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2021年02月05日

肉体労働とうつ病や不安障害の関係


ここ20年のストレス疾患の研究によると、

職業とうつ病や不安障害などの精神疾患とに関係があるとの結果が多い。

実を言うと私の周囲でも、うつ病や自律神経失調、不安症などに病気になる人の多くが

デスクワーク、公務員、など頭脳労働者が圧倒的に多いと感じる。

肉体労働者で精神疾患になる人はかなり少ない感じだ。

多くの研究結果を簡単に述べると、日光を浴びる肉体労働者は内勤のデスクワークの労働者と比べ、

精神疾患になる割合が半分程度との結果もある。

肉体労働の職業の多くがストレスが少ないこともあるだろうが、

体や筋肉を動かすことで、血流が活発になり、新陳代謝が促進されて、体を活性化する物質や、

脳神経の修復因子、細胞修復作用力、免疫力を高めること

また食後に体を動かすことで筋肉で血糖が消費されて血糖値の乱高下の抑制になるなど

体を動かすことは様々な健康効果があることが証明されている。

以前からの研究で知られたことに、日中に日光を浴びるとセロトニンが多く分泌されて

眠る頃にはセロトニンが睡眠物質であるメラトニンの返還され、良質な深い睡眠に導くなどの研究も

うつ病の改善やリズム障害、自律神経失調症などの改善に有効だとの研究成果が多い。

ある研究者によれば、週2日、1日30分程度の運動でも抗鬱効果あり、

うつ病や不安症、自律神経失調症の症状緩和に、個人差はあるものの抗鬱薬に近い効果があるとの研究結果がある。

また、最近では日光を浴びることで、人は体内でビタミンDが生成されることで、

ビタミンDの不足も精神疾患になるにくいとされている。

はやり、人は動物であるから、日光を浴びながら体を動かすほうが健康によいことがわかる。

最近は精神科医の間でも、ストレス疾患やうつ病や不安障害の治療に運動療法が効果があるとの見解が多くなってきた。

ただ肉体労働の職業の人でも職場の人間関係や家庭での悩みなどで、うつ病などになる人もいるようだが

そのような場合、精神科医へかかり一定期間、薬を飲むことが必要であると思う。

肉体労働で体を動かしているからうつ病などのストレス疾患にかからないわけではないことを知っておこう。

今はまだ冬で寒いが、コロナ下での外出自粛の中でも体を動かすことを意識したほうが

精神の健康によいのではと考える。

これから少しすれば春が訪れて温かくなれば、寒い朝での起床のわずらわしさが改善され運動がしやすい季節となる。

そこで、人とのソーシャルディスタンスを保ちつつ、日光を浴びながらの散歩や運動がしやすい環境になる。

うつ病や不安障害がひどい人は体を動かすことが大変だという人も多いが、

日常生活で部屋で、もも上げや腹筋など少しずつ体を動かすように習慣をつける方法もよいと思う。

とにかく、少しでも体の筋肉を動かし、血行をよくして、体の凝りをとったりが必要だと考える。
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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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