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2021年02月07日

うつ病患者の脳画像でわかったこと


うつ病患者の脳の断層撮影や光トポグラフィーでの血流測定などから、

うつ病患者の前頭葉では血流が低下してことが知られるようになった。

また、偏桃体や海馬など脳の萎縮が起きているとの指摘もある。

最近の研究では脳の神経細胞も神経成長因子や神経修復因子によって、

ある程度は修復することがわかってきた。

なるほど、薬物療法で不安感や緊張感など常に興奮した神経を鎮めて休ませ

修復することで徐々に病気が治ることが考えられる。

また、治療を早めるために神経修復因子を活性化する必要があると考えられ、

それらを増やすために、体を動かす運動をすることが効果的との研究成果もある。

それと、神経成長因子の原料になるアミノ酸などの有効成分の摂取も必要であることも知られるようになった。

うつ病になる人の多くが、過剰なストレスでの神経の過剰興奮がおきて

睡眠障害になり、睡眠障害になると脳の代謝が悪くなり、疲労物質が脳に蓄積して

脳にダメージを与えるのではと自分的には思う。

脳にダメージが与えらえたことに気が付かず、そのまま頑張って仕事をしたりすると

症状がどんどん悪化してゆき、自己防衛のために不安感や緊張感が続き

あるところで自分の意思では制御不能になり、体調不良が続き、やっと精神科や神経科にかかることになる。

しかし、その頃に脳のダメージが進んでいるため、なかなか治りずらく時間がかかるようになると考えられる。

その他、脳内の感情を司る神経を修復し、脳内の神経伝達の働きのバランスを整えるためには

神経同士の結びつきの修復や新たな神経の経路も必要と言われ、

カウンセリング、認知行動療法、整体マッサージ、音楽を聴くことなどでも

脳内神経の成長因子が活性化されたり、神経のネットワークの修復に役立つとの研究結果がある。

つまり、上記のことを行うことで、ストレスにさらされて壊れた神経細胞やネットワークが回復するということだ。

ただ、数カ月から数年の期間を要するために、重度の鬱病の人は治るのに時間がかかるのだと

自分の経験でも思う。

ただ、時間をかけると確実に症状が軽減してゆくことは多くのうつ病患者なら経験していることだと思う。


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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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