姑息な人間。。。: 私は明日クビになる　～ぶら下がりリーマンブログ～

2013年09月28日

姑息な人間。。。

経済産業省の官僚が、個人のブログで

「復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい」と発言し、

その非常識さから個人を特定され、

停職2か月の懲戒処分―

というニュースがあちこちで取り上げられていました。

当人のブログは既に破棄されましたが、

ネットユーザーの間でどんどんコピペされ、

家族の写真と実名も流出しています。

この官僚、犯罪者でさえ遭遇しないような目に遭っていますが、

これこそ正に自業自得と言うものでしょう。

私が個人的に感じ、言いたいことも、既にネットの中で同様の意見も有り、

膨大な批判が為されているので割愛しますが、

この人物に対しての感想を言うならば

「姑息な人間だ」ということです。

「卑怯」

「セコい」

も当てはまる表現です。

そして、そこから

日頃表舞台には出ないけど、間違いなく日本の行政を裏で支えている（であろう）

官僚全体にうっすらと感じる「姑息さ」を感じてしまいました。

官僚とて、結局は個人。

人格が破たんしている人物でも

学歴や世渡りで官僚になれる。

そして、自らの社会的地位を個人の能力と勘違いし、

横暴な感情を抱くに至る。

こんなことは社会では当り前、と思う位ブラックなものを毎日観ている自分としては、

怒りを覚えるまでには至りません。

そこが既に自分の感覚がマヒしているのかもしれませんが。

しかし、今回のは幾ら何でも酷いですね。

個人とはいえ、官僚が持つべき思考として決して在ってはならぬ部分を

非常に汚い言葉でブログに綴り、

しかも老人や子供の写真を加工もせずにブログに載せ

「はやく死ねよ」は、人として批判され、社会から糾弾されても仕方ないでしょう。

処分は停職2ケ月と、温過ぎる気がしてなりませんし、

この部分に官僚全体の甘さが見えますが、

恐らくこの官僚を追求し過ぎると、霞が関全体の官僚はクリーンなのか？という

部分に発展し、ボロが続出することを防ぐために、規定の罰則から選択しただけのような気がします。

ネットを使って犯罪行為と判断できることもやっているので、

そこをしっかり追求するのか、

停職2カ月で全てを揉み消すのか。

少し注目したい所ではあります。

ただ、たまたま見たニュースで、同じ経産省の職員が

「恥ですね、彼は論外。即辞めて戴かないと困ります」

と、顔出しでキッパリ発言していたこと。

当たり障りの無い「残念ですね」という言葉のみで済ませる職員ばかりだと、これも嫌気がさしますが、

この職員の発言は、まぁ普通に良心がある考え方で良かったな、と。

自分の勤め先にも、こういう「極端なウラの顔」を持った

「姑息なヤツ」

が居るのです。

人間、個人の人格で堂々と世の中を渡り歩ければ、

出世なんかより余程良い人生かも。