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2019年10月31日
大腸CTアカデミア SSNが論文の引用に与える影響をただしく計測するのはなかなか難しい
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第37回日本大腸検査学会総会が
国立がん研究センターの斎藤豊先生の会長の
もと2019年11月1日-2日に東京で開催されます!
ナガイチは共催教育講演やハンズオンセミナーを担当させていただきます。
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PubMedから、今日のつぶやき − 596 −
Smith ZL, Longitudinal relationship between social media activity and article citations in the journal Gastrointestinal Endoscopy. Gastrointest Endosc 2019;90(1):77-83.
おはようございます!
それでは、論文
「ジャーナルGastrointestinal Endoscopy
(GIE)におけるソーシャルメディア活動と
論文引用の関連性に関する研究」
のご紹介です。
【考察】
ソーシャルメディアでの宣伝による論文引用の効果を評価するためのRCTの実施には固有の課題がある。
第1に、SSNで公開された論文が引用されるまでには、その観察期間として長い時間を要する。
第2に、この研究テーマのRCTにおける主要エンドポイントは論文のダウンロード数であるが、それがどの程度であれば相関するのかが不明である。
重要な交絡因子としては、ジャーナルがオープンアクセスであるか、SSNで宣伝を受けた個人またはその所属する機関がジャーナルを購読しているかという点である。
他のすべての条件が同じであれば、オープンアクセスジャーナルは、購論文を読むのが優良なジャーナルよりも30日間のページダウンロード数が多くなることは容易に想像つく。
前回のつぶやきで述べたRCTのいずれも、オープンアクセスジャーナルに掲載された論文は検討されていない。
(感想)
SSNで気になって執筆中の論文で引用したとしても、その論文が出版されるにはそれなりに時間(数か月以上)がかかります。
SSNが影響しそうだとは分かっても、それをRCTで証明するのは確かに難しそうですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30935934
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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