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小田急線1 Odakyu Electric Railway 1

 小田急線は東京の新宿から小田原までの路線83km(1927年開通)と、途中の神奈川県相模原市の相模大野から藤沢市の片瀬江の島までの江の島線28km(1929年開通)、神奈川県川崎市の新百合ヶ丘から東京都多摩市の唐木田までの多摩線11km(1974〜1990年開通)があります。

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↑各駅停車新松田行の1200形3輌編成。1927年の開通以来の車輌で各側面2扉の長距離用として製造されました。正面、側面の扉は1960年頃鋼製扉に交換され、1968年まで走りました。 (1966年 小田原)

  1969_07_1101等 (経堂-豪徳寺)☆.JPG
↑荷物電車1100形。これも1927年の開通以来の車輌で1960年頃まで客用車輌として使用され、その後側面中央の扉が両開きに改造されて荷物電車として使用され、1976年まで走りました。(1969年 豪徳寺−経堂)

  1970_03_1300(参宮橋−南新宿)☆.jpg
↑回送中の荷物電車用1300形。各側面3扉の短距離用の車輌として1927年の開通直後製造され、1960年頃正面窓がゴム支持に、各側面扉が2扉両開きに、側面窓がアルミサッシになりました。1965年頃まで客用車輌として使用され、その後荷物電車として使用され、1984年まで走りました。(1970年 南新宿−参宮橋)

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↑1400形。1929年の製造で1968年まで走りました。この1406形はその後、現役時代に塗られることがなかった黄・青に塗られ、教習車として1987年まで経堂に置かれました。その後、海老名電車基地に移され、1995年に解体されました。(1978年 経堂)

  1969_0726_1600等急行片瀬江の島行(祖師谷大蔵−成城学園前)☆.jpg
↑急行片瀬江の島行の1600形等6輌編成。1942年の製造で小田急のイメージを一新した窓の大きい車輌で、1948〜1949年には特急として活躍しました。1960年頃正面窓がゴム支持に、側面窓がアルミサッシに変更され、1970年まで走りました。(1969年 祖師谷大蔵−成城学園前)

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↑1700形4輌編成。1951年に特急車として登場し、1960年頃3扉に改造され、一般車として1974年まで走りました。(1970年 経堂東電車基地)

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↑1970年頃塗色が黄・青から変更された後の張上げ屋根の1700形第3編成4輌編成。1952年に正面2枚窓の特急車として登場し、1960年頃改造され一般車として1974年まで走りました。(1970年 経堂東電車基地)
 1700形、1800形、1900形、2100形も1970年頃この塗色に変更されました。
                                   
  1970_03_1800×4 (豪徳寺−経堂)☆.jpg
↑各駅停車新宿行きの1800形4輌編成。1946年に国鉄の63系の同型車として登場し、1958年頃大幅に改造されて外観が近代化され、1981年まで走りました。(1970年 豪徳寺−経堂)

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↑各駅停車新宿行きの1900形4輌編成。1949年に2扉の特急車として登場し、1960年頃3扉に改造され一般車として1976年まで走りました。(1969年 東北沢)

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↑小田急初の、窓の上下に帯状の出っ張りがない、のっぺり車体の2100形。取付け式の尾灯と低音のモーターを使用した最後の車輌です。1953年に登場し、1975年まで走りました。(1969年 経堂東電車基地)

  1988_0124_ED1012、ED1031(海老名電車区)☆.jpg
↑電気機関車のED1012(左)とED1031(右)。ED1012は1927年に製造され、1984年に廃車になりました。ED1031は1930年に製造され、1997年に廃車になりました。電気機関車は主に多摩川や相模川の砂利を積んだ貨車を東北沢付近まで牽引するのに使用されました。(1988年 海老名電車基地)

昔、東北沢−代々木上原には 側線 があり、その隣にはコンクリート工場がありました。砂利を輸送していた貨物列車は、この側線に入って砂利を降ろしていました。





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