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2021年01月15日
大腸CTアカデミア 増え続ける大腸内視鏡検査を補完する代替検査法として大腸CT検査の利用も考慮すべき!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 886 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
現在、便潜血陽性者の大多数は、大腸内視鏡検査で精査が行われている。
しかしながら、便潜血陽性者のうちの一部には大腸内視鏡検査を絶対的に避ける患者さんもいる。
われわれの研究から、来院した便潜血陽性者のうち3分の1の患者は、選択肢が与えられれば、より楽な検査として大腸CT検査を選択することが判明した。
臨床医は、大腸の精検法として、侵襲の少ない検査に対して患者が潜在的な好みを有することに理解を払わなければならない。
さらに、増え続ける大腸内視鏡検査を補完する代替検査法として大腸CT検査の利用も考慮すべきである。
(感想)
今後も大腸内視鏡検査の検査数は増えて行くと思います。
そして、大腸内視鏡検査は精度高く治療ができる素晴らしい検査法です。
ただ、素晴らしい検査法であっても、大腸内視鏡検査だけで大腸がん死亡を激減させることには限界があると感じています。
代替検査法であっても受けてくれさえすれば、救える命も少なくありません。
国民や臨床医に理解が深まっていくことを祈念しておりますし、我々で行動を起こしていかなければなりません。
本論文のご紹介は今回で終わりです。
次回から新しい論文をご紹介します。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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PubMedから、今日のつぶやき − 886 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
現在、便潜血陽性者の大多数は、大腸内視鏡検査で精査が行われている。
しかしながら、便潜血陽性者のうちの一部には大腸内視鏡検査を絶対的に避ける患者さんもいる。
われわれの研究から、来院した便潜血陽性者のうち3分の1の患者は、選択肢が与えられれば、より楽な検査として大腸CT検査を選択することが判明した。
臨床医は、大腸の精検法として、侵襲の少ない検査に対して患者が潜在的な好みを有することに理解を払わなければならない。
さらに、増え続ける大腸内視鏡検査を補完する代替検査法として大腸CT検査の利用も考慮すべきである。
(感想)
今後も大腸内視鏡検査の検査数は増えて行くと思います。
そして、大腸内視鏡検査は精度高く治療ができる素晴らしい検査法です。
ただ、素晴らしい検査法であっても、大腸内視鏡検査だけで大腸がん死亡を激減させることには限界があると感じています。
代替検査法であっても受けてくれさえすれば、救える命も少なくありません。
国民や臨床医に理解が深まっていくことを祈念しておりますし、我々で行動を起こしていかなければなりません。
本論文のご紹介は今回で終わりです。
次回から新しい論文をご紹介します。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
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2021年01月14日
大腸CTアカデミア 患者さんを病院に来てもらうためには、患者さんの来院までのハードルを下げる必要があります!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 885 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
本研究にはいくつかのリミテーションがある。
本研究の参加者は、全員が便潜血陽性となって来院されたい患者であり、便潜血陽性となるも未来院の患者は含まれていない。
便潜血陽性者が大腸内視鏡検査を受診しない主な理由として、大腸内視鏡検査に対する不安が挙げられている*。
病院を受診しなかった便潜血陽性者が、大腸精密検査としてどちらの検査を選択し、また受容性があるのかについては、別途研究する必要がある。
(補足)
*引用文献
Llovet D, et al. Reasons For Lack of Follow-up Colonoscopy Among Persons With A Positive Fecal Occult Blood Test Result: A Qualitative Study. Am J Gastroenterol 2018;113(12):1872-1880.
(感想)
病院に来てくれる患者さんは、基本的に何かしらかの精査を行うことになるので問題はあまりありません。
ですが、現在高止まりしている大腸がん罹患率および死亡率の原因に、便潜血陽性となっても病院に来てくれないということは関係しているでしょう。
つまり精検受診率が低いという問題点です。
こうした患者さんを病院に来てもらうためには、患者さんの来院までのハードルを下げる必要があります。
現実社会の問題点はここにあると思います。
臨床医や診療放射線技師はどうしても病院に来た目の前の患者さんだけに目が向いてしまいますが、その背後を見つめ対策を検討していくことも大切だと考えています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
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2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
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PubMedから、今日のつぶやき − 885 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
本研究にはいくつかのリミテーションがある。
本研究の参加者は、全員が便潜血陽性となって来院されたい患者であり、便潜血陽性となるも未来院の患者は含まれていない。
便潜血陽性者が大腸内視鏡検査を受診しない主な理由として、大腸内視鏡検査に対する不安が挙げられている*。
病院を受診しなかった便潜血陽性者が、大腸精密検査としてどちらの検査を選択し、また受容性があるのかについては、別途研究する必要がある。
(補足)
*引用文献
Llovet D, et al. Reasons For Lack of Follow-up Colonoscopy Among Persons With A Positive Fecal Occult Blood Test Result: A Qualitative Study. Am J Gastroenterol 2018;113(12):1872-1880.
(感想)
病院に来てくれる患者さんは、基本的に何かしらかの精査を行うことになるので問題はあまりありません。
ですが、現在高止まりしている大腸がん罹患率および死亡率の原因に、便潜血陽性となっても病院に来てくれないということは関係しているでしょう。
つまり精検受診率が低いという問題点です。
こうした患者さんを病院に来てもらうためには、患者さんの来院までのハードルを下げる必要があります。
現実社会の問題点はここにあると思います。
臨床医や診療放射線技師はどうしても病院に来た目の前の患者さんだけに目が向いてしまいますが、その背後を見つめ対策を検討していくことも大切だと考えています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
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2021年01月13日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査を選択した受診者は、検査の負担が軽く楽に受けられるという期待が大きい!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
日本消化器がん検診学会
第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
開催のお知らせです。
2020年に申請できなかった方は是非、お申し込みくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 884 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
検査後のアンケートによると、大腸CT検査を選択した受診者の65%は低用量腸管前処置を選択したものの、大腸CT検査のグループでは大腸内視鏡検査のグループに比べて、腸管前処置の負担が大きいと感じた受診者の割合が有意に多かった。
検査自体の負担の感じ方は両群間で有意な差を認めなかった。
けれども先行研究の多くは、大腸CT検査の方が受容性が高い結果であった。
我々の研究では、どちらか一方しか検査を受けていない受診者の検討であり、先行研究の結果と一致していない、
Plumbらの研究でも、大腸CT検査を選択した場合には大腸内視鏡検査を選択した場合よりも、より多くの負担があったと受診者が答えていると報告している。
大腸CT検査を選択した受診者は、検査の負担が軽く楽に受けられるという期待が大きい可能性があり、期待が大きい分、負担をより敏感に感じる可能性がある。
我々の研究から、大腸CT検査の受診者の60%近くがガス送気による腹満感を訴えており、腹満感が生じえることは事前に説明する必要がある。
(感想)
本研究では受診者はどちらか一方しか受けていません。
大腸内視鏡検査の受診者は自らの意志で検査を選択しており、自分が選択したために検査に対する受容性が高かったというような可能性もあります。
また、便潜血陽性となり、自ら病院を受診しているような患者さんは健康意識が高く、検査の受け入れにも寛容である可能性もあるでしょう。
別の研究で、一人が両検査ともに受けた場合には大腸CT検査の方が受容性が高いという研究が多いですね。
どちらが良い悪いということではありませんので、実臨床に参考にしていけばいいのでしょうね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
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第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
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PubMedから、今日のつぶやき − 884 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
検査後のアンケートによると、大腸CT検査を選択した受診者の65%は低用量腸管前処置を選択したものの、大腸CT検査のグループでは大腸内視鏡検査のグループに比べて、腸管前処置の負担が大きいと感じた受診者の割合が有意に多かった。
検査自体の負担の感じ方は両群間で有意な差を認めなかった。
けれども先行研究の多くは、大腸CT検査の方が受容性が高い結果であった。
我々の研究では、どちらか一方しか検査を受けていない受診者の検討であり、先行研究の結果と一致していない、
Plumbらの研究でも、大腸CT検査を選択した場合には大腸内視鏡検査を選択した場合よりも、より多くの負担があったと受診者が答えていると報告している。
大腸CT検査を選択した受診者は、検査の負担が軽く楽に受けられるという期待が大きい可能性があり、期待が大きい分、負担をより敏感に感じる可能性がある。
我々の研究から、大腸CT検査の受診者の60%近くがガス送気による腹満感を訴えており、腹満感が生じえることは事前に説明する必要がある。
(感想)
本研究では受診者はどちらか一方しか受けていません。
大腸内視鏡検査の受診者は自らの意志で検査を選択しており、自分が選択したために検査に対する受容性が高かったというような可能性もあります。
また、便潜血陽性となり、自ら病院を受診しているような患者さんは健康意識が高く、検査の受け入れにも寛容である可能性もあるでしょう。
別の研究で、一人が両検査ともに受けた場合には大腸CT検査の方が受容性が高いという研究が多いですね。
どちらが良い悪いということではありませんので、実臨床に参考にしていけばいいのでしょうね。
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2021年01月12日
大腸CTアカデミア 患者が自由に検査法を選択できれば精検受診率が改善する可能性がある!
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2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 883 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
現在、日本と欧州において、大腸内視鏡検査ではなく大腸CT検査を積極的に進められるのは、大腸内視鏡検査を拒否した場合や大腸内視鏡検査ができない理由がある場合とされている。
イギリスの検診プログラムでは、52,202名の便潜血陽性者のうち、97.6%の50.975名は大腸内視鏡検査を受け、僅か3.7%の1,970名が大腸CT検査を受けたと報告されている。
もし、我々の研究のように、患者が自由に検査法を選択できれば、より多くの患者が大腸CT検査を選択する可能性がある。
(感想)
自由に選択ができた場合、精検受診率がどのように変化するのか、住民ベースの検診対象者で評価できるととても面白いですね。
実施にはハードルが高そうですが・・・
それでは、また。
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2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
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PubMedから、今日のつぶやき − 883 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
現在、日本と欧州において、大腸内視鏡検査ではなく大腸CT検査を積極的に進められるのは、大腸内視鏡検査を拒否した場合や大腸内視鏡検査ができない理由がある場合とされている。
イギリスの検診プログラムでは、52,202名の便潜血陽性者のうち、97.6%の50.975名は大腸内視鏡検査を受け、僅か3.7%の1,970名が大腸CT検査を受けたと報告されている。
もし、我々の研究のように、患者が自由に検査法を選択できれば、より多くの患者が大腸CT検査を選択する可能性がある。
(感想)
自由に選択ができた場合、精検受診率がどのように変化するのか、住民ベースの検診対象者で評価できるととても面白いですね。
実施にはハードルが高そうですが・・・
それでは、また。
原文
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2021年01月08日
大腸CTアカデミア 医療者は、患者の意思決定により多くの正確な方法提供を行うべきであり、またモダリティ別の長所短所についても説明を行うべき
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日本消化器がん検診学会
第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
開催のお知らせです。
2020年に申請できなかった方は是非、お申し込みくださいね。
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PubMedから、今日のつぶやき − 882 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
通常の大容量前処置を用いた大腸内視鏡検査と低用量前処置あるいは下剤なしで字石下大腸CT検査を比較した複数の研究報告によると、患者の多くが大腸CT検査を好ましいと選択している。
我々の研究でも、大腸CT検査を選択した患者のうち65%が低用量前処置を選択している。
大腸CT検査で通常容量の前処置を選択した患者は、精度を意識してそうした選択を行っていた。
一般的には大腸内視鏡検査が好ましい精検法としてとらえられているが、患者の好みには繊細な側面がある点に注意が必要である。
医療サイドは、患者の意思決定により多くの正確な方法提供を行うべきであり、またモダリティ別の長所短所についても説明を行うべきであろう。
(感想)
医療者側の思い込みが患者を委縮してしまう、あるいは検査を拒否してしまうこともあり得ます。
患者の意思決定に十分な情報と選択肢は与えられるべきでしょう。
それでは、また。
原文
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日本消化器がん検診学会
第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
開催のお知らせです。
2020年に申請できなかった方は是非、お申し込みくださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 882 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
通常の大容量前処置を用いた大腸内視鏡検査と低用量前処置あるいは下剤なしで字石下大腸CT検査を比較した複数の研究報告によると、患者の多くが大腸CT検査を好ましいと選択している。
我々の研究でも、大腸CT検査を選択した患者のうち65%が低用量前処置を選択している。
大腸CT検査で通常容量の前処置を選択した患者は、精度を意識してそうした選択を行っていた。
一般的には大腸内視鏡検査が好ましい精検法としてとらえられているが、患者の好みには繊細な側面がある点に注意が必要である。
医療サイドは、患者の意思決定により多くの正確な方法提供を行うべきであり、またモダリティ別の長所短所についても説明を行うべきであろう。
(感想)
医療者側の思い込みが患者を委縮してしまう、あるいは検査を拒否してしまうこともあり得ます。
患者の意思決定に十分な情報と選択肢は与えられるべきでしょう。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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2021年01月07日
大腸CTアカデミア 検診として大腸内視鏡検査を受けない理由の第一は、検査の苦痛にある
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 881 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
大腸CT検査を好んだ患者のうち40%に過去に大腸内視鏡検査を受けた既往があり、一方で大腸CT検査を受けた既往のある患者はほとんどいなかった。
このことから患者は、大腸内視鏡検査を避けるというよりは、大腸CT検査を積極的に選択した可能性が考えられる。
複数の研究報告から、大腸内視鏡検査は苦痛を伴うものであり、手間がかかる検査であると認識されているようである。
検診として大腸内視鏡検査を受けない理由の第一は、検査の苦痛にあると報告されている。
さらには、大腸検査そのものよりも、その前処置で多量の腸管洗浄剤を服用することが負担だとも報告されている。
(感想)
患者の好みや選択など背景や母集団、検査体制など様々な要素が関係している可能性があり、この手の研究はバイアスが高めになります。
質の高いシステマティック・レビューの報告が待たれるところです。
個人的には患者ではなく、無症状の一般住民を対象としたデータが重要だと考えています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 881 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
大腸CT検査を好んだ患者のうち40%に過去に大腸内視鏡検査を受けた既往があり、一方で大腸CT検査を受けた既往のある患者はほとんどいなかった。
このことから患者は、大腸内視鏡検査を避けるというよりは、大腸CT検査を積極的に選択した可能性が考えられる。
複数の研究報告から、大腸内視鏡検査は苦痛を伴うものであり、手間がかかる検査であると認識されているようである。
検診として大腸内視鏡検査を受けない理由の第一は、検査の苦痛にあると報告されている。
さらには、大腸検査そのものよりも、その前処置で多量の腸管洗浄剤を服用することが負担だとも報告されている。
(感想)
患者の好みや選択など背景や母集団、検査体制など様々な要素が関係している可能性があり、この手の研究はバイアスが高めになります。
質の高いシステマティック・レビューの報告が待たれるところです。
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2021年01月06日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査を選択する第1の理由は、「楽に検査を受けられる」ということ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2021年度 第60回本消化器がん検診学会総会
会長:小川 眞広 先生(日本大学病院消化器肝臓内科)
会期:2021年6月4日(金)〜6日(日)(6日は研修会のみ)
会場:ステーションコンファレンス東京
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 880 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
我々の大規模調査から、便潜血陽性で病院に来た患者に十分な説明を行った患者の72%が大腸内視鏡検査を選択した。
興味深いことに、大腸内視鏡検査の有用性を十分に説明した後でも、28%の患者が大腸CT検査を選択したということだ。
大腸CT検査を選択した患者の第1の理由は、「楽に検査を受けられる」ということである。
Poolerらの多施設臨床試験では、両方の検査を受けた患者において、大腸CT検査の方が検査満足度が高いという結果であった。
別の研究でも、大腸CT検査の方が大腸内視鏡検査よりも検査受容性が有意に高く、次回便潜血検査で陽性となった場合に、患者の62%が大腸CT検査を選択するという結果であった。
(感想)
前回までの考察で引用した文献とは異なる結果ですね。
どうしてでしょう?
いろいろと考えられる要因があると思います。
皆様も是非お考え下さい。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
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会場:ステーションコンファレンス東京
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PubMedから、今日のつぶやき − 880 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
我々の大規模調査から、便潜血陽性で病院に来た患者に十分な説明を行った患者の72%が大腸内視鏡検査を選択した。
興味深いことに、大腸内視鏡検査の有用性を十分に説明した後でも、28%の患者が大腸CT検査を選択したということだ。
大腸CT検査を選択した患者の第1の理由は、「楽に検査を受けられる」ということである。
Poolerらの多施設臨床試験では、両方の検査を受けた患者において、大腸CT検査の方が検査満足度が高いという結果であった。
別の研究でも、大腸CT検査の方が大腸内視鏡検査よりも検査受容性が有意に高く、次回便潜血検査で陽性となった場合に、患者の62%が大腸CT検査を選択するという結果であった。
(感想)
前回までの考察で引用した文献とは異なる結果ですね。
どうしてでしょう?
いろいろと考えられる要因があると思います。
皆様も是非お考え下さい。
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2021年01月05日
大腸CTアカデミア 便潜血陽性となった場合に受ける大腸検査は!?
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PubMedから、今日のつぶやき − 879 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
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それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
大腸CT検査の10mm以上の腫瘍性病変に対する検出感度は大腸内視鏡検査に非劣性と報告されているが、表面型病変の検出においては大腸内視鏡検査に比べて劣っている。
大腸がんの疑いの高い130名の患者に両方の検査を受けてもらった研究では、2度検査を受ける手間や精度、あるいはコストを理由に大腸内視鏡検査を好んだ患者が多かった。
また、別の研究では、便潜血陽性となった場合に受ける大腸検査として何を選択するか調査を行ったところ、大腸内視鏡検査の選択が71%、大腸CT検査が22%、カプセル内視鏡検査が7%であった。
これらの研究結果は我々の研究結果と合致している。
(感想)
多くの患者さんが大腸内視鏡検査を選択することは理にかなっていると思います。
ただ、そこからこぼれた患者さをレスキューする検査体制も必要だと個人的には信じています。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33122895/
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Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
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2021年01月04日
大腸CTアカデミア 便潜血陽性者が希望する大腸精検法とは!? 選択肢はあるのか?
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大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
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PubMedから、今日のつぶやき − 878 −
Kato T, et al. Preference and Experience of Colonic Examination for Participants Presenting to Hospitals with a Positive Fecal Immunochemical Test Result. Patient Prefer Adherence. 2020;14:2017-2025
https://doi.org/10.2147/PPA.S267354
あけましておめでとうございます!!!
コロナ禍の1日も早い終息を心より祈念しております。
本年は明るくいい年になりますように!!
今年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、論文
「便潜血陽性者が希望する大腸精検法」
のご紹介です。
【考察】
好みの大腸精密検査を選択する患者の意思決定プロセスを考慮した研究が不足しているのが現状であった。
大腸内視鏡検査は、精度が高い有用性と1回の検査で治療までできる利点がある。
一方で、大腸CT検査は病変を検出するだけであり、病変が見つかったら追加で内視鏡検査を実施する必要がある。
そのため、大腸病変のある可能性の高い患者では、大腸CT検査よりも大腸内視鏡検査の方が有利である。
我々の研究でも、大腸内視鏡検査を選択した群では、その選択理由の第1は治療あるいは精検ができるからを挙げ、2番目に精度の高さを挙げている。
(感想)
内視鏡の有用性を日本の医師は十分に認識しているので、ほぼ1択で進める点もあるのでしょう。
ただ、問題は内視鏡を受けたくないという少数の人たちをどうするかということですね。
それでは、また。
原文
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好みの大腸精密検査を選択する患者の意思決定プロセスを考慮した研究が不足しているのが現状であった。
大腸内視鏡検査は、精度が高い有用性と1回の検査で治療までできる利点がある。
一方で、大腸CT検査は病変を検出するだけであり、病変が見つかったら追加で内視鏡検査を実施する必要がある。
そのため、大腸病変のある可能性の高い患者では、大腸CT検査よりも大腸内視鏡検査の方が有利である。
我々の研究でも、大腸内視鏡検査を選択した群では、その選択理由の第1は治療あるいは精検ができるからを挙げ、2番目に精度の高さを挙げている。
(感想)
内視鏡の有用性を日本の医師は十分に認識しているので、ほぼ1択で進める点もあるのでしょう。
ただ、問題は内視鏡を受けたくないという少数の人たちをどうするかということですね。
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