2016年03月08日
中学受験用作文指導
中学受験用作文指導
中学受験では勉強しないとできない問題、単純に知識の詰め込みでは対応できない、機転を利かせるまたは空気を読む問題がよく出題される。
その様なテストの一つとして、作文があります。明確な正解はなくて、どの様に書いたらいいか。明確で具体的なポイントを掴みにくくて、それをどう教えるか、なかなか思い付かない。
そこで、いろいろと調べてみました。小学生に伝えるのに良さそうなものを拾ってみました。
(作文のかたちを考えて、作文をかきましょう)
@ 二部構成
1) 意見を求められている事柄について、自分の意見をはっきり示す。
2) 1)で書いた自分の意見について、なぜそう思うのかという理由や具体例をくわしく説明する。
・・・200文字以内の長文記述に適している。
A 三部構成 (はじめ、なか、おわり)
1) 意見を求められている事柄について、自分の意見をはっきり示す。
2) 1)で書いた自分の意見について、なぜそう思うのかという理由や具体例をくわしく説明する。
3) 文章のまとめや気持ちなどを書く。
B 四部構成 (ホップ、ステップ、ジャンプ、着地)
1) 意見を求められている事柄について、状況説明、一般論、とか意見など、
2) 反対の意見を示しつつ、・・・・
3) 掘り下げる
4) もう一度全体を整理して、まとめる。
・・・300文字以上の長文記述に適している。
(作文を書く6つの手順)
@ 材料を集める
A 材料を選ぶ
B 材料をふくらませる
1) 具体的に思い出す。 ・・・ いつ、どこで、だれが、
2) 気持ちをくわしく思い出す。 ・・・ 行動や様子をいっしょに、たとえをつかったり、
C 構成メモを作る
たとえば、
1) はじめ ・・・ これから書くことを簡単に説明したり、意見を書いたり、
2) なか ・・・ 具体的なできごとや気持ち、自分の意見の根拠など、
3) おわり ・・・ 文章のまとめ、通して考えたことや学んだことを書いたり、再度主張したり、
D 作文をかく
構成メモをもとに作文を書いていく。
E 作文を見直す
字のまちがいはないか
原稿用紙の使い方は正しいか
句読点を打つ位置は適切か
主語と述語がきちんと対応しているか
長すぎる一文はないか
話のつながりがおかしなところはないか
実際に小学5年の子に構成を考えて書いてみましょうと言ってみました。構成メモの書き方や例をみせて、説明してみました。こどもの表情はどうも気が乗っていない様でした。そのまま書ける、といって、書き出しました。みてみると、やっぱり、構成を考えていないせいが、それぞれの段落で言いたいことがはっきり書けてはいません。しかし、それなりの速さでそれなりの作文にはなっています。少なくても、私が小学生の時と比べるとよく書けている様に思いました。小学生では細かいことは気にせずに、まず書くことそのものが大切と思いつつ、褒めながらちょっと指摘して、すすめてみました。
中学受験では勉強しないとできない問題、単純に知識の詰め込みでは対応できない、機転を利かせるまたは空気を読む問題がよく出題される。
その様なテストの一つとして、作文があります。明確な正解はなくて、どの様に書いたらいいか。明確で具体的なポイントを掴みにくくて、それをどう教えるか、なかなか思い付かない。
そこで、いろいろと調べてみました。小学生に伝えるのに良さそうなものを拾ってみました。
(作文のかたちを考えて、作文をかきましょう)
@ 二部構成
1) 意見を求められている事柄について、自分の意見をはっきり示す。
2) 1)で書いた自分の意見について、なぜそう思うのかという理由や具体例をくわしく説明する。
・・・200文字以内の長文記述に適している。
A 三部構成 (はじめ、なか、おわり)
1) 意見を求められている事柄について、自分の意見をはっきり示す。
2) 1)で書いた自分の意見について、なぜそう思うのかという理由や具体例をくわしく説明する。
3) 文章のまとめや気持ちなどを書く。
B 四部構成 (ホップ、ステップ、ジャンプ、着地)
1) 意見を求められている事柄について、状況説明、一般論、とか意見など、
2) 反対の意見を示しつつ、・・・・
3) 掘り下げる
4) もう一度全体を整理して、まとめる。
・・・300文字以上の長文記述に適している。
(作文を書く6つの手順)
@ 材料を集める
A 材料を選ぶ
B 材料をふくらませる
1) 具体的に思い出す。 ・・・ いつ、どこで、だれが、
2) 気持ちをくわしく思い出す。 ・・・ 行動や様子をいっしょに、たとえをつかったり、
C 構成メモを作る
たとえば、
1) はじめ ・・・ これから書くことを簡単に説明したり、意見を書いたり、
2) なか ・・・ 具体的なできごとや気持ち、自分の意見の根拠など、
3) おわり ・・・ 文章のまとめ、通して考えたことや学んだことを書いたり、再度主張したり、
D 作文をかく
構成メモをもとに作文を書いていく。
E 作文を見直す
字のまちがいはないか
原稿用紙の使い方は正しいか
句読点を打つ位置は適切か
主語と述語がきちんと対応しているか
長すぎる一文はないか
話のつながりがおかしなところはないか
実際に小学5年の子に構成を考えて書いてみましょうと言ってみました。構成メモの書き方や例をみせて、説明してみました。こどもの表情はどうも気が乗っていない様でした。そのまま書ける、といって、書き出しました。みてみると、やっぱり、構成を考えていないせいが、それぞれの段落で言いたいことがはっきり書けてはいません。しかし、それなりの速さでそれなりの作文にはなっています。少なくても、私が小学生の時と比べるとよく書けている様に思いました。小学生では細かいことは気にせずに、まず書くことそのものが大切と思いつつ、褒めながらちょっと指摘して、すすめてみました。
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