こんばんは お越し頂きありがとうございます
同じ楽屋になりました
あの有名な方と
あの有名な方と
どこのホールか忘れましたが
大きくて 新しい会館だったと思います
もちろん 東京都内です
この頃は、殿さまキングス師匠も
バックバンドでほとんど
唄うような時期に入っていました
ですから僕ら弟子も 楽器の運びはなくて
20人ぐらい編成のバンドに
楽譜を配り
簡単な打ち合わせを するぐらいの仕事になりました
後は 衣装の持ち運びぐらいですかね。
長田師匠に
「楽屋に戻って
例の封筒を持って来てくれ」と言われ
バンドが入るときは
1人1人に
封筒に入れた お気持ちのお金を渡します
やはり気持良く演奏してもらうのには
それぐらいの
気配りが大切です
「本日は宜しくお願い
いたします」
リハが終わって 1人1人か
バンマス(バンドリーダー)にまとめて
お渡しする事もあります。
2000円か3000円ぐらいは 入っています
1人。
「今日は 他の方も楽屋に入っているから
くれぐれも
言葉使い 態度には気を遣えよ」
「はい、わかりました」
トントン(ノック)
「おはようございます
殿さまキングス ボーヤの
○○と申します
入らさせて頂いて宜しいでしょうか?」
「はい、どうぞ」
「失礼致します」
封筒を持って 出ようとすると
「ご苦労様ですね
もうこのお仕事長い事
されて見えるのですか?」
「いえ、1年ぐらいです」
「そうですか、いろいろ大変でしょう
睡眠とお食事は 充分取られていますか」
「リーダーにいつも気にして
頂いていますので」
「そうですか、それは良かったです
僕は最近 あまり寝る時間が少なくて
少しバテ気味なんです」
「そうですか、お忙しいと思いますテレビも
毎日のように出ていますし」
「お互い身体に気をつけましょう
頑張って下さいネ」
「ありがとうございます
失礼致します」
ハァ〜 もの凄く 気を遣った‥
でも、こんなにやさしいんだ
布施 明 さんは
【PR広告】