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2023年01月15日

後付けバックカメラDIY ~3.カメラ設置&配線編~

後付けバックカメラ、第3回目です
バックカメラ成功写真.jpg4B55D8FC-C7D3-4DDF-A494-D871D6005E64.JPG

今回で完成します!
見どころはリバース配線の場所でしょうか、それさえ分かれば後は作業になります。
第2回からの続きで、加工したカメラ取付部を設置するところからです。

IMG_3620.jpg 加工したメクラとカメラを元の位置に設置します。
まだ調整したい場合や、加工し直す場合はコーキング剤を穴に塗布するのは後にしましょう。
お勧めは一旦、バックカメラを配線した後に完全に固定する方法です。

調整し終わってから外装のガーニッシュ等を付けるようにしましょう。

配線イメージ.jpg カメラのコネクタ先を赤線の様に通していきます。
通す先にグロメットがありますのでそちらを外していきます。

メクラ外し方.jpg こちらが曲者なんですが、やり方が分かれば外しやすいです。
写真赤丸、4つの部分が爪で止まっています。グロメット側に丸ぽっちが付いている場所です。
1つづつ押して、こじって、引っ張るを順にやっていくと外れます。

IMG_3622.jpg 外れました。

IMG_3629 1.jpg 配線通しをあらかじめ通しておき、先端にコネクタをテープを括り付けて通します。

IMG_3627 1.jpg 配線を出す先の内装を剥がしておきます。
リアの左側を剥がしてルーフサイド沿いに配線していきますが、完全にはがす必要はなく、配線が通る程度で大丈夫です。
基本的にクリップのみで止まっているので引っ張れば剥がれます。

クリップの場所を意識して剥がしていきましょう。

IMG_3628 1.jpg Bピラーの隣です。こちらもクリップ止めです。
Bピラーは硬いので剥がさなくてもこの程度の距離なら配線通しで配線できます。

IMG_3631.jpg グロメット配線も配線通しを使って行います。
グロメット内部は滑りが悪いのでパーツクリーナーを吹いてから通すとやり易いです。
油を吹くと中に残りますがパーツクリーナーなら揮発してくれるので後がきれいです。

IMG_3632.jpg グロメット内を通したら、配線をルーフ、他の配線と一緒に沿わせて行きます。

IMG_3633 1.jpg Bピラー部は内装を外さずに行きました。
配線通しで通します。
ここまでで達成度50%くらいです。

 Aピラーの内張を外します。
こちらは特殊で、手前の白いうねうねしたクリップが曲者です。1段階目はパワーで外し、2段階目は爪を押しながら引っこ抜くという方法で外します。
また、外し終わったら白いうねうねクリップを収納しておきます。
IMG_3634 1.jpg

 ナビも外しましょう。
ナビの枠、エアコン吹き出し口を外して、ボルト4本外せば取れます。
詳しい外し方は以前LEDライトをつけた際の記事を参照してください。
IMG_3636 1.jpg

 ナビ裏のコネクタに購入したハーネスを噛ませます。
ナビ裏下部に大きいコネクタ3個横並びになっている部分の真ん中です。

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IMG_3637 1.jpg

 続いてリバース信号線を取り出します。

シート横のスカッフプレートを先に取り外し、その前方のキックガードを取ります。キックガードは車体前方側にプラスチックナットで止まっているのでそれを外します。
その他はクリップなのでひっぱれば取れます。
IMG_3638 1.jpg

 リバース信号が取れる部分は助手席左下、5と印字された黒いコネクタの写真左奥側に刺さっている部分。
写真では対象のコネクタを外してあります。
リバース配線コネクタ.jpg

 リバース信号はそのコネクタの紫色のやつです。
紫は2本ありますが、赤線の横、コネクタ端のやつです。

こいつから配線を取り出すのですが、場所も狭く配線に余裕がなさそうなのでエレクトロタップを使って取り出します。
パナのカメラに付属していましたのでそちらを使いました。

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リバース位置説明.jpg

 エレクトロタップで赤い配線をリバース配線として取り出しました。
コードに負担がかからないように、絶縁テープでまとめておきます。
施工が終わったらコネクタは元の位置に戻しておきましょう。
IMG_3644 1.jpg

 因みに今回は車両前方側の奥の方からリバース配線取りましたが、車両後方側(手前側)からも当然きていてコネクタに接続されています。

 先ほどいじったコネクタの手前側を見ると、太い黒線の左側に水色の配線がきていますが、これもリバースです。
ただ、いずれにしろ加工しずらいので前方側の紫色の配線をいじったほうが楽だと思います。
リバース配線説明2.jpg

 あとは結線するだけですね。

Aピラーまで通していたカメラの配線はAピラーの根本あたりからグローブボックス奥まで繋がっているので問題なく配線できます。

結線する物は3つあり、
・リバースをカメラ電源に
・カメラGNDとハーネスから出ているGNDに
・カメラ信号線の黄色端子同士

です。
黄色端子以外はギボシにしておいた方が楽です。
IMG_3651.jpg

 配線をまとめた様子です。
結構配線は余りますが、延長コードを使わないとかつかつで危なそうなので使っています。

写真中央はエアコンフィルタで、交換する事があるため空けておきましょう。
適当な隙間に押し込んで、場合によっては絶縁テープ等で配線をまとめ、固定します。
IMG_3652.jpg

 内装を元に戻す前に一旦、カメラが映るかどうか確認しましょう。
まだカメラ配線にコーキング剤を塗布していない方は調整後、塗布しましょう。


問題無ければ内装、外装を元に戻して完成です!
IMG_3653.jpg


 いかがだったでしょうか?
個人的には取り付け方法が気に入っていて、かつ見栄えも良くなったので大変満足しています!
カメラの使い勝手的には今まで目視確認だったので、見る習慣がないため使いこなせていない感はあります
ただどこまで下がれるか、攻めなければいけない時に大変役立っております。

施工のハードルは、
●カメラ固定部の加工、取り付け
●リバース配線の位置

かなと思います。今回紹介してこれらの敷居が少しでも下がれば嬉しいです。

以前の記事 → 第1回 第2回

以上、後付けバックカメラDIYでした!では、他のDIYでお会いしましょう。
posted by Nash at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 車の内装DIY
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