私は明日クビになる　〜ぶら下がりリーマンブログ〜

相変わらず、阿部政権による横暴な政治が続いているなぁ、という毎日です。

ＴＰＰや集団的自衛権はもちろん、例の残業代ゼロ制度も酷いものです。

ツイッターを観るだけでも、野党議員などが同制度の是非に対する国会での答弁を色々と暴露してくれているのですが、

民主党の山井和則議員のツイートには、このようにあります。

“「生産性が上がる素晴らしい制度と言うなら企業だけでなく公務員にも残業代ゼロ制度を導入すべき」と柚木議員が追及すると、田村大臣や答弁席の10人の厚労省官僚が一斉に「とんでもない」と手を振って拒否。ひどい制度だと官僚もわかってます。”

国会のような、テレビでも中継のある場で、与党が思いっきり無茶な法案だと暴露しているわけです。

派遣法の改正で、製造業の抵触日が3年から無期限になる、いや、無期限にしてしまえ、という乱暴な案についても、

労働者側の代表者とも言える人は草案の討論に一切参加しておらず、

強者の理論だけで組み立てられています。

残業代ゼロ制度も同様。

阿部政権の「法案成立には、反対意見は最初から聞き入れない」という傲慢な姿勢が随所に表れています。

残業代ゼロ法案は、もし可決、施行されたら、まず間違いなく低所得層にも蔓延するでしょう。

日本の企業の大部分には、会社に対する自己犠牲の精神を要求する姿勢が残っています。

ブラック企業は、この精神を「要求」ではなく「強要」するところから始まります。

あの、ワタミの「24時間、死ぬまで働け」が何よりも良い例です。

派遣、残業代ゼロ、どちらも済し崩し的に蔓延し、低所得層が更に圧迫される世の中になるのは間違いありません。

とても、とても歯がゆい思いで行方を見ておりますが、

阿部首相は間違いなく、「日本を崩壊させた首相」として後世に恥ずべき名を残すでしょう。


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