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カーペットからフローリングへの張替え6

今回もフローリング貼りの続きである。
前回は部材の切断を主に進めていたが、今回は細部の仕舞いを行いながら
フローリングを貼っていく作業を行った。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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 「フローリングの細部の仕舞い」とはどのような部分かというと、例えば、
サッシ際のフローリングを貼る際には、額縁にフローリングが当たる所が出てくると思う。
その際、以下のように額縁を切断し、切り欠くことによって仕舞いをつけなくてはならない。


フローリング自体を切断して上手く形を合わせることは難しいし、伸縮の割合は
額縁よりフローリングの方が大きいと思われるので額縁を切り欠く方が良い。

切断方法としては、カッターにて表面のシートをあらかじめ切断し、のこぎりにて
水平に切込みを入れてから"のみ"で落とす形が良いと思われる。
私の場合はフローリング材の伸縮を考慮して多少大きめに切り込みを入れた。
(結果、少し隙間があいてしまったが上手くやれば見えなくなるはずである。)

このようにして加工をしていき、部屋の半分以上加工が終わったのでフローリングを
貼っていくことにした。貼らないと作業スペースが無くなってくる。


ちなみにのりは床に直接撒いてから適当に伸ばしている。

フローリングのり使用量は厳密に言えば使用する量が平米あたりで何Kgと決まっている。
だが、付属のヘラを使ってのりを伸ばしていくとクシ目がついて大体適正な量が残るので
気にせず貼っていった。

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今回、失敗したと思ったのは思ったよりもコンクリート下地の不陸が大きい部分があった
ことである。しかもマズい事に入口のドア付近が特に悪かった。

この点については無垢材直貼りでは致命的な問題で、クッション付きフローリングならば
ある程度は押さえればなんとかなったと思うが、無垢材ではどうにもならなかった。

とりあえず残りの材料とかを載せたものの、重さが足りないのでレンガを持ってきて
載せておいた。1個や2個ではなく100個ぐらい(笑)骨が折れる作業であった。

※こういった場合、フローリングの浮きを抑えるため仮釘と呼ばれる釘を打って
おくとフローリングが止まるのだが、今回は用意していなかった。

入口部分はとりあえずフローリングのりが乾くまで、中途半端で放置しておくことにした。


・・・次回はレンガ片付けの作業から始めなくてはならない。欝だわ。

カーペットからフローリングへの張替え5

今回の記事は、フローリング張りの続きである。

最初に、本日も途中から酒盛りに変わってしまったので作業があまり進まなかったことを
お詫びしなくてはならない(笑) この工期が全く関係ないところがDIYの良いところである。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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本日は主にフローリングの切断を行ったのだが、フローリングを切断する為に最低限必要な
工具として「スコヤ」「丸のこ」、「木づち」、「のこぎり」が挙げられる。

丸のこに関しては扱いやすく値段も手頃なM561もしくはM562辺りが良いだろう。
慣れないうちは切断作業中に誤ってコードを切断することが良く有るが、この値段なら
諦めもつくと思う。ちなみにグレードが高くなると軽くてハイパワー、集塵機(別売)に
対応するなどの特典があるが、DIYにはあまり必要ない。

写真左から「スコヤ、木づち、ハンマー、丸のこ」



 さて。丸のこ1本でフローリングを切断しようとすると、直角に切れないと言う
問題が必ず生じると思う。丸のこには「ガイド」と呼ばれる木材と平行に切断する
ための治具が装備されているが、直角にはガイドは使用できないのである。

角材やフローリング等の幅の狭い板材を切断する際は「スライド丸のこ」を通常は
使用して作業を行うのだが、週末大工の為に買うには多少値段が高い。

この点に関してはスライド丸のこを参考にしてガイドを自作するなり、腕を磨くなりして
直角に切れるように頑張るしか無い。私はとりあえずガイド無しでひたすら切った。

下の写真のようなサッシ等の建具のキワは、特に精度が要求される部分なので
心して切ってほしい。(最後に巾木で隠れない部分のこと)


ちなみに、このようにサッシに突きつけでフローリングを貼ると伸縮により
最悪の場合はフローリングがめくれ上がる事が有るので本当は良くない。
また、結露水によりフローリングが変色したりする。

納まりとしてはサッシとフローリングの間に隙間をあけて床見切りを上から
はめるのが本当は良いかと思う。むしろ、そうするべきであった。


先日、フローリングの割付について考察したが、実際に仮置きするとこのような形になる。



逆側の端部はこのようになる。



・・・あとは特に注意事項もないので、ひたすら切断しては仮置きする作業の繰り返しである。

仮置きなしで接着したいと思うかもしれないが、仮置きしてから貼るのが失敗が少ない
ので、部屋の半分づつでも仮置きして確認してから作業をすすめるべきだと思う。

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以上、フローリング材の切断と仮置き作業で今回は終わった。

次回は細かい部分の仕舞い(仕上げ)について書いていこうと思う。

カーペットからフローリングへの張替え4

 今日もフローリングの張り替えについてである。 
と、言っても解体作業の続きからだが・・・。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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 フローリングを貼るためには一旦、巾木を取り外さなくてはならない。
巾木の下までフローリングを差し込まないと隙間ができてしまう。
壁際までフローリングを貼って、その上から厚みのある巾木を貼ることでスキマを
見えないようにする訳だ。

壁とのスキマについて説明すると、フローリングの材料である木材が季節によって
伸縮するので、壁とのスキマを少々あけて吸収しなければならないからである。

一般的には湿度が高いと伸びる傾向にある。

よって冬場に貼る場合は巾木で隠れる範囲で大きめにスキマを取り、夏場には収縮を
考慮して壁とのスキマを少なめに取らなければならないと言う訳だ。
隙間なしの場合はフローリングが割れたり、酷い時にはせり上がってくるらしい。

と、言う訳で巾木を解体していく。

 解体する際に注意することとしては、巾木はクロスの上からクギと接着剤併用で止められて
いることが多いので、解体前に巾木の上でカッターを入れ、あらかじめクロスを切断しておく
という点だ。

これを怠ると巾木を剥がした際にクロスが一緒に剥がれ、壁紙を張り替えるハメになる。



下図のように、巾木とクロスの取り合い部分にカッターを入れておく。


一度剥がれてしまったクロスや石膏ボードの表紙は次に巾木を取り付ける時の妨げに
なるので綺麗に剥がしておいたほうが良い。



以上でやっと解体が終わったので、ついにフローリング貼りの準備に入る。

 コンクリート下地のフローリング張りの際は、まずは下地の不陸(高さの違い)が無いか
よく確認しておいたほうが良い。

特に、出入口とサッシの部分は高さがまちまちだと目立つので、場合によっては左官
補修で高さを調整する必要が出てくるかもしれない。

高さが高すぎる部分が有った場合には、グラインダーにカップと呼ばれる工具を装着して
コンクリートを削る必要がある。(※もし、無垢板でなくクッション付きのフローリングを
選んだ場合にはクッションを外す事で十分に調整できるはず。)


では、確認が済んだ所で墨出しに入る。
墨出しとはフローリングの下地部分に墨汁で基準線を引く作業である。

墨出しには先日の記事で紹介した「墨つぼ」を使用する。2人で行うと作業が楽だ。
1人で行う場合には「カルコ」もしくは「コンクリート用カルコ」を利用して墨出しをすることになる。

まずは1本、基準となる線を部屋の中央に打つ。

その後、私のような初心者はフローリングを貼っていくにつれて平行でなくなっていくことが
予想されるので板の幅2枚ピッチぐらいで墨を打っていく。



墨出しが完了したら、割付を考えてフローリングを切っていく。

・・・という所で、この日の作業は終了。残りはまた後日伺った時に行うことになった。
あまり夜遅くにやると苦情が来るので(笑)


フローリングを切る時には最低でも丸のこが無いと厳しい。
その辺も次回の記事で記載しておこうと思う。

カーペットからフローリングへの張替え3

今日はフローリングへのリフォーム3日目である。

しかし、本日はあまり作業が進行しなかった。

家の持ち主と色々話をしていたら、気付けば昼を過ぎており巾木の取り外しと解体後の清掃、
床端部のモルタルのケレン清掃しか出来なかったのである(笑)


と、いうことで本日の作業内容は月曜日にまとめるとして、今日はフローリングの貼り方(割付)
について考察してみよう。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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 基本的なフローリングの貼り方はこちらのサイトを参考にしてもらうとして、フローリング
の割付(フローリングの継ぎ目の位置)について考えたいと思う。


 部屋の形や長さというものはまちまちなので、部屋の長さに応じてフローリングをカットする
必要がある。しかし、無闇にカットするとフローリングの割付がおかしな事になる上に、余りの
材料が発生してしまう。

以下のような幅3600、長さ5550の部屋で幅90、長さ1820のフローリングを張ったと
仮定して、長さ方向の割付を端材が余らないようにするにはどうすれば良いか考える。(下図)



 5550mmの部屋に1820mmのフローリングを敷き詰めると、5550−1820×3=90 で、
90mmのスキマが発生する。



 この90mm分をカットしてハメ込むと、残り1730mmのフローリングが余ってくる。
 (1820mmの長さのフローリングを90mmカットすると、残り1730mm)


 次に1730mmの余りを1枚目にして次のフローリングを並べ始めると今度は180mmのスキマ
ができるので、今度は180mmにフローリングをカットしてハメこむ。
 ( 計算式:5550−(1730+1820+1820)=180 )



 上記の手順を繰り返すと、右下がりに90mmずつ下がりながらフローリングを余らせずに
貼っていくことが出来る。(下図の左側)

このように均等にズレていくパターンもよく見ると思うが、もう一つよく見るパターンとして
乱丁でフローリング貼る方法がある。

乱丁でフローリングを貼りたい場合は、下図の左側の様にフローリングをカットした後、
並んでいる順番を左右で入れ替えると乱丁で余り無く貼ることが出来る。(下図の右側)



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以上が、簡単ながら割付についての考察である。

 DIYでフローリングを貼ろうと思った時、「1坪とか0.5坪単位でまとめ売りしてあるけど、
余りの部材が出るなら多めに買ったほうが良いのかな?」と思うかもしれないが、正確な
面積さえ把握しておけば余りは出ないと思う。

 余談ながら、正確にフローリングを貼るためにも必須の工具として墨つぼがある。
これは忘れられがちだが、非常に大切な道具だ。(ちなみに上のリンク先は伝統的な物)

 昔から大工さんが使っている道具の一つだが、直線を引きたい時にあらゆる箇所で使える。
使用方法さえ覚えればDIYにも強力な味方になってくれるはずである。

タジマ パーフェクト墨つぼ



タジマデザインのパーフェクト墨つぼは糸の引き出しが滑らかで心地が良い。
私も愛用しているが、この型番のグレートな耐久性と信頼性は極地で戦う現場監督にも
オススメできる。(但し、糸の交換用のつまようじみたいなものは弱い。スライム以下のHPだ。)


道具というものは非常に大事で、道具の良し悪しが作業の効率に大きく影響してくる。


 ちなみに、私のオススメする便利工具第1位はマキタ充電式ドライバTD133DRである。
(フローリング全然関係ない)

何かを回転させたい時は必ず登場する。使用頻度が非常に高いので私生活でも持ち歩いて
やりたいぐらいの便利さである。

 比較対象としてコンセントに刺す100Vの家庭用電源を使用するタイプがあるが、何千本も
ビスを打つならば充電式では困るかもしれないが、DIYなら充電式に限る。

手軽さ(利便性)が桁違いだ。(TD133は安物と違い、電池も長持ちする。)

マキタの充電式ドライバを買うならば、用途に応じて以下の2種類から選ぶと良い。

TD134 : 屋外での使用、もしくはホコリの多いところなど過酷な環境での使用。
TD133 : 屋内での使用、ホコリ等は少なく、雨がかからない環境での使用。

(現時点では最新機種の2種類であるが、最新情報を以下のページでチェックしてみる
 と良いだろう。http://www.makita.co.jp/product/li_ion/index.html


途中から道具の紹介になってしまったが、今日はフローリングの割付についてであった。



明日は通常通りに作業できる・・・かな。

カーペットからフローリングへの張替え2

絨毯からフローリングへのリフォーム2日目。

今日は既存の床材の撤去である。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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 床を剥ぐためには部屋の荷物を移動させ、ベッドのボードを取らなくてはならない。
サイドテーブルも外さなければならないので色々と大変である。


 このサイドテーブルが曲者で、外そうと思って天板を見たらスイッチとコンセントが付いている。
なにやらベットサイドから部屋の照明を操作できるように、壁を通してサイドテーブルまで配線が
繋がっているようだ。

私は電気工事士でないので配線を切るわけにもいかず、しかもブレーカーの位置すら分からな
かったので、仕方なくサイドテーブルの見えなくなる部分を削って本体ごと抜いた。

電気が流れたままの線を切るよりはマシな選択であったと思う。
まあ、見えなくなる所なので気にする必要はあまり無いだろう。


そんなこんなで手間を食っている間にフローリング材が届いた。


今回は桜の無垢板(UNI、節有り)を注文した。

注文先は「ランバーマート」さん。

「注文材に関しましては、桁違いの在庫量でどのような御注文でも、低価格、高品質のものを、
迅速に提供させていただきます。」

と、いうトップページの記載に偽りはなく、安く、迅速に届いた。

しかし、ホームページの説明が投げやりだ。「UNI加工」とか「塗装品」とか書くべきである。


これが・・・桜だというのか!!! と、驚くかもしれないが、塗装がワインカラーなので
このような色になっている。あまり白すぎるのも良くない気がしたので。

基本的に、床から天井に向かって明るい色に配色していくと落ち着くと、誰かが言っていた。


バリバリと絨毯を剥がしていく。モノが無くなるまでが大変だったわ・・・


コンクリート釘で止めてあるカーペットの留め具を外していく。
久しぶりに石頭を持ったので明日は筋肉痛確実である。


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今日の作業は、ここまでで終了。巾木の解体等は明日行うこととした。
本当なら今日中に解体作業は終わらせたかったのだが・・・

予定通りには進まないものである。

カーペットからフローリングへの張替え1

DIY(日曜大工)で週末を過ごす・・・素敵なスローライフだと思いませんか。
しかし、DIYでフローリング貼りとなるとどうでしょう?

突然ながら、お世話になっている家のフローリング張りをする事になりました。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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 内容としては、

  1、既存カーペットの撤去及び処分
  2、フローリング工事一式(額縁、巾木の加工等含む)
  3、美装工事(ワックス掛け)

 以上の3点である。

業者に頼むと20〜30万はするそうな。(正直、20万でやってくれるなら安いと思うけど。)

 まあ、フローリングみたいな仕上材は値段の大きな差は素材のグレードによると思う。
 無垢材なんかを使うと高くつくんでしょう。

 ちなみに、無垢フローリング材といっても木材の接着の有無などで4種類ぐらいある。
詳しくは「名建工業株式会社さん」のページに行くと非常に分かりやすく説明しているので
参考にしてみると良いと思う。ありがとう洋美さん(リンク先の管理人様)


ギターも高いマホガニーとかメイプルを使うと無茶苦茶な値段が付く。
フローリングも同じである。私ならコストと見た目でUNIの無垢板をオススメする。
(ギターで言うなら3ピースみたいなランクかな。)
接着剤なんか使ってほしくないという方は「一枚物(1P)」の板を選択すると良いだろう。

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で、早速ながら現地の下見をしてきた。


いい感じのカーペットだった。ふっかふかである。

現地で平米数や何坪有るのかといった事を調べるなら「レーザー距離計」がとても便利。
(測ってるだけで無駄に感動してもらえる。)

やっぱりプロはタジマツール製がオススメである ※道具のメーカーの事。

と言いつつ私のはヒルティだ。残念。


それはさておき、レーザーでピピっと測ってみると15.6uあった。単位換算すると約5坪である。

フローリング材の1箱の数量は、3.3平米(1坪分)なので5箱頼めば大丈夫という事に
なる。余り無く貼れば。 ※ 中には0.5坪とかも有るので要注意。


主人の要望を聞いたところ、「チークの無垢材が良い」との事であった。
確かに高級感がある・・・フローリング材としても有名。ただし高い。

 材料費だけでも予算をオーバーしそうな気がする。

と、言う事で別の材料に変更することになった。当然ながら今回の作業では
フローリング材以外にも必要なものがあるので、予算はかけられない。


例えば木巾木(もくはばき)。床と壁の取り合い部分についている45mmぐらいの木の板の事だ。


うまくやれば無傷で取り外せるのだが、釘と接着剤併用で取り付けてあったので
外したら傷だらけになると思われる。よって要交換。


次に、洋室入り口の沓摺(くつずり)である。
カーペットからフローリングに変わる区切りがないので、無垢の木材もしくは押さえ金物を貼る。


ちょうどカーペットの色が変わっている部分に取り付ける感じだ。


あとは、フローリングの厚みと、下地の種類を確認して施工方法を検討。

コンクリート下地の場合はフローリング用接着剤で直貼りできる。
木造で根太しかなかった場合は釘と接着剤ネタ張り併用になるかと思う。


めくってみるとコンクリート下地であった。
コンクリート下地に無垢板はあまりよくない。土足で歩くならいいのだが。

「ここに無垢材を使うと足の裏に受ける衝撃で、足首と踵が痛くなるのでは」と思ったものの、
無垢材をどうしても使いたいとの事だったので要望に従うことなった。

とにかく今回は無垢板をコンクリート直貼りで行く。

1Fのコンクリート床にフローリングを貼るなら裏に硬質ウレタンフォームがくっついた物とか、
マンションで使われるクッション材のついたタイプがいいと思う。
厚さは普通12mmだと思うのでDIYする方は覚えておくと良いかもしれない。


接着剤は以下の物が良い。

プロと同じものを使うというのは技術が伴わないにしても大事なことである。

ちなみに楽天市場の中ではこれありマーケットさんが一番安いと思う。(私の時は、たまたま10kg缶の在庫がなくなったとの事で、サービスで15kg缶を7000円で発送してきた。嬉しいような悲しいような・・・(接着剤が余る)だが、納期に間に合わせるという心意気は確かに受け取った。)

 (楽天の検索で一番上に出てくる店で買うとKg当たりの単価が2倍以上するので注意が
必要である。品番が同じなら中身は同じであるということを強く言っておきたい。)


こちらのボンドは信頼のコニシ製。木工用ボンドなんかで有名である。

接着剤はホルムアルデヒドによるシックハウスの原因となるのでやはり、F☆☆☆☆
(フォースター)区分の物を使いたい所だ。その点でも安心(右上に表示してある。)

1u(平米)につき0.55〜0.6kgが標準なので15kg缶なら16帖ほど貼れる計算になる。

その他のコニシ製品(木材用接着剤)は、こちらのお店でも安く扱っている。


と言うことで今日はフローリング張り替えの材料を発注した。


 
また後日、張り替えの作業をレポートしたいと思う。

エレキベースをレストアしよう5

しばらく更新が停滞していましたが
水面下では急ピッチで作業が進められていました。

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・ギター、ベースの再塗装手順

1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
  (レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。

2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
  深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。

3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを吹く。
  乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
  マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
  良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)

4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
  少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
  ※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。

5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨 
  (※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
  それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
  
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今回は「5、」の研磨→クリアー塗装→研磨→組付けを行った。


箇条書きにすると、

・クリア塗装→乾燥
・表面研磨、コンパウンド仕上げ
・回路組み立て
・ネック調整、組み付け
・弦高調整等各種セッティング

→完成


組立て出すと早いもので、一晩で完成してしまった。


徹夜で作業したので、完成と同時に寝てしまい、ボディ下側がホットカーペットで溶けていた。
どうやらクリア塗装が固まっていないようだ。

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・完成写真 表面


・完成写真 裏面

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 頑張って調整したものの、ロッドが既に一杯なのでネックが多少順反りのままである。
弦のゲージを変えて対応するしかないが、ベースの弦は超高価なのでしばらくはこのままで
行くしか無い。

あとは塗装痩せが出てきて、仕上げが多少ボコボコになってしまった。
これは短期間で作ったので仕方ない。やっぱり塗装は時間をかけるに限る!

一週間弱の短工期で完成したので良しとするか・・・。

今は、もう少し寝よう。

後日、音出ししてみようと思います。


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・今回のベースのレストア、再塗装にかかった費用

塗料費:5000円 (エアウレタン、ラッカースプレー等)
養生材:1000円 (マスカー、マスキングテープ、軍手等)
雑材料:2000円 (プラ板、接点復活剤、ヤスリ、電池等)
ベース弦:2000円

ベース本体:約4000円 (本体2100円+送料)

合計14000円

14000円出す価値があるのかと聞かれたら悩む。塗装自体は10000円ぐらいでできる。
実際塗装してみると工房でやってるリフィニッシュの値段は妥当って思うなぁ。


やっぱりプロに任せるべき。普通の場合は(笑)

ベースレストア番外編(ギターのリフィニッシュと呼んでいいものか)

ベースレストア日記番外編

        〜 子供に大人気。黄色いネズミのギターを作る 〜

ベースの本体を乾燥している間に、過去に作ったモノの紹介を。

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ギターを再塗装し、黄色いネズミ化してみようと。
ふと思い立ったのは去年の1月頃だったろうか・・・。


黄色い物体。

・木材加工
・ブリッジ変更
・シーラー
・下塗り
・上塗り

まで終わった状態。


これはレスポール系ギターを糸鋸で切って形を調整し、ネックポケットをストラトのネック用に
調整して作ったものである。



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黄色い物体がなんとなく「任天堂の黄色いネズミ」に似ている形に!

・上塗り
・バースト塗装(黄色→薄茶色→焦茶色→チョコ色)
・バインディング塗装
・頬、目、口等の細部の塗装

まで終わり、クリアーを吹いている所。



この不安定な脚立とホウキが・・・1回、倒れた事があった。
後悔先に立たず、、、

2回バウンドして地面に落ちたあの時の音は今でも耳に残っている(笑)
塗装やり直しだったなぁ。

しかし、写真を見ると、また同じ状態で塗装している。
君は懲りないヤツだな!と当時の私に注意してやりたい。

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乾燥が終わったら、組立。

トグルスイッチなどは新調した覚えがある。金のかかるネズチューだ。

組立は事務所で作業している。通常の会社員であればこのように机の上が汚いと
仕事ができない人間と判断されかねないので注意が必要だ。

組立時の注意として、出来るならハンダなどのメーカーにこだわった方が
精神的に良い気がする。音質的にはよく分からないが精神的には効果抜群である。



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完成写真。

工程写真と完成写真は残しておくと後々、自分で見て楽しめる。
皆さんもレストア、改造を行う時は写真を残しておくと良いだろう。


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さて、今回は「任天堂の黄色いネズミ」こと、ピカチュウギターの制作であった。


 賢明な読者の方ならお分かりだろうが、ストラトとレスポールでは指板のRが
ずいぶんと違う。当然ながらバダスブリッジでは個別の弦高調整など出来ないので
3、4弦はヒビり、1、2、5、6弦は高すぎる。

レスポールとストラトを合体させようとした罰である。

ちなみに材料はTokaiのストラトネック、エピフォンのレスポールボディを使用している。
どちらも本物には及ばないかもしれないが、そんなに悪くもない。


ピカチュウは俺の友達という方、特にレスポールを持て余しているピカチュウファンの方は
こんなモノを作ってみるのもいいだろう。

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ピカチュウギター制作費

・塗料代 5600円
・ボディ本体 3000円
・ネック本体 3000円
・バダスブリッジ 2500円
・ロック式スタッドボルト&アンカー 700円
・トグルスイッチ交換 900円
・オイルコンデンサ交換 1200円
・ジャックプレート、ジャック交換 1200円
・ネックプレート 1200円

・ヤスリ、パテ、養生材他 2000円ぐらい

合計すると、約21500円であった。


私の労賃を入れれば100000円ぐらいだろう(笑)

まあ、製作自体が楽しいし、完全オリジナルって所は金銭面では測れない部分がある・・・
かもしれない。

※工具は新規で追加していないので値段に算入していない。

エレキベースをレストアしよう4

寒い・・・。春はどこへ行ってしまったのか。

ベースレストア第4回。


今回はあんまり頑張らなかった。 むしろ頑張れなかった。
乾燥時間がかかるのでのんびり作業中。


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今回は見た目には特に目立った進行はしていない様に見える。



では、一体何が進行したのか。箇条書きにすると、

・ボディ裏面を再塗装、補修した。
・ボディにラインが入った。
・ネックの中塗り工程が完了したので指板を研磨し、フレットを磨いた。
・キャビリティBOXの蓋を再製作した。
・ピックアップを白に塗った。
・ネコ部分のライン調整、塗装を盛りすぎた部分の研磨。

そんな所である。

指板とかフレットとかは、やはりピカピカにしておきたい所だ。
磨いた後に指板用オイルとかを少量つけて防錆、乾燥防止を行った。

ピックアップは白に塗ったのだが、すぐに剥がれそうだ。

この後、乾燥を3〜4日行った後にウレタンクリアーを塗布する予定である。


・・・続きはまた来週頃に。 明日からは番外編で過去の失敗作などを紹介します。

エレキベースをレストアしよう3

ベースのレストア第3回。

鼻水は真っ青になり、健康被害が懸念されるが気にしない。
多分、本業の塗装屋さんはもっと酷い事になっているに違いない。


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・ギター、ベースの再塗装手順としては


1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
  (レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。

2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
  深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。

3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを塗る。
  乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
  マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
  良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)

4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
  少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
  ※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。

5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨 
  (※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
  それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
  
といった手順になっている。全ての工程が必要不可欠だが、あえて言うなら
「2、」「3、」の塗装剥ぎ〜シーラーの工程は省略しても構わないと思う。
シーラーなど下処理が不要となるので手間が省ける上に、見た目には大して影響しない。

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現在。「1〜4」が終了し、「5、」の作業を行っている所である。


で、こんな感じになった。(下図)

塗装の重ね方としては、

・下塗り(ホワイト)    ・・・   全体に吹付け。
・上塗り(アイボリー)  ・・・   左側の白い部分を重点的に吹付け
・上塗り(ブルー)     ・・・   ボディ全体。ボディ左の白い部分はマスキングで残す。

マスキングが必要な部分は塗装が乾いているか確認してからテープを貼らないと酷い事に
なるので注意をしたい。あと、ラッカー塗装とマスキングテープは接着剤が反応してくっつくので
長時間置くと大変な事になる。



気温が低いので強制的に乾燥するべくストーブで直に温めてみた。
マスキングをしたいが青色がなかなか乾かない。

今まで、暖房機で部屋全体を温めるなどで乾燥を促進したことはあったが、
直接暖めるのは初である。


この後、悲劇が起こる。


 予感はしていた。熱を加えるのは危険だと本能が言っていたが、タイムリミットへの焦りが人を
誤った道に引き込むのである。

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悲劇の時の写真は残っていない。

木材に含まれている水分が蒸発し、塗装面に気泡が発生して◯コラ状態になった。

・・・予想どおりの結果☆

だが、私は負けない。駄目な部分を塗装を剥いでやり直しすればいい。
ギター作成時の苦に比べればなんのそのだ。昔、作ったヤツは3回ぐらい最初から塗りなおしたから、今回はまだまだいける筈である。

(クリア吹き前のボディーを落下させた事もあった・・・アレは泣いた。 木材の段階から
削りなおしだったなぁ・・・)


まあ、今回はネックが無事だったのが何よりの救いであった。


 ※(◯には"はす"という漢字が入りますが、インターネット上級者の方にはこの文字を見ただけで恐怖がフラッシュバックするそうなのであえて表記は避けました。)

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そして作業は急ピッチで進められ・・・



今回の作業終わり。
ボディーの裏側は補修していないのでまだ酷い有様である。

 表側は文字入れまで行かなかった。むしろ、文字を入れなくても良い気がしてきた。
ネックは真っ青では少しさみしいのでセンターにラインを入れた。
ネコは手書きである。いつもながら適当に描くのが味だと私は思う。
計画通りの配置に収まって一安心。

 アクリルカラーのピンクでチークと耳の中の色を入れるつもりだったが、
何故かダイソーのアクリル絵の具ピンクは"ラメ入り"のメタリックピンクだった。100円返せ。


 明日はボディにラインを入れて、塗装不良部分を水研ぎし、クリア塗装前の状態まで持っていく予定だ。
ある程度乾いてくれればいいのだが雨が降るとどうしようもなく乾かない。


天気はどうすることも出来ないが神様に祈るのみである。
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