2008年08月15日
ようやく日本の「形」=星野日本、つないで決勝点−野球〔五輪・野球〕
![](/gianst/file/13/bTcxMDc0OTTeJg.jpg)
台湾の先発、許文雄に3回までは無安打に抑えられていた。犠飛2本による2点だけだった初戦のキューバ戦を引きずるような重い雰囲気が漂いかけた。
しかし、5回に阿部の本塁打で追い付くと、6回にようやく日本らしい攻撃が出た。先頭の青木が安打で出て、3番打者の森野がしっかり送った。新井は三振に倒れたが、続く稲葉が初球を思い切りよく振り抜き、勝ち越しの適時打。アジア予選から「4番でもバントさせる」と田淵ヘッド兼打撃コーチが語っていたように、手堅い攻撃で貴重な1点を奪った。
9回には4四死球などもあり、中島、西岡の連続適時打など打者10人で一挙4点を奪った。台湾は昨年のアジア予選で中盤まで競り合ったとはいえ、10−2で快勝した相手。まだ初戦のキューバ戦を落としたショックらしきものもうかがえた1勝だが、6回に見せた攻撃が、本来の戦い方を思い出すきっかけになるか。
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