2011年03月04日
エレキベースをレストアしよう3
ベースのレストア第3回。
鼻水は真っ青になり、健康被害が懸念されるが気にしない。
多分、本業の塗装屋さんはもっと酷い事になっているに違いない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ギター、ベースの再塗装手順としては
1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
(レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。
2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。
3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを塗る。
乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)
4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。
5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨
(※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
といった手順になっている。全ての工程が必要不可欠だが、あえて言うなら
「2、」「3、」の塗装剥ぎ〜シーラーの工程は省略しても構わないと思う。
シーラーなど下処理が不要となるので手間が省ける上に、見た目には大して影響しない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
現在。「1〜4」が終了し、「5、」の作業を行っている所である。
で、こんな感じになった。(下図)
塗装の重ね方としては、
・下塗り(ホワイト) ・・・ 全体に吹付け。
・上塗り(アイボリー) ・・・ 左側の白い部分を重点的に吹付け
・上塗り(ブルー) ・・・ ボディ全体。ボディ左の白い部分はマスキングで残す。
マスキングが必要な部分は塗装が乾いているか確認してからテープを貼らないと酷い事に
なるので注意をしたい。あと、ラッカー塗装とマスキングテープは接着剤が反応してくっつくので
長時間置くと大変な事になる。
気温が低いので強制的に乾燥するべくストーブで直に温めてみた。
マスキングをしたいが青色がなかなか乾かない。
今まで、暖房機で部屋全体を温めるなどで乾燥を促進したことはあったが、
直接暖めるのは初である。
この後、悲劇が起こる。
予感はしていた。熱を加えるのは危険だと本能が言っていたが、タイムリミットへの焦りが人を
誤った道に引き込むのである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
悲劇の時の写真は残っていない。
木材に含まれている水分が蒸発し、塗装面に気泡が発生して◯コラ状態になった。
・・・予想どおりの結果☆
だが、私は負けない。駄目な部分を塗装を剥いでやり直しすればいい。
ギター作成時の苦に比べればなんのそのだ。昔、作ったヤツは3回ぐらい最初から塗りなおしたから、今回はまだまだいける筈である。
(クリア吹き前のボディーを落下させた事もあった・・・アレは泣いた。 木材の段階から
削りなおしだったなぁ・・・)
まあ、今回はネックが無事だったのが何よりの救いであった。
※(◯には"はす"という漢字が入りますが、インターネット上級者の方にはこの文字を見ただけで恐怖がフラッシュバックするそうなのであえて表記は避けました。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そして作業は急ピッチで進められ・・・
今回の作業終わり。
ボディーの裏側は補修していないのでまだ酷い有様である。
表側は文字入れまで行かなかった。むしろ、文字を入れなくても良い気がしてきた。
ネックは真っ青では少しさみしいのでセンターにラインを入れた。
ネコは手書きである。いつもながら適当に描くのが味だと私は思う。
計画通りの配置に収まって一安心。
アクリルカラーのピンクでチークと耳の中の色を入れるつもりだったが、
何故かダイソーのアクリル絵の具ピンクは"ラメ入り"のメタリックピンクだった。100円返せ。
明日はボディにラインを入れて、塗装不良部分を水研ぎし、クリア塗装前の状態まで持っていく予定だ。
ある程度乾いてくれればいいのだが雨が降るとどうしようもなく乾かない。
天気はどうすることも出来ないが神様に祈るのみである。
鼻水は真っ青になり、健康被害が懸念されるが気にしない。
多分、本業の塗装屋さんはもっと酷い事になっているに違いない。
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・ギター、ベースの再塗装手順としては
1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
(レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。
2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。
3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを塗る。
乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)
4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。
5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨
(※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
といった手順になっている。全ての工程が必要不可欠だが、あえて言うなら
「2、」「3、」の塗装剥ぎ〜シーラーの工程は省略しても構わないと思う。
シーラーなど下処理が不要となるので手間が省ける上に、見た目には大して影響しない。
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現在。「1〜4」が終了し、「5、」の作業を行っている所である。
で、こんな感じになった。(下図)
塗装の重ね方としては、
・下塗り(ホワイト) ・・・ 全体に吹付け。
・上塗り(アイボリー) ・・・ 左側の白い部分を重点的に吹付け
・上塗り(ブルー) ・・・ ボディ全体。ボディ左の白い部分はマスキングで残す。
マスキングが必要な部分は塗装が乾いているか確認してからテープを貼らないと酷い事に
なるので注意をしたい。あと、ラッカー塗装とマスキングテープは接着剤が反応してくっつくので
長時間置くと大変な事になる。
気温が低いので強制的に乾燥するべくストーブで直に温めてみた。
マスキングをしたいが青色がなかなか乾かない。
今まで、暖房機で部屋全体を温めるなどで乾燥を促進したことはあったが、
直接暖めるのは初である。
この後、悲劇が起こる。
予感はしていた。熱を加えるのは危険だと本能が言っていたが、タイムリミットへの焦りが人を
誤った道に引き込むのである。
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悲劇の時の写真は残っていない。
木材に含まれている水分が蒸発し、塗装面に気泡が発生して◯コラ状態になった。
・・・予想どおりの結果☆
だが、私は負けない。駄目な部分を塗装を剥いでやり直しすればいい。
ギター作成時の苦に比べればなんのそのだ。昔、作ったヤツは3回ぐらい最初から塗りなおしたから、今回はまだまだいける筈である。
(クリア吹き前のボディーを落下させた事もあった・・・アレは泣いた。 木材の段階から
削りなおしだったなぁ・・・)
まあ、今回はネックが無事だったのが何よりの救いであった。
※(◯には"はす"という漢字が入りますが、インターネット上級者の方にはこの文字を見ただけで恐怖がフラッシュバックするそうなのであえて表記は避けました。)
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そして作業は急ピッチで進められ・・・
今回の作業終わり。
ボディーの裏側は補修していないのでまだ酷い有様である。
表側は文字入れまで行かなかった。むしろ、文字を入れなくても良い気がしてきた。
ネックは真っ青では少しさみしいのでセンターにラインを入れた。
ネコは手書きである。いつもながら適当に描くのが味だと私は思う。
計画通りの配置に収まって一安心。
アクリルカラーのピンクでチークと耳の中の色を入れるつもりだったが、
何故かダイソーのアクリル絵の具ピンクは"ラメ入り"のメタリックピンクだった。100円返せ。
明日はボディにラインを入れて、塗装不良部分を水研ぎし、クリア塗装前の状態まで持っていく予定だ。
ある程度乾いてくれればいいのだが雨が降るとどうしようもなく乾かない。
天気はどうすることも出来ないが神様に祈るのみである。
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