2018年10月06日
えほんコンクール応募の自作えほん!『おこりんぼう』落選作品ですが思い切って公開です(笑)
(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡〜 ええ〜〜〜っと〜〜〜〜古いお付き合いのある方は記憶の片隅に残ってる??かもですが、春先に文芸社さんの「えほん大賞」の別枠コンクールのお誘いが来まして・・・応募して・・・
まぁ当然のごとく落選しました(笑)
無料出版は1作品ですからね・・・( ̄▽ ̄;) ほほほ・・・ 当然ですがね(笑)
ちなみに後日、自費出版のお誘いがありました。もちろん・・・お断りさせて頂きましたΩ\ζ°)チーン
詳しいお話もお電話で聞きましたが、やはり150万円ほどはかかりそうでした・・・
その代わり条件はとても良かったと思いますよ!
そこら辺は長くなっちゃうので・・・詳しく知りたい方は連絡下さい。書類・・・どこかにしまってあるはずですので探します(;^_^A
さて早速ですが、絵本のタイトルは『おこりんぼう』です(o^―^o)ニコ
実はこれ実体験のお話で、おこりんぼで心の狭いチビ兄さんをどうしたら落ち着かせれるか、「我慢する、許す」という事をどう教えたら良いのか・・・悩んだ末に生み出した、みーさんの苦肉の策のお話です。
古くからの読者さんは・・・ご存知だと思います(笑)
『おこりんぼう』2018年3月みーさん作品
僕の名前は『おこりんぼう』ちょっと変な名前でしょ?
でも、僕はこの名前がとっても気に入ってるんだ。
だって僕には大事な役目があって、その役目を果たすために生まれたんだから・・・
この男の子はぼくの親友のハル君。
あ〜〜〜あ・・・また1人で下を向いて歩いているよ・・・今日も学校で嫌なことがあったのかな・・・
ハル君はちょっとだけ怒りんぼなんだよね。嫌なことがあると友達に怒鳴ったりにらんだりするんだ。
そんなハル君のことをママはいつも心配してるんだ。今日は大丈夫かな?元気に帰ってくるかな?って。
わわわ・・・やっぱりハル君が友達に怒りだしちゃったよぉ。
ハル君はね、本当はとっても優しくて、自分から話が出来ない臆病者なんだけど、ちょっと頑固で、ちょっと自分勝手で、ちょっと怒りんぼなんだ。
友達の仲間に入れなかったりバカにされたと思ってケンカしちゃうんだ。
毎日のように家に帰ってきてランドセルを投げ捨てるハル君に、ママは呆れて怒るんだ。
ママはいつもハル君に「怒ってる理由」を聞くんだよね。
でもハル君は理由をなかなか話さないし、時々話す理由も自分の事ばかり悪くないと言ってるんだよね。
これじゃぁハル君、本当に友達に嫌われちゃうよ・・・
だからママもハル君に怒るんだよ。本当に友達と仲良くして欲しいから・・・
そんな日がず〜っと続き、ママはどうしたらハル君の怒りんぼがなおるのか考えていたんだ。
そして1枚の布と針と糸を取り出し何かを作り始めた・・・
そうして出来上がったのが
じゃーん!名付けて『おこりんぼう』僕のことさ!
そう、僕はママがハル君のために作り出した特別なお守りなのさ。
「もし学校で嫌なことがあっても、上手に友達と話せなくても、怒りんぼになりそうなときは、ママだと思ってこの『おこりんぼう』をぎゅっと握るんだよ。『おこりんぼう』がママの代わりにハル君を守ってくれるからね。」
「これをぎゅっと握るとママは痛いの?僕の事がわかるの?」
「そうだよ。ハル君がぎゅっと握るとママは「痛いっ!」てなって、おこりんぼにならないように我慢してるんだな〜ってわかるんだよ。ママが一緒だと思えば寂しくないでしょ。」
「わかった!『おこりんぼう』はママなんだね。うん、寂しくない!」
こうしてママは毎日ハル君のズボンのポケットにそ〜〜〜っと僕を入れたんだ。
お友達に見つからないように、そ〜〜〜っとね。
僕の役目はハル君が学校に行って帰ってくるまで、ママの代わりに僕が守ること!
それからハル君は、学校で嫌なことがあるたびに僕をぎゅっと握ったんだ。
僕もいっぱい我慢したよ!ハル君が友達と仲良くなるために。
するとハル君の怒っていた気持ちがす〜〜っと取れて、笑顔になれたんだ。
ハル君が笑って帰ってきたとママも喜んでくれた。
「僕、『おこりんぼう』をぎゅっと握ったよ。みんなと仲良く出来たよ。ママは痛かった?」
「うん、痛かったよ。よく我慢したね。」
ハル君が笑ってる。ママも笑ってる。笑ってる2人を見てると僕も笑顔になれる。
僕はどうやら役目をはたせたようだね。
それから何日かたって、ハル君が言ったんだ。
「もう『おこりんぼう』がなくても大丈夫。今まで僕を守ってくれてありがとね!」
僕はとっても嬉しかったよ。ハル君が笑ってて、友達も笑ってて、やっぱりママも笑ってて。
僕がいなくても、もう寂しくもないし不安でもないよね。
だって学校には友達がいるんだから!
役目が終わった僕にママも「ありがとね!」と言って手当をしてくれたんだ。
そしてそ〜〜〜っと引き出しに入れてくれて・・・
僕は今もそこにいる。いつかまた、出番が来るかもしれないから・・・
そんな日が来ないように、今はおうちでママとハル君を見守っていよう。
僕の名前は『おこりんぼう』
ちょっと変な名前だけど、ハル君を守るためにママが作った特別なお守りさ! おしまい
えっとですねぇえええ〜〜〜文章は応募の時と変えてあります。
落選したし・・・ちょっと見直してみました(笑)枚数は規定の枚数になります。
画材なんて立派なものは無いし、ペンタブのような物もないので・・・(;^_^A
スケッチブックと色鉛筆とボールペンです!貧乏くさいw〜〜〜〜( ̄▽ ̄;)
結構頑張ったんですけどね〜チビたちは超気に入ってます(笑)
この時『おこりんぼう』の実物を処分しようか?と言ったんですが、チビ兄さんは捨てたらダメと言いました。まだ必要なんか〜〜〜〜
チビ兄さんは小学校2年生・・・3年生になったころぐらいまでかな〜〜〜
ホントしょっちゅう怒って帰って来たたんです。学校や登下校で嫌なことがあっても家にいる私には何が何だか解りませんし、思い込みで怒ってる節も多々あってね〜〜〜困り果ててました。
で、ふと思ったんです。上手く友達に話せなかったり、仲間外れと感じる事があったりしたとき、この子は相談できなくて寂しくて不安なんじゃないかと・・・
だからといって毎日学校に付いていく訳にもいかないしね〜そこで『おこりんぼう』を思いつきました。
学校ではひたすら大人しくて・・・帰ってくると爆発するチビ兄さんに安心感を与えてくれたのが
『おこりんぼう』です(`・ω・´) 母のメッセージが入ってるんですよ〜
大きくなったらいつか・・・開けて読んでもらおう(笑)
それとですね・・・これ、公開するにあたって結構勇気が必要で(笑)
超恥ずかしいからぁあああ〜〜〜〜コメント不要ですぅううううう〜〜〜
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