「増やし方なら分かるけど、減らし方とは一体どう言う事だ?」と思われるかも知れませんね。
若い人には余り言いませんが、少なくとも50〜60代の人にとっては、お金を減らす事で増える ” 財産 ” は間違いなくあります。
それは「仲間」「信頼」、そして「思い出」です。
日本人はよく「死ぬ時が一番お金を多く持っている」と言われますが、それは幸せと言えるのでしょうか。
一定の年齢からはもっとお金を使って、死ぬ時に三つの財産を増やす事を考えた方が、より幸せな人生を送れるのではないかと思うのです。
米国でも近年「 DIE WITH ZERO 」と言う本が話題になりました。
何時死ぬかは分からないので、実際に「お金をゼロにして死ぬ」のは難しいでしょうが、ひたすら貯め込んだ結果、友達も思い出も増えないまま人生を終える事だけは、決してしたくないと思っています。
大江 英樹 経済コラムニスト
愛媛新聞 マネー&ライフから
人生を楽しんで死にたいものだと思う。
未だ何かやり残したものがあるかも?。
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