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カーペットからフローリングへの張替え4

 今日もフローリングの張り替えについてである。 
と、言っても解体作業の続きからだが・・・。

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 関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
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 フローリングを貼るためには一旦、巾木を取り外さなくてはならない。
巾木の下までフローリングを差し込まないと隙間ができてしまう。
壁際までフローリングを貼って、その上から厚みのある巾木を貼ることでスキマを
見えないようにする訳だ。

壁とのスキマについて説明すると、フローリングの材料である木材が季節によって
伸縮するので、壁とのスキマを少々あけて吸収しなければならないからである。

一般的には湿度が高いと伸びる傾向にある。

よって冬場に貼る場合は巾木で隠れる範囲で大きめにスキマを取り、夏場には収縮を
考慮して壁とのスキマを少なめに取らなければならないと言う訳だ。
隙間なしの場合はフローリングが割れたり、酷い時にはせり上がってくるらしい。

と、言う訳で巾木を解体していく。

 解体する際に注意することとしては、巾木はクロスの上からクギと接着剤併用で止められて
いることが多いので、解体前に巾木の上でカッターを入れ、あらかじめクロスを切断しておく
という点だ。

これを怠ると巾木を剥がした際にクロスが一緒に剥がれ、壁紙を張り替えるハメになる。



下図のように、巾木とクロスの取り合い部分にカッターを入れておく。


一度剥がれてしまったクロスや石膏ボードの表紙は次に巾木を取り付ける時の妨げに
なるので綺麗に剥がしておいたほうが良い。



以上でやっと解体が終わったので、ついにフローリング貼りの準備に入る。

 コンクリート下地のフローリング張りの際は、まずは下地の不陸(高さの違い)が無いか
よく確認しておいたほうが良い。

特に、出入口とサッシの部分は高さがまちまちだと目立つので、場合によっては左官
補修で高さを調整する必要が出てくるかもしれない。

高さが高すぎる部分が有った場合には、グラインダーにカップと呼ばれる工具を装着して
コンクリートを削る必要がある。(※もし、無垢板でなくクッション付きのフローリングを
選んだ場合にはクッションを外す事で十分に調整できるはず。)


では、確認が済んだ所で墨出しに入る。
墨出しとはフローリングの下地部分に墨汁で基準線を引く作業である。

墨出しには先日の記事で紹介した「墨つぼ」を使用する。2人で行うと作業が楽だ。
1人で行う場合には「カルコ」もしくは「コンクリート用カルコ」を利用して墨出しをすることになる。

まずは1本、基準となる線を部屋の中央に打つ。

その後、私のような初心者はフローリングを貼っていくにつれて平行でなくなっていくことが
予想されるので板の幅2枚ピッチぐらいで墨を打っていく。



墨出しが完了したら、割付を考えてフローリングを切っていく。

・・・という所で、この日の作業は終了。残りはまた後日伺った時に行うことになった。
あまり夜遅くにやると苦情が来るので(笑)


フローリングを切る時には最低でも丸のこが無いと厳しい。
その辺も次回の記事で記載しておこうと思う。






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