ネガティブな感情には、体の不快感が伴う。
不安や焦りから不眠や食欲不振、頻繁にトイレに行く、お腹の調子が悪くなると言った症状が出る。
言葉数が何時もより少ない、イライラして怒りっぽくなるなどもサインの一つ。
休息しているつもりでも、自律神経のバランスが乱れていると、心と体が緊張状態になる。
先ずは落ち着いて、安心できる場を作る為に気持ちを一度受け止めてあげて欲しい。
無理に気持ちを落ち着かせ様とするのではなく、体が心地よさを感じる事が大事。
リラックスに繋がる呼吸は、普段からトレーニングできる。
寝る前や隙間時間にお勧めだ。
先ずはお腹側。
深く息を吸い込んで、船の汽笛の様な「ブー」と言う低い声を出しながら息を長く吐く。
数回繰り返すと体の力が自然と抜ける。
次に背中側。
後ろに手を回し、脇腹と背骨の真ん中辺りに手の平を当て、自分に「お疲れ様」を伝える様に、ゆっくり呼吸する。
高ぶった神経が落ち着き、睡眠の質向上も期待できる。
目の前にある物や景色を見たり、音を聞いたりして「今の自分」を意識して見て欲しい。
臨床心理士・公認心理師 桐田 弘江さん
愛媛新聞 惨事報道と心のケアから
心地よさ感じる呼吸が大切らしい。
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