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2019年10月01日
大腸CTアカデミア 内視鏡による病変の点墨に伴う局所腹膜炎を起こすこともある
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
日本消化器内視鏡学会雑誌の
6月号(61 巻 6 号 p. 1256-1263)に
「大腸CT検査(CT colonography)読影の基本とコツ(動画付き)」が掲載されました!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/61/6/61_1256/_article/-char/ja
是非、ご一読ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 576 −
Denis B, et al. Harms of colonoscopy in a colorectal cancer screening programme with faecal occult blood test: a population-based cohort study. Dig Liver Dis 2013;45:474-80.
それでは、論文
「大腸癌検診における便潜血陽性者に対する
大腸内視鏡検査の有害事象
集団ベースのコホート研究」のご紹介です。
【結果】
その他の消化管の有害事象:
4例のポリペクトミー後症候群(穿孔を伴わない腸管壁の熱損傷)
1例の大腸憩室炎は保存的加療であった。
1例の病変の点墨に伴う局所腹膜炎は
外科治療となった。
大腸内視鏡検査後の腹痛による1泊入院が
9例にみられた。
(感想)
点墨の後、墨汁が腹腔内に飛んでいた症例は
昔、経験したことがあります。
局注針の先が粘膜下層にあることを十分に確認されずに
行ったものと考えます。
腹膜炎の原因となりますので丁寧な操作が必用です。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23414583
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【108名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
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