2008年08月16日
オランダ一蹴!星野ジャパン2勝目
![](/gianst/file/14/SkFQQU4tMzMyOTAyLXJldXRlcnNfdmlldyPv.jpg)
星野ジャパンの主砲が北京で目を覚ました。新井が2点三塁打を含む2安打。4番降格危機を吹き飛ばす快打で、試合の主導権を呼び込んだ。
「4打席ともいい感じでしたね。1、2戦と消極的だったんで積極的にいきました」
一回に森野の左前適時打で先制し、なお無死一、二塁。初球の外角直球を振り抜くと、打球は右中間を深々と破った。通算10打席目の初安打は2点三塁打。肩の力が抜け、五回二死一塁では左翼フェンス直撃の安打も放った。
初の五輪に「自信はありましたが、かなり焦っていました…。国を代表して戦う重圧を感じています」。13日のキューバ戦では一回一死二、三塁で見逃し三振。映像を見直して、明らかなボール球に憤慨した。
14日の台湾戦では受け身のまま追い込まれ、ボール球を振る悪循環。六回の三振の後、決勝打を放った稲葉にベンチから「ありがとうございます!」と叫んでいた。
「がむしゃらに、必死に」との自分のスタイルを思いだして出直した主砲に、星野監督は「きょうは新井じゃないかな。1本出たら、やっぱりね。いい当たりをしてきた」と及第点を与えた。
指揮官はキューバ戦の“幻の退場劇”で2000ドル(約22万円)の罰金を科された。中国が台湾に歴史的勝利を収め、優勝候補の米国はキューバに敗れ2敗目。何が起こるかわからない“荒れる北京”で、16日は韓国との大一番を迎える。1次リーグ突破を左右する一戦を前に4番はまなじりを決した。「とにかく、あしたの韓国戦が大事。重要な、厳しい試合になると思います」
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