睡眠は体の疲れをとるために必要なことだが、
早朝覚醒や悪夢でもリアルな感じの夢を見ると翌日は悪い暗示にかかったように気分が晴れやかでない。
最近の医学的な知見と自分の体験談を踏まえて話すが、
普通の体質の人だと睡眠前2時間以降、寝る間際などに食事をとると睡眠障害の原因になると思う。
まず、就寝の5時間前までにはカフェイン飲料をとるべきではない。
コーヒーやお茶、エナジードリンク、栄養ドリンク、チョコレートなどに含まれるカフェインは
脳を興奮覚醒させ、睡眠の妨げになるのは自分も経験済みだ。
カフェインの半減期は8時間程度とされ、代謝や尿などの排せつで体から完全に無くなるのに10時間程度とされている。
よって、5時間も前に飲んだカフェイン飲料のことを忘れ、眠れないのがカフェインが原因だと気が付かない
場合がある。
次に眠る前に食事をすると、寝ている間に膵臓からインシュリンが分泌され、血糖値が下がり、低血糖状態になる。
そうなると、脳では自動的に危険だと感知して血糖を上げようと、
アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどの興奮系のホルモンや脳内物質を出す、
そうなると脳も興奮するし、興奮系の自律神経である交感神経が興奮すると
怖い夢や悪夢を見たり、はっきり覚えている夢を見たり、寝汗、動悸、気分の悪さの症状が現れるという。
それと睡眠前に食事をして横になると逆流性食道炎の原因にもなり、胃痛や咳、のどの違和感なども出るとされる。
よって、寝る2時間前からはあまり食事をとらないことが睡眠の改善に必要とのことである。
また、よく言われることに酒を飲んで寝ると、同様に理由で睡眠が浅くなったり睡眠の質が低下することが
医学的に報告されている。
糖尿病患者以外で血糖値が下がる原因は、暴飲暴食と不規則な生活である。
血糖値が下がるのは糖分が急激に体に入るために、膵臓から多量のインシュリンがでるためである。
よって、糖分を急激にあげる清涼飲料、ジュース、炭水化物のドカ食い、甘いお菓子はなるべく抑え
野菜や玄米ご飯、食物繊維の多い食品、果物などを食べてから、主食の炭水化物を食べることがよいそうだ。
あとは適度な運動をして、体の筋肉に蓄えられている炭水化物系のエネルギーを消費し
筋肉運動で消費した中で食べ物を食べても、筋肉に糖分が補給されるため、
血液の中の血糖値が急激にあがらないといわれている。
不規則な生活が悪い理由は、人は一般に夜の10時から11時ころに成長ホルモンが分泌され、
成長ホルモンは睡眠を深くして脳内疲労物質を脳内から排除することと
体細胞の修復に深く関与しているためだ。
よって、深夜までおきていたり、不規則な生活リズム、睡眠不足や交代勤務での不規則な生活だと
同じ7時間寝ても体の疲れがとれなかったり、ストレスに弱くなったりするということだ。
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