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昭和のま〜君
イベントを通じて地方・町・個人の出会いと活性化に挑んでいます、楽しく身になる場を送り届けたいと思います。 ご家庭でのお祝いイベント・むかし遊び企画運営・自治会イベント
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2024年10月21日

■演技力?のお陰で あいこ災難を免れた話し

見守る.jpgとにかくオモシロイ妻です

泣いたフリをして
心配して
「ゴメンな泣かしちゃった‥」

覆っていた両手を広げて

「バィハ〜泣いてませんょ」と
その演技力で よく騙されました
サンフラワー.jpg
今晩は お越し頂きありがとうございます



サンフラワーの仕事から
帰って‥


長かったサンフラワー7の仕事が終り

アパートに帰って来ました。

出迎えた あいこ


「ただいま〜」

ドアを開けたら あいこが飛びつくように
抱きついて来ました。


泣きながら
「さみしかったョ、いろんな事も
 あったし」


「どうしたん」


「恐かった 本当に恐かった‥」


話を聞いてみると‥


あいこは 半年ぐらい前から

少し離れた JRの近くの喫茶店で
アルバイトをしていました。

アパートから 自転車で20分ぐらいの距離です


マスターも奧さんもいい人で

楽しく仕事をしていたようです。



それは僕が サンフラワーの仕事から帰る

3日前に起こりました



 喫茶店のバイトが終り

 あいこ「お先に失礼します」

  自転車を見たら パンクしてる

 「パンク?か‥」

 
 マスターが出て来て

 「どうしたん?」

 「パンクみたい」


 「自転車置いてきな
  俺が送って行ってやるから」 

 「いいです、押して帰りますから」

 「押して行ったらだいぶかかるから

  車で送ってやるよ」 


  お言葉に甘えて

  アパートまで車で 8分ぐらいだから
  軽い気持で

  乗せてもらったそうです。


  仕事の話をしながら

  景色を見てると‥

  少し違う道を走り出した

  
  「マスター道がすこし
   違うよ」


   「‥‥」

   「道、違うよ」 

   「‥‥」

   「どこへ行くんですか?」

   「‥‥」

    
    夕闇の中

    田んぼのあぜ道を走っていく


    遠くにネオンが見えて来た

    「ホテル‥えっ!」

    「止めて、止めて!」 


     車のスピードが急に上がった




     凄いスピードで
     
     屋内駐車場にすべり込み 急ブレーキ!

     ドアの自動ロックを押して

     リクライニングを倒して
     あいこの両手を 押さえ込み

     顔を寄せてきた


     「いや、やめて下さい
      そんな気 無いから やめて!」

      マスターの顔がだんだん近づく‥


     「待って!  わかった わかったから‥‥
    
      でも ここじゃ、いや」

      マスターがいったん止まったが

      両手をさらに強く押さえ込み

      顔を近づけて 来た


      「服が乱れるからなの!

       服が乱れるから 嫌なの‥

       だから、お部屋で‥‥抱いて お願い」

       マスターの顔を じっと見つめて。


       マスター 自動ロックを解錠

       リクライニングを起こし

       あいこが 外に出るのを許す
    

       外に出たあいこ 車の方を振り返り

      あんたみたいな人間に 抱かれるか、バカ〜!



       夕暮れの田んぼのあぜ道を

     大きな道に向って 全速力で走って逃げたそうです


      「店のバイトはどうしたの」

      「次の日、奧さんに電話して、やめさせてもらった」 

       自転車はどうするの?

       店が休みの日に 取りに行く



       「だけど、よく上手い具合に
       
        セリフが出て来るな」

        「テレビで昼ドラやってるでしょ

         あれ不倫とかのドラマが多いから

         もの凄く勉強になるの
  
         逃げ方とかね

         自分を守るのには 大切よ」


         でも、お前が1番悪い
       


         安易に男の車に乗るのは どうかと思う
         いつ 気持が変わるか わからん
          
         男の気持が

         
         その気にさせるのも悪いと思う


         これからはお前も考えて行動しろよ


         はい

         わたしは 

         自分を汚したくない

         あなたのために だから もう少し慎重さを持ちます
    
          
         でも、本当に恐かった 本当に

■あいこの手作りセーター もうお家には帰りません


見守る.jpg


今晩は お越し頂きありがとうございます


「うちの娘とは とりあえず
 1年間会わないで欲しい」

 あいこのご両親との約束

 相手は大きな会社の社長

 そしてあいこは その家の長女


 僕と付き合うなんて‥反対しますわね。  
 

  
  「夜の飛行機で 田舎へ帰ります

   最後に顔が見たい」


   灘波の喫茶店で食事

  「1年間したら
   また戻って来るからね
   待っててね」


   伊丹空港までの電車の中

   話しも進まない中

  
   あいこは
   両手で僕の手を 握りしめてくれていました。


   空港のロビー

   搭乗が始まります

   あいこが 入り口の方へ進みます

   しかし すぐ振り向いて
   駆け寄ってきて


   僕の口に キス(長く感じました)


   「迎えに来てよ 絶対来てよ!」 

   泣きながら 入って行きました。
   

   
   ご両親との約束通り
   会う事も無く 連絡も 無くなってしまいました。


   何ヶ月か過ぎた頃

   僕達の共通の友達夫婦から
   電話があり


   「あいこちゃん 大変な状況なんだけど」と


   昼間は会社の仕事を手伝い

   夜は 花嫁修業で お花とか 編み物とか
   行って、先々は 取引先の息子さんと

   お見合い話もあるとか。


   それより 毎晩 泣いてばかりで
   ご飯もあまり
   食べていないと言う状況だそうで‥。

   心配だけど お父さんとの
   約束もあるし どうすることも。



   それからだいぶ過ぎて

   僕のバイト先に電話がありました


   あいこの 女性の先輩。

   「いま、あいこと 一緒なんですが

   仕事終ってから わたしの部屋で会える?」


       出て来た あいこが
   
   先輩の部屋で 少し話をして


   「海岸へ行こうか」

   色々話しました
   花嫁修業のこと

   両親と山に登った事

   話はつきません


   でも、やはりびっくりしたのは

   ガリガリに 痩せていること

   「いま、何キロあるの」

   
   「計ってないけど

    37キロぐらいかな」


    「明日、帰るだろう?」

   
    わたしの中では

    一緒にいる人は心に決めています

    家には帰りません
   
    一緒にいて下さいと。

    
     「ご両親には
      電話しといた方がいいよ」


 
あいこの手作りセーター
    
     


 下手だけど、あなたの事考えながら
 一生懸命 編んだの これが励みだったの 着てくれる

あいこのセーター.jpg








■関西汽船 クルーザー サンフラワー7で18日間

サンフラワー.jpg
こんにちは お越し頂きありがとうございます



 弟子修行の年季が明けて

 すぐ、長い期間の仕事も頂きました。


センター・ライン.jpg立山センター・ライン名で漫才デビュー

向かって右は立山センターさん
現在も しゃべくり漫才の大御所として
    活躍されています。

立山センター・オーバーさん 宜しくお願い致します(ブログに載せるのは了解を頂いております)



師匠と同じ事務所に
入らさせて頂きました

 
  事務所のマネジャーから

  「今度、新しいクルーザーができたらしい
  それに乗って 仕事できるか

  18日間で長い船旅だけど」


  メンバーは

  仲が良かった 大村 崑先生の弟子の 花村 淳(司会・漫談)


  他に 男女の歌手と手品の師匠 そして僕達 センター・ライン


  門司港から旅行客を乗せて 日本海回りで 福井まで


  福井で降ろし 福井で新しいお客さんを門司港まで


  それの繰り返しです。

  
わたしが1番嬉しいです
  


 「おめでとう!良かったネ
  仕事もらえて、わたしが1番うれしいョ〜

  お祝いのお料理作って食べようね」あいこ大喜び


  ありがとう

  「でも、18日も我慢できるかな?

   2日 空いたら寂しいから

   電話ってできるの 船へ」

  
   「どうかな?とりあえず
   
    港へ着いたら 手紙出すし

    バイト先へ 電話するわ」

    
結婚した事あるの?




  「パジャマとか下着入れて置くからね
   18日間は長いね、お洗濯物たまったら

   こっちに送ってね
   洗って送り返すから‥」


   「船の中に洗濯機あるから

   自分で洗うし、どこに送り返すの?

   港? 動いて入る船?」


   「あ、そっか
   
    中継点がわからないものね」


     結婚してた事あるの?


   「結婚した事 あるの?」

   「料理もなんでも作れるし

    掃除もしっかりやるし

    編み物も‥」


    それにもの凄く

    気がつくやんか


   「結婚なんかした事無いし

    男の人と住んだこともないよ」


    あなたの事しか

    考えていないから

    気がつくの


    わたしから 言わせないで。



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■神戸時代編 夏の終り 舞子の台場跡に行く

見守る.jpg
こんにちは お越し頂きありがとうございます


海が見たい 連れて行って‥


  西宮のアパートで暮し始めた

 ある夏の終り頃

 あいこが海が見たいと言いました。


 その頃住んでいた アパートは

 横にJRの線路があり


 毎日 ガタゴト ガタゴト

 線路の上を 列車が行き交う音が
 
 部屋の中まで 入って来て


 あいこは 落ち着かなかったのでしょう


 人間は不思議な物で

 しばらく住んでいると
 
 順応してくる物で 馴れましたが。

  靜かな所へ 行ってみたかったのかな


 「明石の方へ行ってみるか」
 
 「うれしい〜お弁当作からね
  連れて行ってね」
 

  連れて行ってねと言っても

  僕は普通免許は

  持っていなかったので

  レンタカーか電車で行ったと思います。


  あいこの運転だったかな‥



  
70 西宮の海岸.jpgうあ〜冷たくて気持がいい!

あ、まーちゃん こっち来て
貝とかが泳いでる
お魚もいる

ま〜ちゃんも入っておいでョ

 

はしゃぎまくっています


年下の彼女って

どうして こんなに可愛いんだろう

喧嘩もたくさんするけど

やっぱり可愛い。


ブーン ブィ〜ン

少し離れた浜辺で

ヘリコプターと飛行機を無線機で
数名で飛ばしている


「凄い!本物みたいに

 飛んでる ねぇ近くへ行って見ようョ」 


 
 案外、遠くまで飛ばしています

 クラブの人達かな‥


 「向こう見てみて

  なんか大砲みたいな物がある」 


   史跡名勝天然記念物 舞子台場跡です
   
明石藩舞子台場跡


神戸市垂水区東舞子町

幕末、大坂湾防衛計画の一環として、瀬戸内海上交通の要衝である明石海峡の防備を目的として、明石海峡の本州側、舞子の地に築造された軍事施設の一つです。


 時代も変わり

 あの長く続いていた 浜辺も なくなり

 台場跡も 回りにたくさんの建物が
 囲み

 今では台場を家々が

 守っているかのようです。


 昔の風景は変わってしまいましたが


 若くてはしゃぎ回っていた

 妻の記憶は

 今でも鮮明に 記憶の中に残っています。


 
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