2008年10月20日
原巨人CSキーマン大暴れ 坂本だ亀井だ!
![](http://joker.rgr.jp/g/200810/20-1.jpg)
竜虎が第2ステージ進出へ必死の攻防を繰り広げる一方、リーグ王者は宮崎で日本シリーズ進出への足場を固めていた。
オレたちがやるぜ。二回一死満塁。坂本が左中間へ2点二塁打を放った。
「ボクは(打順が)7番でも8番でも、どんな状況でもつなぐ意識でやっていくだけ。うまくスライダーについていくことができました」。涼しい顔で振り返った19歳。クライマックスシリーズは初体験だが、プレッシャーを感じさせない。
攻守の要の阿部が10日のヤクルト戦(神宮)で右肩を負傷した。リハビリを続けているがCSでの復帰は絶望的な状況。その大きな穴を埋めることがCS第2ステージを勝ち抜く条件のひとつだ。
そこへ坂本がドサッと穴埋め。伊原ヘッドコーチも「(坂本は)心配していない。今年、十分な経験してきたからね」と順調な調整に目を細めた。さらに…。穴埋めは1人より2人の方がいい。阿部の大学(中大)の後輩でもある亀井も続いた。
小笠原、ラミレス、李承ヨプ(イ・スンヨプ)と主力が名を連ねた打線の中、「7番・右翼」で先発出場。三回に右前打、五回に中前打、七回に左犠飛と2安打1打点の活躍でアピールした。
亀井にとってCSは、屈辱を晴らす舞台でもある。中日に3連敗を喫した昨季は登録外。予備メンバーとして1軍練習に参加したが、試合はロッカールームのモニターで観戦していた。
「ボクはレギュラーじゃないから常に結果を残さなければいけない。今年は(出場する)チャンスをもらっているんだから、思い切ってプレーしたいです」
昨年の屈辱を経験していない坂本&経験できなかった亀井。今年は若い力で大舞台を勝ち抜く。
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