2011年03月27日
カーペットからフローリングへの張替え3
今日はフローリングへのリフォーム3日目である。
しかし、本日はあまり作業が進行しなかった。
家の持ち主と色々話をしていたら、気付けば昼を過ぎており巾木の取り外しと解体後の清掃、
床端部のモルタルのケレン清掃しか出来なかったのである(笑)
と、いうことで本日の作業内容は月曜日にまとめるとして、今日はフローリングの貼り方(割付)
について考察してみよう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
基本的なフローリングの貼り方はこちらのサイトを参考にしてもらうとして、フローリング
の割付(フローリングの継ぎ目の位置)について考えたいと思う。
部屋の形や長さというものはまちまちなので、部屋の長さに応じてフローリングをカットする
必要がある。しかし、無闇にカットするとフローリングの割付がおかしな事になる上に、余りの
材料が発生してしまう。
以下のような幅3600、長さ5550の部屋で幅90、長さ1820のフローリングを張ったと
仮定して、長さ方向の割付を端材が余らないようにするにはどうすれば良いか考える。(下図)
5550mmの部屋に1820mmのフローリングを敷き詰めると、5550−1820×3=90 で、
90mmのスキマが発生する。
この90mm分をカットしてハメ込むと、残り1730mmのフローリングが余ってくる。
(1820mmの長さのフローリングを90mmカットすると、残り1730mm)
次に1730mmの余りを1枚目にして次のフローリングを並べ始めると今度は180mmのスキマ
ができるので、今度は180mmにフローリングをカットしてハメこむ。
( 計算式:5550−(1730+1820+1820)=180 )
上記の手順を繰り返すと、右下がりに90mmずつ下がりながらフローリングを余らせずに
貼っていくことが出来る。(下図の左側)
このように均等にズレていくパターンもよく見ると思うが、もう一つよく見るパターンとして
乱丁でフローリング貼る方法がある。
乱丁でフローリングを貼りたい場合は、下図の左側の様にフローリングをカットした後、
並んでいる順番を左右で入れ替えると乱丁で余り無く貼ることが出来る。(下図の右側)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上が、簡単ながら割付についての考察である。
DIYでフローリングを貼ろうと思った時、「1坪とか0.5坪単位でまとめ売りしてあるけど、
余りの部材が出るなら多めに買ったほうが良いのかな?」と思うかもしれないが、正確な
面積さえ把握しておけば余りは出ないと思う。
余談ながら、正確にフローリングを貼るためにも必須の工具として墨つぼがある。
これは忘れられがちだが、非常に大切な道具だ。(ちなみに上のリンク先は伝統的な物)
昔から大工さんが使っている道具の一つだが、直線を引きたい時にあらゆる箇所で使える。
使用方法さえ覚えればDIYにも強力な味方になってくれるはずである。
タジマ パーフェクト墨つぼ
タジマデザインのパーフェクト墨つぼは糸の引き出しが滑らかで心地が良い。
私も愛用しているが、この型番のグレートな耐久性と信頼性は極地で戦う現場監督にも
オススメできる。(但し、糸の交換用のつまようじみたいなものは弱い。スライム以下のHPだ。)
道具というものは非常に大事で、道具の良し悪しが作業の効率に大きく影響してくる。
ちなみに、私のオススメする便利工具第1位はマキタ充電式ドライバTD133DRである。
(フローリング全然関係ない)
何かを回転させたい時は必ず登場する。使用頻度が非常に高いので私生活でも持ち歩いて
やりたいぐらいの便利さである。
比較対象としてコンセントに刺す100Vの家庭用電源を使用するタイプがあるが、何千本も
ビスを打つならば充電式では困るかもしれないが、DIYなら充電式に限る。
手軽さ(利便性)が桁違いだ。(TD133は安物と違い、電池も長持ちする。)
マキタの充電式ドライバを買うならば、用途に応じて以下の2種類から選ぶと良い。
TD134 : 屋外での使用、もしくはホコリの多いところなど過酷な環境での使用。
TD133 : 屋内での使用、ホコリ等は少なく、雨がかからない環境での使用。
(現時点では最新機種の2種類であるが、最新情報を以下のページでチェックしてみる
と良いだろう。http://www.makita.co.jp/product/li_ion/index.html)
途中から道具の紹介になってしまったが、今日はフローリングの割付についてであった。
明日は通常通りに作業できる・・・かな。
しかし、本日はあまり作業が進行しなかった。
家の持ち主と色々話をしていたら、気付けば昼を過ぎており巾木の取り外しと解体後の清掃、
床端部のモルタルのケレン清掃しか出来なかったのである(笑)
と、いうことで本日の作業内容は月曜日にまとめるとして、今日はフローリングの貼り方(割付)
について考察してみよう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
関連の記事一覧はこちら: フローリング貼り(第1回〜7回)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
基本的なフローリングの貼り方はこちらのサイトを参考にしてもらうとして、フローリング
の割付(フローリングの継ぎ目の位置)について考えたいと思う。
部屋の形や長さというものはまちまちなので、部屋の長さに応じてフローリングをカットする
必要がある。しかし、無闇にカットするとフローリングの割付がおかしな事になる上に、余りの
材料が発生してしまう。
以下のような幅3600、長さ5550の部屋で幅90、長さ1820のフローリングを張ったと
仮定して、長さ方向の割付を端材が余らないようにするにはどうすれば良いか考える。(下図)
5550mmの部屋に1820mmのフローリングを敷き詰めると、5550−1820×3=90 で、
90mmのスキマが発生する。
この90mm分をカットしてハメ込むと、残り1730mmのフローリングが余ってくる。
(1820mmの長さのフローリングを90mmカットすると、残り1730mm)
次に1730mmの余りを1枚目にして次のフローリングを並べ始めると今度は180mmのスキマ
ができるので、今度は180mmにフローリングをカットしてハメこむ。
( 計算式:5550−(1730+1820+1820)=180 )
上記の手順を繰り返すと、右下がりに90mmずつ下がりながらフローリングを余らせずに
貼っていくことが出来る。(下図の左側)
このように均等にズレていくパターンもよく見ると思うが、もう一つよく見るパターンとして
乱丁でフローリング貼る方法がある。
乱丁でフローリングを貼りたい場合は、下図の左側の様にフローリングをカットした後、
並んでいる順番を左右で入れ替えると乱丁で余り無く貼ることが出来る。(下図の右側)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上が、簡単ながら割付についての考察である。
DIYでフローリングを貼ろうと思った時、「1坪とか0.5坪単位でまとめ売りしてあるけど、
余りの部材が出るなら多めに買ったほうが良いのかな?」と思うかもしれないが、正確な
面積さえ把握しておけば余りは出ないと思う。
余談ながら、正確にフローリングを貼るためにも必須の工具として墨つぼがある。
これは忘れられがちだが、非常に大切な道具だ。(ちなみに上のリンク先は伝統的な物)
昔から大工さんが使っている道具の一つだが、直線を引きたい時にあらゆる箇所で使える。
使用方法さえ覚えればDIYにも強力な味方になってくれるはずである。
タジマ パーフェクト墨つぼ
タジマデザインのパーフェクト墨つぼは糸の引き出しが滑らかで心地が良い。
私も愛用しているが、この型番のグレートな耐久性と信頼性は極地で戦う現場監督にも
オススメできる。(但し、糸の交換用のつまようじみたいなものは弱い。スライム以下のHPだ。)
道具というものは非常に大事で、道具の良し悪しが作業の効率に大きく影響してくる。
ちなみに、私のオススメする便利工具第1位はマキタ充電式ドライバTD133DRである。
(フローリング全然関係ない)
何かを回転させたい時は必ず登場する。使用頻度が非常に高いので私生活でも持ち歩いて
やりたいぐらいの便利さである。
比較対象としてコンセントに刺す100Vの家庭用電源を使用するタイプがあるが、何千本も
ビスを打つならば充電式では困るかもしれないが、DIYなら充電式に限る。
手軽さ(利便性)が桁違いだ。(TD133は安物と違い、電池も長持ちする。)
マキタの充電式ドライバを買うならば、用途に応じて以下の2種類から選ぶと良い。
TD134 : 屋外での使用、もしくはホコリの多いところなど過酷な環境での使用。
TD133 : 屋内での使用、ホコリ等は少なく、雨がかからない環境での使用。
(現時点では最新機種の2種類であるが、最新情報を以下のページでチェックしてみる
と良いだろう。http://www.makita.co.jp/product/li_ion/index.html)
途中から道具の紹介になってしまったが、今日はフローリングの割付についてであった。
明日は通常通りに作業できる・・・かな。
この記事へのコメント