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2021年10月26日

定年を契機にうつ病になる人がいる


現在は60歳が定年の企業がまだ多い、

定年を迎えると今まで仕事の苦労に明け暮れ、またやりがいのある仕事をしてきてひと段落だと思いきや

一所懸命に今まで仕事に夢中だったのに、有る時突然、仕事をしなくてよくなるために

定年退職後に数カ月で無気力となり、うつ病を発症する人がいるそうだ。

退職して数カ月は今までできなかった部屋の整理や自分宛てにきた過去の書類の整理、

忙しく行けなかった歯医者などでの治療などやることがある。

しかし、その後はやることがないと生活に張り合いがなくなりうつ病になることもあるという。

うつ病になると日中は体調がすぐれず、睡眠障害、不安感などがひどくなるという。

毎日がやることがなくて苦痛でしかたなくなるのだそうだ。

現在の日本人の平均寿命は90歳近い、つまり30年もの長い年月が苦痛になるという。

そういえば、私が以前勤務していた会社でも以前は市役所職員と教員の方が

日給7000円しかならない仕事に応募されてきて実際働いた方がいた。

その当時は東日本大震災での復興の仕事で猫の手も借りたいほど忙しく

仕事の補助業務だったが人が必要で、依頼すると、

張り切って喜んで働くのだった。

彼らの年金は以前は公務員であるから普通の人よりも高く、生活が苦しいわけでは決してない。

しかし、人や企業にあてにされて働くことに生きがいを見出すとのことだった。

やはり人は定年後に何か夢中になれる趣味が必要だと思う。

ただ、年金額が少ない中小企業の定年退職者は生活が大変なので、旅行やお金がかかる趣味は難しいだろう。

多くの年金生活者は働いてきた時よりもかなり年収が減少するのだから、

お金のかからない趣味が必要だと思う。

老後のこころの健康と体の健康のためによい趣味は以下がると思う。

家庭菜園や園芸、ブログ、手芸、花など、シルバー人材での雇用、農業、起業など

私の知り合いの都会暮らしの人は、寂しさを紛らわすために宗教に入ってしまった人もいる。

それは有名な宗教団体で、毎月会員が集まり踊りや歌、楽器演奏、食事会などがある。

定年退職の後を視野に入れて、何か楽しみを見つける工夫が今から必要だと思う。

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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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