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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2014年10月07日
A408・「がん検診無用論」を調べています(4)
(前回迄の目次)
1、がん検診とがんの早期発見・早期治療について
1-1 定期検診で死亡率は変わらない (文献B)
1-2 定期検診で死亡率が高まる(文献A)
1-3胃がん検診、人間ドッグ、脳ドッグのマイナス効果(文献A)
1-4 検査よりも予防(文献A)
2、がん検診のデメリットについて
2-1 有害な放射線被ばく受ける(文献A,C)
2-2 CTは被ばくリスクが高い(文献A)
2-3 がん検診の「要精密検査」「告知」などの恐怖が発がんを促進する(文献C)
2-4「がん細胞が見つかった!即手術」は人とがんの共存を乱し、悪性化する
2-5 偽陽性

(今回)(文献引用は斜文字)

3、がん検診結果に基づく治療法について

3-1 いわゆる「がん三大療法(手術、抗がん剤療法、放射線療法)」について

(1)がんの三大療法とは

がんの告知を受けた患者に示される治療方法は、基本的に
「手術療法」
「化学(薬物)療法」
「放射線療法」
の3種類があり、これを三大療法と呼ばれている。との解説があります。
私は(多分、私たち日本人の多くは、と言って良いと思いますが)これに何の疑念もありませんでした。ところが、
「がんの3大療法(手術、抗がん剤療法、放射線療法)は患者の命を縮める」
と言われると、ぎょっとさせらます。

(文献C、D)
・米国ではガン“三大療法”を否定した。
アメリカでは、1990年、代替療法に比べてガン“三大療法”は無力どころか危険でガンを増やし、患者の命を奪っていると断罪している。(OTAリポート)

OTAは、抗ガン剤等の“有効性”を完全否定した。
この衝撃事実に対して、厚労省やガン学界は嵌口令を敷いて、いっさい秘密とした。


(文献D)
米議会の調査専門部門である「アメリカ議会技術評価局(Office of Technology Assessment)」(略称;OTA)が1990年にリポートを発表し、それを受けてアメリカ政府は「代替療法にくらべて、抗がん剤、放射線、手術のがん“3大療法”は無効かつ危険」との裁定を下した。
そして、がん治療には代替療法を選択する道を推奨したのだ。1971年に当時のニクソン政権が「がん撲滅への宣戦布告」を行なってから20年、国家によるがん戦争敗北宣言でもあった。

アメリカ政府が、現代医学のがん治療の無効性、危険性を公式に認めたのだ。
これほどのビッグニュースはない。新聞の一面トップで報道するにふさわしい。
だが、しかし、やはり世界のメディアは黙殺した。日本のマスコミも一字すら伝えることはなかった。

現代は高度情報化社会だというが、まったくの虚妄である。巨大利権にかかわる情報はこのように完全に封殺されて、世界の市民に届くことは絶対にない。

だが、OTAリポートの登場以来、欧米のがん治療分野では流れが変わってきた。治療のトレンドが、自然療法、代替療法に向いてきたのだ。

とりわけインテリ層を中心に、がん患者が代替療法を選択しはじめた。それは、食事療法、心理療法、ヨーガ、瞑想、手当て……など、古来からの伝統治療である。

アメリカではOTAリポート以来、大きな奇跡が起こっている。毎年がん死者が、数千人単位で減り続けているのだ。猛毒の抗がん剤や有害な放射線治療を拒否する患者が増えたからだ。それは理の当然の現象だ。

このように1990年代から、海外では代替治療法が主流になっている。しかし、日本だけはあいもかわらず、3大療法(外科療法・科学療法・放射線療法)一辺倒だ。
日本のがん治療は欧米に20年遅れている。
日本での殺人療法は、医療現場で戦慄の地獄図を生み出している。「がんで死亡した」とされた患者の多くは、手術、抗ガン剤、放射線による重大副作用で“虐殺”されているのだ。


検診そのものが発がんリスクを高めるとか、偽陽性(何でもないのにがんと判定する)の多い検査法があるとかが指摘される一方で、検診結果に基づく医療、即ち所謂がん三大療法(手術、抗がん剤療法、放射線療法)は無効かつ危険!
というもので、(部分的な表現には過激に過ぎる点だは違和感がありますが)それぞれ説得力がありそうです。

行政なり推進母体は、現行の健康診断、人間ドッグはどの様な根拠で行なっており、長年続けてきた実績をもとに、どう評価しているのか、無効・有害論が妥当出ないことを示して、国民の無用な困惑混乱を取り除いてほしいと願います。

(2)治療しない方がいいがん

(文献A)
動物実験でも、人間の場合でも、生涯大きくならないがんが相当数あることが世界的な研究で分かってきた。
こういうがんは下手にいじらない方がいい。

前立腺がんに関するデータが参考になる。
死亡後、解剖によって初めて見つかる前立腺がんは非常に多いが、がんを抱えたまま天寿を全うしたことになる。

もし前立腺がんの有無を調べるPSA検査を受けていたら、必ず手術になっていただろう。その場合、果たして天寿を全うできたかどうか?
治療の弊害で早く亡くなっていたかもしれない。
同じことが他のがんについて言える。


(文献B)
前立腺がんの累積発生率と死亡率は、どちらも検診を受けたグループで僅かに高いという逆の結果だった。即ち、定期的にPSAを測定しても、前立腺がんを早期に発見して死亡率を下げることには寄与しない。

(文献C)
老衰で大往生したお年寄りの8割にがんがあった!
「早期胃がんが6〜7年変化しないことは専門家の常識」となっている。
これらは医者の常識で、他のがんもおなじといえる。
だから「がん細胞が見つかった!即手術」と短絡する必然性はない


3-2 手術

(文献A)
動物実験でも、人間の場合でも、生涯大きくならないがんが相当数あることが世界的な研究で分かってきた。
こういうがんは下手にいじらない方がいい。

もしタチの悪いがんなら早い時期に全身に転移する。検診で微細ながんを見つけ出し、激しい治療を施される不利益の方が、放置しておくよりもむしろ大きいともいえる。
これ一つをとっても、がん検診の有効性には大きな疑問符がつく。


(文献B)
前立腺がんと診断されても、
PAS値が4 ng/ml 以下の場合、半数以上は悪性度の低く、経過観察で良い症例だが
約半数の患者はこの段階で切除術が行われ、過剰と考えられる治療がなされている。

アメリカの予防サービスタスクフォースの勧告では、
PSAのスクリーニングテストで発見された症例のうち90%の患者は手術などの治療を受け、
前立腺がんによる死亡を回避できるのは0,1%
手術による合併症で死亡するのは0,3%、
1%以上の患者は尿失禁などの後遺症で苦しんでいるのが現状という。

この数字を見ると、過剰な検査と治療の有害性が、スクリーニング検査の有用性を上回っている。

(続く)

次回予定
3-3 抗がん剤療法
  抗がんガン剤でがんを治せないのは周知の事実
3-4 放射線療法
  放射線療法抗ガン剤よりも多くの免疫細胞を殺す

参照した文献
文献A;「長生きしたければがん検診は受けるな」(岡田正彦・新潟大学医学部教授)
http;//gendai.1smedia.jp/articles/-/31785
文献B;「がん検診で死亡率は低下しない」 医学博士國香 清
『医学博士の健康ブログ』2013年10月10日
http://meirusenju.jp/kunika/181/
文献C;「 ガン検診、受けた人ほどガンになり、早死にする!」(時空研ブログ)
http://d.hanena.ne.jp/murakoujin/20110429/1304011836
文献D;わが身に危険が迫っても これだけは伝えたい 日本の真相!
船瀬俊介・著  成甲書房  2013年刊

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