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エレキベースをレストアしよう5

しばらく更新が停滞していましたが
水面下では急ピッチで作業が進められていました。

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・ギター、ベースの再塗装手順

1、パーツを分解し、木材のみの状態にする。最悪でもポット類のみが残った状態にする。
  (レスポール系ならポットを残しても塗装できるはず。)ピックアップは必ず外す。

2、古い塗装を剥がす。シースルー系の塗装を行うならスクレーパーで取るのはオススメしない。
  深い傷はパテで埋める事になるので地道にヤスリをかけるといいだろう。

3、塗装を剥いだら下地の深い傷を木工パテで補修し、ウッドシーラーを吹く。
  乾燥後に上からサンディングシーラーを塗る。
※パテはセメダインの木工用パテ、シーラーはアサヒペンの木部用プライマーを使用している。
  マホガニーなどの導管が大きい木材は塗料を吸い込むのでとの粉をすり込んでおくと
  良いだろう。(30分ぐらいで乾燥する)

4、シーラー乾燥後にペーパーで全体的に磨いてみて、傷が残っていないか確認する。
  少しでも傷が残っていれば木工パテもしくはシーラーを吹いて研磨し、整える。
  ※塗装は下地で妥協すると良い結果は得られない。

5、塗装。 下吹き→研磨→本吹き→研磨(塗装不良部分のみ)→クリアー塗装→研磨 
  (※シースルーの場合は工程が異なるので注意して頂きたい。)
  それぞれの工程で乾燥時間を十分に取り、付着したゴミは研磨して落とすようにする。
  
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今回は「5、」の研磨→クリアー塗装→研磨→組付けを行った。


箇条書きにすると、

・クリア塗装→乾燥
・表面研磨、コンパウンド仕上げ
・回路組み立て
・ネック調整、組み付け
・弦高調整等各種セッティング

→完成


組立て出すと早いもので、一晩で完成してしまった。


徹夜で作業したので、完成と同時に寝てしまい、ボディ下側がホットカーペットで溶けていた。
どうやらクリア塗装が固まっていないようだ。

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・完成写真 表面


・完成写真 裏面

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 頑張って調整したものの、ロッドが既に一杯なのでネックが多少順反りのままである。
弦のゲージを変えて対応するしかないが、ベースの弦は超高価なのでしばらくはこのままで
行くしか無い。

あとは塗装痩せが出てきて、仕上げが多少ボコボコになってしまった。
これは短期間で作ったので仕方ない。やっぱり塗装は時間をかけるに限る!

一週間弱の短工期で完成したので良しとするか・・・。

今は、もう少し寝よう。

後日、音出ししてみようと思います。


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・今回のベースのレストア、再塗装にかかった費用

塗料費:5000円 (エアウレタン、ラッカースプレー等)
養生材:1000円 (マスカー、マスキングテープ、軍手等)
雑材料:2000円 (プラ板、接点復活剤、ヤスリ、電池等)
ベース弦:2000円

ベース本体:約4000円 (本体2100円+送料)

合計14000円

14000円出す価値があるのかと聞かれたら悩む。塗装自体は10000円ぐらいでできる。
実際塗装してみると工房でやってるリフィニッシュの値段は妥当って思うなぁ。


やっぱりプロに任せるべき。普通の場合は(笑)






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