2019年05月29日
大腸CTアカデミア 鋸歯状病変SSA/Pの形態は平坦型が多く、また存在部位は圧倒的に右側結腸に多い。
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第37回日本大腸検査学会総会が
国立がん研究センターの斎藤豊先生の会長のもと
2019年11月1日-2日に東京で開催されます!
ナガイチは共催教育講演やハンズオンセミナーを
担当させていただきます。
6月28日まで演題募集中です。
是非ご応募くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 491 −
Pickhardt PJ, et al. Volumetric growth rates of sessile serrated adenomas/polyps observed in situ at longitudinal CT colonography. Eur Radiol 2019 Feb 11. [Epub ahead of print]
論文「大腸CT検査の経時的観察による鋸歯状病変SSA/Pの成長速度」
のご紹介です。
【考察】
SSA/Pからの発癌(serrated pathway、つぶやき - 487 -参照)
すべての大腸がんの15-30%を占めるといわれている。
SSA/Pは形態は主に平坦型であり
存在部位は圧倒的に右側結腸が多い。
これに対して過形成ポリープは
左側結腸(直腸とS状結腸が主)に存在し
全大腸鋸歯状病変の70-95%を占め
悪性化のポテンシャルはない。
また注目すべきこととして
鋸歯状腺腫(traditional serrated adenoma, TSA、つぶやき − 486 −参照)
BRAF変異やk-ras遺伝子異常を伴う。
(感想)
内視鏡検査の代替検査として
市民権を得るために
大腸病変の知識をアップデートすること、
そして大腸CT検査の診断役割を把握していくことは
大切ですね。
それでは、また。
良い週末をお過ごしくださいね。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30741343
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【106名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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