グループによると、癌の内日本で最も多いのは大腸癌で、その78% は大腸の左側で発症する。
左右で発癌の仕組みが違う事が明らかになっており、谷内田真一・大阪大教授は「大腸癌が左側に多い理由を解き明かす研究に繋げたい」と話した。
夫々200〜400人程度から組織を採取。
その結果、健康な人では、大腸の右側では免疫反応など異物に反応する遺伝子が多く発現。
免疫細胞が多くある小腸で除去されなかった食べ物の異物や微生物を排除する役割を主に担っていた。
一方、左側では保水機能や細胞の機能制御に関わる遺伝子などが多かった。
左側が以前から知られる水分吸収の役割を主に担うと考えられ、左右で役割が大きく異なっていたと言う。
その他、癌ではない部位でも、遺伝子の発現が健康な人と異なる事が判明。
癌がない部位でも健康ではなく、リスクが高まっている状態と言えると言う。
愛媛新聞 体から
大腸の左右では役割が異なるらしい。
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