ではがん学会も無視した。
(12)抗がん剤で殺された
抗がん剤で一部の患者に縮小がみられても、その後、ほぼ確実に再発、凶暴化して、患者を死に至らしめる。こうなると、患者は「がんで死んだ」というより、「抗がん剤で殺された」といえる。
(13) 放射線は抗癌剤よりも多くの免疫細胞を殺す(文献D)
(14)がんを治す方法は一にも二にも、NK細胞を増やす。これにつきる
「笑うこと」
「食事を改めること」
「体を温めること」。
これらはいずれもNK細胞を増強する。とくに笑いの効用は素晴らしい。吉本新喜劇をがん患者に見せて笑わせたら、3時間でNK細胞が最大6倍も増えた。侮るなかれ、「笑い」こそはきわめて有効ながん退治薬なのだ!
Q;がんの治療法は?
A;手術、抗がん剤療法、放射線療法
ほとんどの人は知識としては持っているでしょうが、
しかし、自分が「がん」と診断されたら、どう思い悩むでしょうか?
「手術は出来るだけ避けたい」「転移する前に禍根を取り除いた方が良い」・・このYES〜NOを繰り返し自問自答して、結局は医師の勧めに従って「手術」を選ぶケースが多いようです。
「抗がん剤」、「放射線」はいずれも副作用を意識はするでしょうが、
「主治医が処方するのだから有効なのだろう!」と思い、言われるままに治療を受けることになるのではないでしょうか。
日本人の医師への信頼感はとても高く、それが幸いすることもあるでしょうが、今、参照している幾つかの文献は、がん治療では「医師の言うなりになるのは危ない!」と警鐘を鳴らしています。
これらの警鐘が根拠のない暴論であったり、医学的に誤ったものならば、患者を惑わす有害な行為として、行政とか専門の医学団体はその非を咎め、追い詰める動きがあってしかるべきですが、それがさっぱり伝わってきません。十分に調べとは言えませんが、今のところ見いだせないでいます。
参考にした文献
文献A;「長生きしたければがん検診は受けるな」(岡田正彦・新潟大学医学部教授)
http;//gendai.1smedia.jp/articles/-/31785
文献B;「がん検診で死亡率は低下しない」 医学博士國香 清
『医学博士の健康ブログ』2013年10月10日
http://meirusenju.jp/kunika/181/
文献C;「 ガン検診、受けた人ほどガンになり、早死にする!」(時空研ブログ)
http://d.hanena.ne.jp/murakoujin/20110429/1304011836
文献D;わが身に危険が迫っても これだけは伝えたい 日本の真相!
船瀬俊介・著 成甲書房 2013年刊
文献E;もしも近藤センセイから「」ガンの放置治療」を進められたら
メディカル・インサイトの社長日記<Part.2>鈴木英介
文献F;近藤誠さんの「ガン法治療法」でいいのか?
大津秀一(緩和医療医、YomiDr 2013年12月19日読売新聞)
文献G;早期胃がんを3年放置してもほとんど変化しない」は常識以前
近藤誠著「僕がすすめるガン治療」文芸春秋より
文献H;ガン予防(1)
『医学博士の健康ブログ』2014年10月01日
http://meirusenju.jp/kunika/501/
文献I;管理コメント
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1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
1、がん検診とがんの早期発見・早期治療について
2、がん検診のデメリットについて
3、がん検診結果に基づく治療法について
4、「がん」とは?
5、高齢者の「病気との共生」について
(今回)
5、高齢者の「病気との共生」について(続き)
参照した文献からは衝撃的な言葉、出来事が次々に出てきました。それらを再度読み返してみます。「がん検診無用論」を調べています(1)〜(7)」のダイジェストです。
(1) 定期健診で死亡率は変わらない (文献B)
・18万人の患者を対象にして定期検診の有用性を調べた臨床研究(2012年、Krogsboll LT)で、定期検診を受信した者と定期検診を受けなかった者とは、ガン死亡率に全く差がなかった。
・デンマークの1997〜2006年の研究では、マンモグラフィー検診には乳ガンの死亡率を下げる効果は無いと報告されている。
カナダの予防医学委員会でも40歳代のマンモグラフィー検診は必要なしと報告している。
(2) 定期検診で死亡率が高まる (文献A)
・20年以上前にチェコスロバキアで行われた肺ガン検診の追跡調査結果によると、
検診を定期的に受けていたグループは、受けなかったグループより肺ガンの死亡率が圧倒的に高く、それ以外の病気による死亡率も明らかに高かった。
その後、欧米各国でより精密な追跡調査が行われ、その多くが同様の結果だった。
・胃がん検診をやっているのは、世界中で日本だけ。
日本は、大規模な追跡調査をやらない国なので、胃がん検診が有効だということを実証する証拠は一切ない。にもかかわらず国が推奨しているのは何故か?
(3) 検査よりも予防 (文献A)
・ガンは8割方予防できると考えられる。遺伝によって起こるがんは全体の5%ほどだけ。
多くの発ガン原因は検診の放射線被ばく、たばこ、塩分の取りすぎ、野菜や果物不足など。
野菜は生での摂取が望ましく、ジュースやサプリでは、ガンを抑制する抗酸化物質が分解されてしまうことが多い。
人間の身体は、余計な手を加えずとも、自然に沿った生活をすることで健康が保たれるようにできている。
検診大国・日本で健康に生きていくために、過剰検査・過剰医療の恐ろしさをよく理解することが大事だ。
(4)ガン検診のデメリット「有害な放射線被ばく受ける」 (文献A)
・ガン検診でのエックス線検査で受診者の死亡率が高まる。
国や専門家たちは、「エックス線検査には放射線被曝のデメリットよりも、ガンの早期発見というメリットの方が大きい。だから害は無視できる」と主張している。
しかし、これには科学的根拠がなく、放射線を浴びても、それを上回るメリットがあるということを科学的に証明した論文は1本もない。
イギリスの研究チームが医療用X線検査で起こったと考えられるガンを調べたデータがあり、「日本人のすべてのガンのうち、3.2~4.4%はX線検査が原因だ」と結論づけているが、
このレポートは、日本では話題にされないで来た。
・(文献A、C)
肺ガン検診で発がんした最大理由はレントゲン検査時のX線被ばくだ
胃ガン集団検診での被ばく量は肺ガン検診の6倍。バリウム検査のX線被ばくは100~
300倍。大腸ガンのバリウム検診は、そのまた3倍…!。
・(文献A)
胸部X線検査よりも被曝量が数十倍から百数十倍もある。CTが原因でガンが発症するというデータが年々増えている。
アメリカには、CTを繰り返し受けると、がんが10数%増えるというデータがある。
ところが、日本では全く公にされていない。
日本のCTの普及率は、2位以下を3倍も引き離し、ダントツの世界一だ。
(5)がん検診の「要精密検査」「告知」などの恐怖が発がんを促進する
・(文献C)
がんを防ぐのは免疫細胞の一種NK(ナチュラルキラー)細胞などだが、精神力(気力)が落ち込むと比例して減少する。
検診はがんを防ぐどころか不安ストレスを煽り、がん激増に一役買っている。
最近のがん検診は「がんを細胞レベルで発見する」というが、
近年の研究で赤ちゃんから老人まで、だれでも毎日平均5000個のガン細胞が生まれていることが判っていて、それでも健康なのはNK細胞などのおかげといえる。
細胞レベルの「がん検診」をするなら、がん細胞が見つかるのもあたりまえ。
健康な人に“がん患者”のレッテルを貼ることになる。
(6)「ガン細胞が見つかった!即手術」は人とガンの共存を乱し、悪性化する
・老衰で大往生したお年寄りの8割にガンがあった!
・「早期胃ガンが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
ガンが身体のどこかに潜んでいる人は非常に多い。
ところが、現代のガン検診は、
これら平和共存しているおとなしいがんも、人相が悪いとすべて“悪性”のレッテルを貼って、抗がん剤、放射線で総攻撃する。
当然がん細胞は反抗がん剤遺伝子(ADG:アンチ・ドラッグ・ジーンズ)を変化させて兇暴化する。寝た子を起こすとは、まさにこのこと…。
「がん検診」の結果「がん細胞が見つかった!即手術」の病院は避けた方が良い
(7)がんの3大療法(手術、抗がん剤療法、放射線療法)は患者の命を縮める
・(文献C、D)
米国ではがん“三大療法”を否定した。
アメリカでは、1990年、代替療法に比べてがん“三大療法”は無力どころか危険でがんを増やし、患者の命を奪っていると断罪している。(OTAリポート)
・OTAは、抗がん剤等の“有効性”を完全否定した。
この衝撃事実に対して、厚労省やがん学界は嵌口令を敷いて、いっさい秘密とした。
・(文献D)
米議会の調査専門部門である「アメリカ議会技術評価局(Office of Technology Assessment)」(略称;OTA)が1990年にリポートを発表し、それを受けてアメリカ政府は「代替療法にくらべて、抗がん剤、放射線、手術のがん“3大療法”は無効かつ危険」との裁定を下し、がん治療には代替療法を選択する道を推奨した。
・アメリカ政府が、現代医学のがん治療の無効性、危険性を公式に認めた。
これほどのビッグニュースを世界のメディアは黙殺した。日本のマスコミも一字すら伝えることはなかった。
だが、OTAリポートの登場以来、欧米のがん治療分野では流れが変わって自然療法、代替療法に向いてきたのだ。
それは、食事療法、心理療法、ヨーガ、瞑想……など、古来からの伝統治療である。
アメリカではOTAリポート以来、大きな奇跡が起こっている。毎年がん死者が、数千人単位で減り続けているのだ。猛毒の抗がん剤や有害な放射線治療を拒否する患者が増えたからだ。それは理の当然の現象だ。
このように1990年代から、海外では代替治療法が主流になっている。しかし、日本だけはあいもかわらず、3大療法(外科療法・科学療法・放射線療法)一辺倒だ。
日本のがん治療は欧米に20年遅れている。
日本での殺人療法は、医療現場で戦慄の地獄図を生み出している。「がんで死亡した」とされた患者の多くは、手術、抗ガン剤、放射線による重大副作用で“虐殺”されているのだ。
行政なり推進母体は、
現行の健康診断、人間ドッグをどの様な根拠で行なっており、
長年続けてきた実績をもとに、どう評価しているのか、
無効・有害論が妥当でないのならば、それらを論破して、国民の無用な困惑混乱を取り除いてほしい。
これを求める声が日本でも高まることを期待します。
(8)治療しない方がいい「がん」
・(文献A)
動物実験でも、人間の場合でも、生涯大きくならないがんが相当数あることが世界的な研究で分かってきた。
こういうがんは下手にいじらない方がいい。
・(文献C)
老衰で大往生したお年寄りの8割にがんがあった!
「早期胃がんが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
これらは医者の常識で、他のがんもおなじといえる。
だから「がん細胞が見つかった!即手術」と短絡する必然性はない
(9)手術をしない方が良いケース
・(文献A)
動物実験でも、人間の場合でも、生涯大きくならないがんが相当数あることが世界的な研究で分かってきた。こういうがんは下手にいじらない方がいい。
もしタチの悪いがんなら早い時期に全身に転移する。検診で微細ながんを見つけ出し、激しい治療を施される不利益の方が、放置しておくよりもむしろ大きいともいえる。
(10)抗がん剤でがんを治せないのは周知の事実
(文献D)
厚生労働省専門技官Kの話です。
「抗がん剤ががんを治せないのは周知の事実です」
「抗がん剤は大変な発がん物質です」
「抗ガン剤を投与すると、10人に1人くらいに腫瘍縮小がみられるんです」
「それを“効いた”と判断して医薬品(抗がん剤)認可するのです」
「観察期間は投与後わずか4週間以内です」
(投与後数週間するとリバウンドして腫瘍がふたたび大きくなるから観察期間を「4週間以内」にしたのだろう、という記述があります。(”多剤投与で死亡率は7倍〜10倍に跳ね上がる”の項ご参照)
(11)多剤投与で死亡率は7倍〜10倍に跳ね上がる
1988年、NCI(米国立がん研究所)は
「抗がん剤は強力な発がん物質である」、
「投与すると、患者に新たながんを多発させる“増がん剤”だ、と発表した
この衝撃論文も、やはり世界のメディアは黙殺し、日本ではがん学会も無視した。
(12)抗がん剤で殺された
抗がん剤で一部の患者に縮小がみられても、その後、ほぼ確実に再発、凶暴化して、患者を死に至らしめる。こうなると、患者は「がんで死んだ」というより、「抗がん剤で殺された」といえる。
(13) 放射線は抗癌剤よりも多くの免疫細胞を殺す(文献D)
(14)がんを治す方法は一にも二にも、NK細胞を増やす。これにつきる
「笑うこと」
「食事を改めること」
「体を温めること」。
これらはいずれもNK細胞を増強する。とくに笑いの効用は素晴らしい。吉本新喜劇をがん患者に見せて笑わせたら、3時間でNK細胞が最大6倍も増えた。侮るなかれ、「笑い」こそはきわめて有効ながん退治薬なのだ!
Q;がんの治療法は?
A;手術、抗がん剤療法、放射線療法
ほとんどの人は知識としては持っているでしょうが、
しかし、自分が「がん」と診断されたら、どう思い悩むでしょうか?
「手術は出来るだけ避けたい」「転移する前に禍根を取り除いた方が良い」・・このYES〜NOを繰り返し自問自答して、結局は医師の勧めに従って「手術」を選ぶケースが多いようです。
「抗がん剤」、「放射線」はいずれも副作用を意識はするでしょうが、
「主治医が処方するのだから有効なのだろう!」と思い、言われるままに治療を受けることになるのではないでしょうか。
日本人の医師への信頼感はとても高く、それが幸いすることもあるでしょうが、今、参照している幾つかの文献は、がん治療では「医師の言うなりになるのは危ない!」と警鐘を鳴らしています。
これらの警鐘が根拠のない暴論であったり、医学的に誤ったものならば、患者を惑わす有害な行為として、行政とか専門の医学団体はその非を咎め、追い詰める動きがあってしかるべきですが、それがさっぱり伝わってきません。十分に調べとは言えませんが、今のところ見いだせないでいます。
参考にした文献
文献A;「長生きしたければがん検診は受けるな」(岡田正彦・新潟大学医学部教授)
http;//gendai.1smedia.jp/articles/-/31785
文献B;「がん検診で死亡率は低下しない」 医学博士國香 清
『医学博士の健康ブログ』2013年10月10日
http://meirusenju.jp/kunika/181/
文献C;「 ガン検診、受けた人ほどガンになり、早死にする!」(時空研ブログ)
http://d.hanena.ne.jp/murakoujin/20110429/1304011836
文献D;わが身に危険が迫っても これだけは伝えたい 日本の真相!
船瀬俊介・著 成甲書房 2013年刊
文献E;もしも近藤センセイから「」ガンの放置治療」を進められたら
メディカル・インサイトの社長日記<Part.2>鈴木英介
文献F;近藤誠さんの「ガン法治療法」でいいのか?
大津秀一(緩和医療医、YomiDr 2013年12月19日読売新聞)
文献G;早期胃がんを3年放置してもほとんど変化しない」は常識以前
近藤誠著「僕がすすめるガン治療」文芸春秋より
文献H;ガン予防(1)
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