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2023年01月15日
後付けバックカメラDIY ~3.カメラ設置&配線編~
今回で完成します!
見どころはリバース配線の場所でしょうか、それさえ分かれば後は作業になります。
第2回からの続きで、加工したカメラ取付部を設置するところからです。
加工したメクラとカメラを元の位置に設置します。 まだ調整したい場合や、加工し直す場合はコーキング剤を穴に塗布するのは後にしましょう。 お勧めは一旦、バックカメラを配線した後に完全に固定する方法です。 調整し終わってから外装のガーニッシュ等を付けるようにしましょう。 |
カメラのコネクタ先を赤線の様に通していきます。 通す先にグロメットがありますのでそちらを外していきます。 |
こちらが曲者なんですが、やり方が分かれば外しやすいです。 写真赤丸、4つの部分が爪で止まっています。グロメット側に丸ぽっちが付いている場所です。 1つづつ押して、こじって、引っ張るを順にやっていくと外れます。 |
外れました。 |
配線通しをあらかじめ通しておき、先端にコネクタをテープを括り付けて通します。 |
配線を出す先の内装を剥がしておきます。 リアの左側を剥がしてルーフサイド沿いに配線していきますが、完全にはがす必要はなく、配線が通る程度で大丈夫です。 基本的にクリップのみで止まっているので引っ張れば剥がれます。 クリップの場所を意識して剥がしていきましょう。 |
Bピラーの隣です。こちらもクリップ止めです。 Bピラーは硬いので剥がさなくてもこの程度の距離なら配線通しで配線できます。 |
グロメット配線も配線通しを使って行います。 グロメット内部は滑りが悪いのでパーツクリーナーを吹いてから通すとやり易いです。 油を吹くと中に残りますがパーツクリーナーなら揮発してくれるので後がきれいです。 |
グロメット内を通したら、配線をルーフ、他の配線と一緒に沿わせて行きます。 |
Bピラー部は内装を外さずに行きました。 配線通しで通します。 ここまでで達成度50%くらいです。 |
Aピラーの内張を外します。 こちらは特殊で、手前の白いうねうねしたクリップが曲者です。1段階目はパワーで外し、2段階目は爪を押しながら引っこ抜くという方法で外します。 また、外し終わったら白いうねうねクリップを収納しておきます。 |
ナビも外しましょう。 ナビの枠、エアコン吹き出し口を外して、ボルト4本外せば取れます。 詳しい外し方は以前LEDライトをつけた際の記事を参照してください。 |
ナビ裏のコネクタに購入したハーネスを噛ませます。 ナビ裏下部に大きいコネクタ3個横並びになっている部分の真ん中です。
|
続いてリバース信号線を取り出します。 シート横のスカッフプレートを先に取り外し、その前方のキックガードを取ります。キックガードは車体前方側にプラスチックナットで止まっているのでそれを外します。 その他はクリップなのでひっぱれば取れます。 |
リバース信号が取れる部分は助手席左下、5と印字された黒いコネクタの写真左奥側に刺さっている部分。 写真では対象のコネクタを外してあります。 |
リバース信号はそのコネクタの紫色のやつです。 紫は2本ありますが、赤線の横、コネクタ端のやつです。 こいつから配線を取り出すのですが、場所も狭く配線に余裕がなさそうなのでエレクトロタップを使って取り出します。 パナのカメラに付属していましたのでそちらを使いました。
|
エレクトロタップで赤い配線をリバース配線として取り出しました。 コードに負担がかからないように、絶縁テープでまとめておきます。 施工が終わったらコネクタは元の位置に戻しておきましょう。 |
因みに今回は車両前方側の奥の方からリバース配線取りましたが、車両後方側(手前側)からも当然きていてコネクタに接続されています。 先ほどいじったコネクタの手前側を見ると、太い黒線の左側に水色の配線がきていますが、これもリバースです。 ただ、いずれにしろ加工しずらいので前方側の紫色の配線をいじったほうが楽だと思います。 |
あとは結線するだけですね。 Aピラーまで通していたカメラの配線はAピラーの根本あたりからグローブボックス奥まで繋がっているので問題なく配線できます。 結線する物は3つあり、 ・リバースをカメラ電源に ・カメラGNDとハーネスから出ているGNDに ・カメラ信号線の黄色端子同士 です。 黄色端子以外はギボシにしておいた方が楽です。 |
配線をまとめた様子です。 結構配線は余りますが、延長コードを使わないとかつかつで危なそうなので使っています。 写真中央はエアコンフィルタで、交換する事があるため空けておきましょう。 適当な隙間に押し込んで、場合によっては絶縁テープ等で配線をまとめ、固定します。 |
内装を元に戻す前に一旦、カメラが映るかどうか確認しましょう。 まだカメラ配線にコーキング剤を塗布していない方は調整後、塗布しましょう。 問題無ければ内装、外装を元に戻して完成です! |
いかがだったでしょうか?
個人的には取り付け方法が気に入っていて、かつ見栄えも良くなったので大変満足しています!
カメラの使い勝手的には今まで目視確認だったので、見る習慣がないため使いこなせていない感はあります
ただどこまで下がれるか、攻めなければいけない時に大変役立っております。
施工のハードルは、
●カメラ固定部の加工、取り付け
●リバース配線の位置
かなと思います。今回紹介してこれらの敷居が少しでも下がれば嬉しいです。
以前の記事 → 第1回 第2回
以上、後付けバックカメラDIYでした!では、他のDIYでお会いしましょう。
2023年01月08日
後付けバックカメラDIY ~2.カメラ設置部分加工編~
第1回目はこちらを参照ください。
↓使っているカメラは以下の物になります。
【マイカー割】エントリーでポイント最大5倍[1/9(月)20:00〜1/16(月)1:59]CY-RC100KD パナソニック HDRバックカメラ ストラーダ対応 汎用RCA出力 価格:10,130円 |
完成すると↑の写真のようになります。
後付けにしてはいい感じなのではないでしょうか?
それでは加工していきます。
前回の続きで、メクラを車から取り外した所からです。
こちらは付属のステーを何も加工せず取り付けようとした場合です。 ステー裏側に両面テープが付いているのでそれで取り付けできなくはないですが、なんか心配 また、ステーがメクラより若干飛び出していて不格好・・・ |
ではどのように解決したかと言うと、メクラ内側からステーを設置して、取り付けに必要な部分だけ飛び出させる方法。 写真はステーを曲げてとりあえず入れてみた場面。 このおかげで車外に飛び出す部分が少なく、ステーとカメラの挟み込みで取り付けるので見かけ上も、取り付け強度的にも信頼性上がりますね。 ステーはペンチで簡単に曲がり、穴あけはドリルやはんだごて、やすりで何とかなりそうです! |
ステーを飛び出させる位置をマークして、こちらに穴をあけて行きます。 が、後からこうしておけばよかったポイントは、ステーの位置をもうちょっと写真右側に寄せるか、穴を長穴化してステーの調整範囲を広げておく事です。 この位置だとカメラの調整範囲が非常に狭いです。実用範囲ですが、若干バンパーが映る範囲が多い気がします。 |
穴をはんだごてで開けて、バリをちぎったりやすりで整えた後の写真です。 この長穴からステーのカメラ取り付け部分を飛び出させます。 |
反対側から見るとこんな感じです。 |
ステーを設置したら、カメラの配線を通しておきます。 その後、開けた穴から水やゴミが入らないようにコーキング剤を盛って塞ぎましょう。 外側からも、内側からも盛って万全の体制にしておきましょう。 カメラを取り付けてみて、変に傾いていたりしないか確認しておきます。傾いていた場合、ペンチでステーをねじって調整します。 ここまでやって、カメラの加工部分は施工完了です。 |
内側から見るとこんな感じ。 元からついていた両面テープの離型紙が残っていますが気にしないでください(笑) |
車につけてみましょう。 メクラがカメラの傘の様になっていい感じですね。 コーキング剤を盛った部分も普通に見る限りでは見えないので問題無いです。 |
今回はここまで!
次回からカメラの配線をして行きます!
勘の良い人なら分かる、リバース配線どうするんだ?という疑問にもお答えできると思います。
2023年01月06日
後付けバックカメラDIY ~1.準備&ハッチ周り部品外し編~
後付けのバックカメラをGRヤリスRZHP、TSS無しに設置しました!
駐車の際とか元々カメラ見る習慣無かったので必要ないと言えば無いのですが、あるとやっぱり安心します
また、自分でバックカメラ設置できるとデジタルルームミラーとかも設置できるので幅が広がりますね!
因みに今回頑張った所はカメラの取り付け方法
メクラ内側からステー出して、できる限り純正風、後付け感の無い仕上がりです!
写真の様に設置する方法を内装外し、配線方法等説明しつつお届けします。
今回のトピックスは全3回でお届け予定です。
1.準備&ハッチ周り部品外し編 ←今回の記事
2.カメラ設置部分加工編
3.カメラ設置&配線編
ではまず用意する物をご紹介します。
【準備する物】
@バックカメラ ・・・ (自分は安心のパナソニック製を選択、1万円程。
3千円の安物もあるが、故障→再設置が面倒なので耐久性のある方を選択。
故障をい問わなければ安い方でも良いと思います)
Aリアカメラ入力ハーネス RCH106T ・・・ (社外カメラを純正ナビに映す際に必須。
動作電圧が純正6V、社外12V という理由らしい)
Bコーキング剤 ・・・ (カメラ配線を社外から社内に引き込む際の穴埋めに必須)
Cギボシ端子 ・・・ (エレクトロタップを使いたくない人や配線口増やしたい方向け)
Dはんだごて or ドリル等 ・・・ (リアカメラ設置部分に穴開けるための道具。あると加工の幅が広がる)
Eその他配線DIYに必要な消耗品、工具 ・・・ (絶縁テープや電工ペンチ、内装外し等)
CY-RC100KD パナソニック HDRバックカメラ ストラーダ対応 汎用RCA出力 価格:10,130円 |
RCH106T データシステム リアカメラ入力ハーネス RCA→トヨタ ディスプレイオーディオ コネクタ変換 価格:8,490円 |
セメダイン 自動車補修用カーコーク ラミネートチューブ入 容量100g HJ-010 価格:1,530円 |
バックカメラとハーネスです。 このハーネスは車種によって商品が異なるので注意が必要です! そして地味にお高い |
データシステムさんのハーネスの中身は写真の様な感じ。 これをディスプレイ裏のコネクタの間に噛まして、リアカメラの黄色端子を接続します。 |
【ハッチ周り部品外し】
続いてカメラを設置するメクラ部分を取り出していきます。 |
まずはハッチ中央の不織布的なものを取っていきます。プラスチックリベットで止まっているので写真の様なリベット外しを使えば簡単に取れます。 |
外れました。 続いて、横長プラスチック部品を取っていきます。 こちらもリベットで止まっているだけなので、フンッと垂直に引っ張れば取れます。 ハッチはアルミ&少し硬いかもしれないので、ひん曲がらないように気を付けましょう。 |
取れました。 |
続いて、カメラ設置部を取るためにハッチ外装部を外します。 正直、ここが部品外しの最難関な気がします(笑) クリップが割れたりする可能性が非常に高いのではないのでしょうか?(自分だけかも) まず、写真赤丸4つのボルトを車体内側から外します。 10oのソケットを使用します。 |
エクステがあると便利です。とうか無いとやれないかもしれないですね。 |
ボルト4つを外したら、後はリベットで止まっているだけなので端の方からゆっくりと、1個ずつ確実に外しましょう。ぼちぼち硬いです。 普通にリベットも割れます(笑) |
因みに割れて残ったクリップは写真の様にクリップ外しで外して部品側につけておきましょう。再び戻すために必須になります。 この程度なら再びつけても強度的に問題無さそうでした。 |
外れた様子です。続いて赤丸のメクラ部分を取っていきます。 |
車体外側からボルトで樹脂部品を押し広げる形で止まっています。まずはボルトを外します。こちらも10oソケットを使用します。 |
ボルトを外したら、今度は車体内側から樹脂ソケットの様な部品の爪をペンチで押し曲げながら押し出します。 押し曲げて取り出し、再度付けても変形による影響は無さそうなので遠慮無く曲げて取り出しましょう! |
取れました! こちらを加工してカメラを取り付け、配線を付けていきます。 |
今回はここまでです。
次回は取り出したメクラをこねくり回していきます!
続き、第2回はこちら
2023年01月01日
内装アルカンターラ化計画~その1~
今回はその概要と、手始めに一部内装部品をアルカンターラ張りにしたので紹介します。
~概要~
内装をアルカンターラ張りにして得られるものは
1.見た目がスポーティー、高級感が得られる
2.触り心地が良い
3.イメージチェンジになって新鮮
等々が挙げられます。何となく内装に見慣れたころに行うと、別の車に乗ってるようで刺激的ですよ!
注意点としては難燃証明書が取れる素材を使う事です。
これがないと車検が通らないです。難燃証明書が取れない場合、剥がす必要があるので注意しましょう。
実際貼っていくにあたって、貼る物は大別して2つ挙げられます。
●スエード”調”やアルカンターラ”調”シートを使うやり方
価格:1,573円 |
こちらは生地の裏面にノリがついていて、離型紙を剥がしてテープの様に貼り付けるタイプのものになります。
生地自体がかなり伸びるので、裏面のノリ同士がくっつくのに気を付ければ比較的簡単に貼れると思います。価格も比較的お求めやすく、手が出しやすいです。
一方、デメリットは紫外線や手汗による色褪せです。ひと昔前よりかはましになったとは言え、本家アルカンターラにはかなわないようです。
なのでお手軽さ、色褪せしてもアルカンターラの雰囲気だけで良いという方は間違いなく↑の商品をオススメします!
そしてもう1つのやり方が
●本物のアルカンターラを貼る
という方法になります。アルカンターラといいつつ、日本ではウルトラスエードという名前ですが
スエード調人工皮革「 東レ ウルトラスエード®HP」1mm厚 Vol.1 価格:12,100円 |
↑上記商品ウルトラスエードHPは難燃証明書がないのでウルトラスエードRXを使いましょう。(楽天に商品がありませんでした)
こちらのサイトで販売しています。
メリットは先ほどのシートと逆で、紫外線による色褪せが限りなく少なく、耐久性が高いという点になります。東レさんの代名詞的な所があるので、品質は最高と言えるでしょう。
また、ステッチを自分で追加加飾できて、デザインの幅が広くなるというのも魅力です。ステッチテープなる物もあるのですが、やはりテーマが本物なのでここは自分で縫っていこうと思います。
デメリットは生地が伸びない、ノリを自分で塗布する必要がある、生地が強靭なので切りづらい・・・等々、施工性がかなり悪いと言う事が言えます。
では自分がどちらを選んだかというと、本物のアルカンターラです。
走りが本物のGRヤリス、ならば内装も本物を使おうと言う事で修羅の道を選びました(笑)
今後、その内容を内装剥がし含めご紹介していきます。
今回は用意する物とドアスイッチ周りの施工内容です。
~用意する物~
●生地
●スプレーのり・・・(生地裏面にノリがついていないものは必須)
●ゴムのり等、強力なノリ・・・(本物アルカンターラだと貼り付ける部品形状により、生地がスプレーのりに勝ってしまう場合があるので必須)
●シリコンオフ、パーツクリーナー・・・(脱脂用)
●デザインナイフ・・・(細部のカットに必要)
3M(スリーエム) スプレーのり99 430ml S/N 99 価格:1,708円 |
【メール便対応】デザインナイフ echo1136-163AK【t5】 価格:110円 |
上記準備品があればそこそこできると思います。スプレーのりは3M 99を紹介しましたが、本物アルカンターラだと弱い場合があるので3M 111でも良いと思います。
3M(スリーエム) スプレーのり111 430ml S/N 111 価格:2,010円 |
~内装剥がし~
ドアスイッチの内装は爪だけ止まっているので内装剥がしを差しこんで引きはがすと簡単に外れます。 |
部品を引き上げられたら、窓の開閉スイッチのコネクタが刺さっているので爪を押して引っこ抜きます。 |
スイッチも取っ払います。ここが鬼門で、取りづらさ&部品の壊れやすさが高いです。 3か所の爪で止まっています。写真の様に内装剥がし突っ込んで、少しずつこじりながら取ります。 |
運転席側も同様に外し、スイッチコネクタを外します。 |
運転席側のスイッチは助手席よりも難易度高めで、爪が四角形の四面全てにあるので外しづらいです。 なお、私は部品が若干割れました(笑) そのくらいでは問題ないようですが、慎重に外しましょう。なんならどうでもいい1か所を切ったほうが安全かもしれないです。 |
赤丸部が割れた部分です。逆にここを割ってしまえば取りやすくなります。 |
もう1個のスイッチはねじ3個で止まっているので問題なく外せます。 |
~アルカンターラ貼り付け~
部品に対して少し大きめに生地を切り出します。 |
スイッチの場所を大まかに写し、切れ込みを入れたりして出来上がりをイメージします。 |
切れ込みを入れ、スイッチ部分はくり抜く事にしました。巻き込んで貼り付けても良いのですが、スイッチ可動部に干渉や動作不良が起きたり貼り付けが難しそうだったので潔くこの様にしました。 |
その代わりと言っては何ですが、スイッチ周りをステッチで加飾と端部処理して少し見た目レベルアップ! |
貼り付けはスプレーのりを吹いて行いました。パーツクリーナで脱脂をしっかりしてから行います。ある程度乾いてから、乾ききるまでに貼る必要があるので緊張します(笑) 落ち着いて貼れば十分間に合います! |
頑張ってしわを作らず伸ばして貼り付けます。 貼っている最中は写真撮る暇なかったので割愛。 |
裏面はこのような感じで、意匠面を貼ったらデザインナイフ等で裏面の形状、突起に合わせてカットしていきます。 |
後は部品を元通りにして完成!
普段ぼちぼち手にする部分なので、印象、感触がガラリと変わって満足度も高いです。
本物素材を使った愉悦感もすごいです(笑)
これからもちまちま内装アルカンターラ化計画、進めて行きますのでご期待ください
2022年12月16日
後付けLEDフットライト(運転席&助手席)~3. 配線施工編~
1.準備編 と 2.内装剥がしと配線イメージ編はこちら
まずどの様にLEDやギボシを配線していくか確認していきましょう。
左イラストが配線イメージです。コネクタからsmallとGNDのメスギボシ端子がでていますので、そこにオスギボシ端子を差しこんで接続します。それぞれ2個オスギボシを接続する事ができますが、今後もしかしたら使うかもしれないので配線をまとめて各1個ずつオスギボシ端子口を使う事にしました。 |
まずコネクタに接続する側のオスギボシ配線を作っていきましょう。smallとGND側でそれぞれ6p程度配線コードを切り出します。 |
オスギボシをかしめる位置は写真の通りで、小さい爪部分はむき出しのより線をかしめ、大きい爪部分は被覆ごとかしめていきます。 |
電工ペンチを使ってかしめていきます。最初に小さい爪(より線むき出しの方)をかしめ、確実に導通させます。次に被覆側の大きい爪をかしめて固定するとよいでしょう。電工ペンチの先の方のハート形の部分を使いますが、最初は大きめのハート型からかしめていき、徐々に小さい型を当てていきます。かしめるまでは当然、コードがずれるので適宜確認しながらかしめましょう。 |
かしめられたら忘れずに絶縁キャップを付けておきましょう。 電装系をいじる上で、短絡のリスクは常に考えておく習慣をつけられるとよいですね。 |
続いて、LEDライトまで伸びる配線コードを赤、黒、それぞれ38cm、100pに切り出します。 |
切り出した配線先1p弱の被覆を撮ってはんだ付けします。コツとしては最初に軽くより線をねじって固定しているところにはんだを溶かし込むとつけやすいと思います。 ある程度はんだを盛ったら軽く引っ張ってすっぽ抜けないことを確認しておきましょう。 |
ギボシ側の作業が終わったので次にLED側です。最初のイメージを参考にLEDも配線します。 各配線コード先で2つのLEDに分岐します。ただのはんだ付けなのであまり注意事項はないのですが、small配線を長い配線側と、GNDを短い側とつないだりすると当然訳分からなくなりますので落ち着いてはんだ付けしましょう。 |
因みにLEDのレンズですが、配線施工性と光り方の確認のため、配線後の取り付けの方がいいと思います。 運転席側は自分の感覚だとレンズ内側に写真の様な、テープに黒色マジックで塗りつぶしたものを貼り付けるとペダルのぎらつきとか光量が抑えられて丁度良かったです。 |
はんだ付けが終わったものがこちらの写真です。上が助手席側の短い配線が上、運転席側が下側となっています。 このままだとはんだ付け部が接触したり、配線がばらばらで取り扱いしにくいので絶縁テープを貼っていきます。 |
はんだ付け部を絶縁テープで3周前後ぐるぐる巻きにします。 |
ギボシ接続部から運転席、助手席の各LED分岐部までsmall配線とGND配線がばらばらで取り回しにくいのでそこを絶縁テープでまとめます。 まとめる距離の目安は手の幅くらいの感覚がいいと思います。 ここまででようやく車に取り付ける配線の工作が終わりました! 車にとりつけていきましょう! |
まず電源とりだしコネクタを接続していきます。 車体側のコネクタにキャップがついていますのでこちらを取ります。 |
電源配線コネクタを接続します。 |
先ほど外したキャップを接続したコネクタの先に移し替えておきましょう。 |
使わない端子は短絡防止のために絶縁テープで軽くふさいでおきましょう。 |
運転席側から配線と流します。写真は配線通しにくっつけていますが割りばしの様な細い棒でも代用できると思います。 |
エアコン吹き出し口の手前当たりを通して助手席に流していきます。 |
コネクタまで通したらギボシ端子をそれぞれのメス端子に接続します。この時、端子同士の凹凸が合うようにしっかり奥まで差し込みましょう。差し込みが甘いと抜けたり不具合の原因になります。 |
差しこんだらこちらも他の端子と同じく絶縁テープで短絡対策をしておきましょう。 |
この時点でLEDライトを自分のイメージに合うか仮止め&点灯させてチェックしてみましょう。2.内装外し編で目星を立てた場所に設置して、問題なければ写真の様にレンズをつけましょう。 |
助手席足元前方側、予定位置にLEDを貼り付けます。 |
宙ぶらりんになっている配線を予定の位置に貼り付けます。お好みで配線クリップなどを使っても良いですが、両面テープと絶縁テープの組み合わせで配線を挟んで固定する事にします。 |
貼り付ける前にしっかりとパーツクリーナで脱脂しておきましょう。やるとやらないとではくっつき具合が段違いです。 写真の場所以外にも気になるところは車体側に配線を固定しましょう。助手席側は以上です! |
ナビ下の配線はエンジンの振動でよくビリビリと配線の打つ音が発生し易いので、不安箇所は大目に配線固定しておきましょう。 自分はエアコン吹き出し部の下側などに固定しました。 |
運転席側の配線取り回しですが写真の白い部品に一周軽く巻き付けてLEDを設置する事にしました。 取り付け先が比較的外しやすい部品なので、外した際に配線の固定が取れにくくするためです。 因みに巻き付けている白い部品はエアコンのエア配管です。 |
エアコン吹き出し口の手前側、車両後方側に設置した様子です。ここも同じく貼り付け前にはしっかり脱脂しましょう。 後は剥がした内装を元に戻して・・・ |
2022年12月13日
後付けLEDフットライト(運転席&助手席)~2.内装剥がし&配線イメージ編~
前回の必要なもの一覧の記事はこちら→ 1.準備編
説明の順番は
1.助手席側グローブボックス周り外し
2.電源取り出しハーネス位置確認
3.ナビ周り部品外し
4.運転席側足元部品外し
5.必要配線コード長さ確認
写真多めでお届けします。これを見ればライト施工しない方もそこそこフロント部分の剥がし方が分かると思います。では内装引っぺがしていきましょう
1.助手席側グローブボックス周り外し まずはグローブボックスを開けます。 |
グローブボックスの止まっている部分はダンパー、左右の爪の3か所です。 |
まずダンパーを外します(もう左右の爪が外れているのは気にしないでください)。矢印の方向に引っ張れば外れます。簡単な出っ張りで止まっているだけなので用意に外れます。 |
こちらの写真はグローブボックス左側面を撮ったものです。PUSHという文字が刻印されています。これは右側面にもあって、文字のPあたり(爪に近い所)を押してグローブボックス左右の爪を外していきます。 右側から外し、右側の爪がしっかり外れたら左側も同様に爪を外します。右側から外した方が左側が外しやすくなります。 |
ちなみに左右の爪を先に外してしまうと当然ダンパーに負荷がかかり、ダンパー付け根に対してよろしくないのでダンパーを先に取るようにしましょう。 |
グローブボックス下の部品は爪が3個で止まっています。車両前方側に爪を押しつつ、下に引っ張れば外れます。 これでようやく電源取り出しハーネスの接続先のコネクタにアクセスできるようになりました! |
2.電源取り出しハーネス位置確認 コネクタの位置は写真赤丸の裏側あたりにあります。 |
助手席下側から覗いてみると一見、コネクタらしきものがみあたりません・・・ なんと、黒い絶縁テープで他の配線もろともぐるぐる巻きにされているのです!なので、他の配線を傷つけないように必要な分だけ絶縁テープを剝がします。 |
絶縁テープを剥がしてコネクタをむき出した状態です。この先に電源取り出しハーネスを接続しますが、それは後程、次の回で行います。 |
3.ナビ周り部品外し 続いてナビ周りを外して配線し易くします。ナビ正面のピアノブラックの四角い部品は端の方を手前、車両後方側へ引っ張れば外れます。ハザードランプ周りは部品が細いので、慎重に爪を外していきましょう。 |
ハザードランプはコネクタで結線されています。赤丸の爪を押せば外れます |
次にナビ下のエアコン吹き出し口部の取り外しです。 エアコン吹き出し口とその手前の部品はばらばらになりそうですが、一体物として扱ってください。外してみると分かりますが、この2つの部品は結合部が溶着されていて、外したら元に戻せません(笑) この部品の外し方は左右の赤丸の部分を片側ずつ、車両後方斜め下に引っ張れば奥の爪が外れます。 |
このような感じにごっそり取れます。 |
スタートスイッチのある横長部品も外しておきます。(ナビ周りの部品がつきっぱですが気にしないでください) 赤丸のあたりに隙間があるのでそこから車両後方側へ引っ張れば爪が外れて簡単に引きはがせます。 注意点は、スタートスイッチがコネクタで結線されているので勢い余って引きちぎらないようにしましょう。 |
助手席側も手前にひっぱればパツパツと取れます。 |
ひっぺがした横長部品からスタートスイッチを剥がしてコネクタにつけておきます。内装品を剥がした状態で通電確認の際に利用します。 赤丸の爪を押して部品表面に引き抜きます。 |
スタートスイッチをコネクタに付けたらこんなかんじです。 |
ナビ周り最後の部品外しはナビ下のトレーです。 こちらはトレーを車両後方側へ引っ張れば簡単にはがせます。奥の方で爪3個で止まっているだけです。 以上でナビ周り剥がし終わりました! |
4.運転席側足元部品外し 赤丸部分はプラスねじで2か所、水色は助手席の様に爪で2個止まっています。運転席は多少かっちり止まっていますね。 |
はずすとこのようになります。右側にはスイッチコネクタがついています。先の事を言うと、この部品にライトをつけるのでコネクタは外しても外さなくても良いです。例によって爪で止まっているのでここまで内装剥がした方はわかると思います |
5.必要配線コード長さ確認 これで配線に必要な内装は剥がし終えたので、必要な配線コードの長さを確認します。この時、足でライトを蹴り飛ばしたり、配線を断線しないような位置、取り回し、固定場所を選びます。 赤丸がコネクタ、水色の線がそれぞれのライト配線イメージです。 |
助手席は奥の白い樹脂部品の左右にライトをつける事にしました。グローブボックス下の黒い部品の奥につけても良いですが、取り外しできる部分につけるのはやめておきました。 配線コードをあてがってみて、コネクタからの距離を測ると38p程でした。 |
運転席は下側からナビ下裏を通してコネクタまで通します。写真では配線通しを使っていますが、割りばしや短い棒のようなものに配線をテープで付けて橋渡ししても十分手が届くと思います。 |
配線をコネクタまでたどり着かせた際の写真です。本番配線時にはナビ下の配線はエアコン吹き出し口の下裏あたりに配線を固定予定です。 |
運転席のライト位置は悩んだ結果、取り外した部品のエアコン吹き出し口付近に設置する事にしました。運転中、蹴り飛ばしたり干渉する要素がなく、足元をうっすら照らしてくれる部分はここがベターかなと思います。 ベストは取り外すことがない部分につけたかったのですが、如何せん運転席はペダルなど可動部が多いですね。 ライト位置がきまったので長さを確認すると100p程でした。 |
今回でライトの位置と大まかな配線のイメージができました。
運転席は100p、助手席は38pと配線長さが分かりましたので、これをもとに次回からライトの結線をしていきます
→ 3.配線施工編
2022年12月11日
後付けLEDフットライト(運転席&助手席)~1. 準備編~
これで夜のドライブが楽しくなりますね!
その様子を内装剥がしから配線方法等すみずみまでお届けします。
本トピックは以下、全3回の記事で紹介予定です。
1. 必要な物、道具について準備編 ←本記事
2. 内装剥がしと配線イメージ編
3. 配線施工編
では早速参りましょう。
準備する物をリストアップした後、重要な物は詳細についてみていきます!
【準備するもの:消耗品】
・LEDライト(エーモン1824)・・・4個(運転席、助手席2個ずつ配置しましたが、運転席1個で十分かも)
・配線コード(0.5sq、黒と赤等2色が望ましい)・・・各3mあれば十分
・ギボシ端子オス・・・(最低2個)
・電源取り出し用ハーネス・・・1個
・パーツクリーナー(脱脂用)
・絶縁テープ
・両面テープ(無くても良いけどあったら保険が効く)
・タイラップ(配線固定用、両面テープ嫌いな人はこちら)
以下に商品リンク張っておきますので参考にしてください。
必要工具はページ下部へ続きます。
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エーモン工業 E536 配線コード0.5x5M E536 amon 配線コードシングル 電装品取付け時の配線に バイクメンテ用品 5mエーモン工業 シングルコード 長さ5m 価格:170円 |
エーモン工業 E535 配線コード E535 5m amon 配線コードシングル 電装品取付け時の配線に バイクメンテ用品 5mエーモン工業 シングルコード 長さ5m 各種電装品取付け時の配線に 価格:170円 |
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呉工業 KURE パーツクリーナー 840ml NO1422 [A230101] 価格:481円 |
≪あす楽対応≫まつうら工業 アセテート布絶縁テープ#5 19mm×10m 価格:393円 |
3M スリーエム 超強力 両面テープ 4個セット 長さ2000mm 厚み0.8mm パーツ取付の補強に最適!【ネコポス対象商品】【日時指定/代金引換不可】 価格:1,320円 |
【準備するもの:工具】
・はんだごて&はんだ(配線用)
・電工ペンチ(無い方は以下、配線用ツールセットを購入されるとギボシ端子等も手に入ります)
・検電テスタ(導通、不具合確認用)
・ニッパー
同様にリンク貼っておきますので参考にどうぞ。
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以上が使用する物一覧になります。リストアップすると多いですが、工具はじめ配線や端子類も一度買えば後々が楽なのである程度揃えておくのをオススメします。
次に実物がどんなものか確認していきます。
これからたくさんDIYするぜ!という方は写真の様なリールで買うのがお得です。自分は以前から電子工作やっていたので持っていました。 |
絶縁テープです。はんだ付け部を覆ったり、配線まとめたりするので必須です。Nashのお勧めは布タイプの物です。よくあるビニルの絶縁テープだと表面が加水分解しているせいか、ねちょねちょになって周りに悪影響が出たりします。また、切るときもハサミが必須となります。 しかし布タイプだと時間が経っても表面がべとつきにくく、短手方向には手で切れるので便利です。 |
工具から1つ目は検電テスタです。きちんとはんだ付けできたかどうかの確認はもちろん、不具合があった際のお供として活躍してくれるので揃えておきたいですね。最近だと特に価格も安くて機能も十分なものが増えてきたので無いなら買わない手はないと思います。 |
最後に電工ペンチです。こちらは持っていないとギボシをかしめられないし、配線の被覆剥きもしにくいので必須工具です。スターターキットみたいな感じで端子類がいろいろ付属しているものもあるので、そちらを買うと良いと思います。 |
その他パーツクリーナーや両面テープ、タイラップもありますが消耗品として知名度高いので割愛します
次回から内装剥がして配線イメージを固めていきます
→ 2.内装剥がしと配線イメージ編
2022年12月10日
愛車紹介と投稿方針
外装での変更点はTOM'Sのウイングとリアバンパーダクト、MFFのマッドフラップ。
マッドフラップ下部には汎用プレート装着で、若干引き締まったイメージがお気に入りです。
内装は自作のシートベルトガイド、バックルカバー、コンソールサイドポケットを本革、アルカンターラを用いて使用しています。純正シートの保護や直射日光による温度上昇防止、収納増加+ドレスアップ効果が良い雰囲気となっています。 |
以上が簡単な紹介となります。
今後の方針ですが、主に内装品装着やその方法を記録&共有していきたいと思います。
具体的にはプラスチック部品のアルカンターラ張り化したり、イルミネーション付けたり等を考えています。
またその際の内装部品の剥がし方等、細かくお知らせしていきたいと思います。
お店にやってもらうのも時間対効果優先すれば有りかもしれませんが、自分で手を動かした方が絶対愛着湧くと思います。しかし、やりたいけどやり方が分からなくて結局やらずじまいという方が一定数いらっしゃるのもまた事実。
なのでNashはそんな方々のDIYの参考になるべく、車いじりの情報を残していこうと思います。
よろしくお願いします