2010年11月29日
ヒューイ・ルイス、ライヴならいいかも
私が音楽を聴く状況は、「ながら」の場合が多いです。
時間に余裕があるときも、音楽だけに集中することは少なく、文庫本のページをくりながら聴いたりするのが、最も多いです。
しかし、最近、じっくり聴きいってしまう1枚のアルバムがあります。
その理由は、単純に「好きだから」とかいったものではありません。
そのアルバムは、Huey Lewis And The Newsの9年ぶりの新作です。
1. Don't Fight It
2. Got To Get You Off My Mind
3. Free
4. Respect Yourself
5. Cry To Me
6. Just One More Day
7. Never Found A Girl
8. Soulsville
9. Little Sally Walker
10. I Want To (Do Everything For You)
11. Just The One (I've Been Looking For)
12. Don't Let The Green Grass Fool You
13. Never Like This Before
14. Grab This Thing
私は、考えながら聴いています。
このアルバムのどこが、私を不安にさせるのだろうかと…。
ここ数日、繰り返し聴いてきて、それなりに愛着がわいてきていますが、とことんは好きと言えませんでした。
今回のアルバムは、スタックスの名曲への敬意を表したもので、一部のアトランティック音源のカバーも含め、選曲の大半は私の好みと一致しています。
なぜ、好みの音楽が詰まっているはずなのに、すっきりと「好きだ」と言えなかったのか、自問し続けています。
この手の企画盤は、大好物です。
なのに、感じるのは、同じヒューイ・ルイスの94年作、Four Chords & Several Years Ago に持った印象に近いものが有りました。
私は、この地味なカバー集が気になって、しばしばプレイヤーにかけましたが、その音から私が興奮を得ることは、なかなか困難なことでした。
今回のアルバムは、94年のカバー集よりも、さらに私の好みに近い選曲集です。
録音もメンフィスでされていて、私は何が不満なのでしょう?
南部録音ではありますが、よくある成功したバンドの聖地めぐりとは違い、地元の伝説的セッション・メンと吹き込んだものではなく、自らのバンドで、憧れの名曲に果敢に挑んだ意欲作と言えるのかも知れません。
収録曲で、私の昔からのお気に入りは、エディ・フロイドのNever Found A Girl、ジョニー・テイラーのJust The One (I've Been Looking For)、そしてウイリアム・ベルのNever Like This Beforeです。
ただ、これらの曲は原曲が好きなのであって、ヒューイのバージョンを聴いて、眼がさめるように曲に対する認識を新たにさせられたわけではありません。
例えば、ケイト・テイラー盤、I Got The Willを聴いて、私はそれまで一顧だにしていなかったオーティスの原曲が大好きになりました。
デイヴ・エドマンズが、「ガッタ、ガッタ」したかった理由が、初めて理解できた気がしました。
同様のことが、ブラッククロウズ盤のHard To Handleを、バーの有線放送で始めて聴いたときにも起こりました。
それらと同じことを期待してしまい、得られなかったことが、私をいらつかせていたのだと思います。
ただ、先ほど、YouTubeで動画を見たところ、少し印象が変わりました。
「これもいいかも」と、初めて気持ちが動いたのです。
幸い、私が比較的気に入っている曲がアップされていたことが、その想いを強めてくれたのだと思います。
さらに繰り返し聴きこんでいきたいと思いつつも、私の心は買い逃していた前作、Plan Bに想いを寄せ始めています。
01年のPlan Bでは、ニック・ロウのWhen I Write A Bookがカバーされていることを、知ったからなのでした。
時間に余裕があるときも、音楽だけに集中することは少なく、文庫本のページをくりながら聴いたりするのが、最も多いです。
しかし、最近、じっくり聴きいってしまう1枚のアルバムがあります。
その理由は、単純に「好きだから」とかいったものではありません。
そのアルバムは、Huey Lewis And The Newsの9年ぶりの新作です。
Soulsville
Huey Lewis And The News
Huey Lewis And The News
1. Don't Fight It
2. Got To Get You Off My Mind
3. Free
4. Respect Yourself
5. Cry To Me
6. Just One More Day
7. Never Found A Girl
8. Soulsville
9. Little Sally Walker
10. I Want To (Do Everything For You)
11. Just The One (I've Been Looking For)
12. Don't Let The Green Grass Fool You
13. Never Like This Before
14. Grab This Thing
私は、考えながら聴いています。
このアルバムのどこが、私を不安にさせるのだろうかと…。
ここ数日、繰り返し聴いてきて、それなりに愛着がわいてきていますが、とことんは好きと言えませんでした。
今回のアルバムは、スタックスの名曲への敬意を表したもので、一部のアトランティック音源のカバーも含め、選曲の大半は私の好みと一致しています。
なぜ、好みの音楽が詰まっているはずなのに、すっきりと「好きだ」と言えなかったのか、自問し続けています。
この手の企画盤は、大好物です。
なのに、感じるのは、同じヒューイ・ルイスの94年作、Four Chords & Several Years Ago に持った印象に近いものが有りました。
私は、この地味なカバー集が気になって、しばしばプレイヤーにかけましたが、その音から私が興奮を得ることは、なかなか困難なことでした。
今回のアルバムは、94年のカバー集よりも、さらに私の好みに近い選曲集です。
録音もメンフィスでされていて、私は何が不満なのでしょう?
南部録音ではありますが、よくある成功したバンドの聖地めぐりとは違い、地元の伝説的セッション・メンと吹き込んだものではなく、自らのバンドで、憧れの名曲に果敢に挑んだ意欲作と言えるのかも知れません。
収録曲で、私の昔からのお気に入りは、エディ・フロイドのNever Found A Girl、ジョニー・テイラーのJust The One (I've Been Looking For)、そしてウイリアム・ベルのNever Like This Beforeです。
ただ、これらの曲は原曲が好きなのであって、ヒューイのバージョンを聴いて、眼がさめるように曲に対する認識を新たにさせられたわけではありません。
例えば、ケイト・テイラー盤、I Got The Willを聴いて、私はそれまで一顧だにしていなかったオーティスの原曲が大好きになりました。
デイヴ・エドマンズが、「ガッタ、ガッタ」したかった理由が、初めて理解できた気がしました。
同様のことが、ブラッククロウズ盤のHard To Handleを、バーの有線放送で始めて聴いたときにも起こりました。
それらと同じことを期待してしまい、得られなかったことが、私をいらつかせていたのだと思います。
ただ、先ほど、YouTubeで動画を見たところ、少し印象が変わりました。
「これもいいかも」と、初めて気持ちが動いたのです。
幸い、私が比較的気に入っている曲がアップされていたことが、その想いを強めてくれたのだと思います。
さらに繰り返し聴きこんでいきたいと思いつつも、私の心は買い逃していた前作、Plan Bに想いを寄せ始めています。
01年のPlan Bでは、ニック・ロウのWhen I Write A Bookがカバーされていることを、知ったからなのでした。
こんなソウル・レビュー風の演奏を見ると気持ちが動きます。
こちらもいい感じです。やっぱりライヴの方がいいかも
こちらはおまけです。
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