2019年07月18日
大腸CTアカデミア ADR(腺腫検出率)が1%上がると、中間期癌のリスクが3%減少し、致死的な中間期癌のリスクは5%も減少するよ!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第15回消化管先進画像診断研究会(GAIA)が
当番世話人の平山眞章先生(斗南病院)のもと
2019年9月8日(日)に開催されます!
身につけるべき最新情報を
今回も企画しています!
是非ご参加くださいね。
事前参加申込み
受付専用メール: gaia15.sapporo@gmail.com
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 526 −
Yoon JY, et al. Quality is the Key for Emerging Issues of Population-Based Colonoscopy Screening. Clin Endosc 2018; 51: 50-55.
おはようございます!
それでは
「対策型検診としての大腸内視鏡検査における品質管理」
をご紹介します。
【大腸内視鏡検診の品質管理】の続き
136名の内視鏡医が22万3842名の患者に対して
26万4792件の内視鏡検査が実施された研究報告から
ADR(腺腫検出率)が1%上がると
中間期癌のリスクが3%減少し
致死的な中間期癌のリスクは5%も減少することが
判明した。
ADRが最も高い内視鏡医に検査をされた
患者の中間期癌のリスクは
ADRが最も低い内視鏡医に検査をされた
患者に比べて0.52倍と有意に低い。
カナダのオンタリオ癌登録によれば
内視鏡の6-36ヶ月後に検出された癌
(post-colonoscopy CRC)は2-6%にのぼる。
(感想)
PCCRCは過去のつぶやきでも取り上げていますね。
PubMedから、今日のつぶやき − 162 −
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/244/0
良かったら復習してみてください。
あたる内視鏡医によって中間期癌のリスクが
倍も違うというのはすごいお話です。
アメリカの研究報告だからと片づけるのではなく
日本でも標準化を急がねばなりません。
もちろん、これは内視鏡に限ったお話ではなく
大腸CT検査でも非常に大切ですね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29397649
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29397649
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