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2019年06月04日

大腸CTアカデミア 鋸歯状病変SSA/Pの病変を覆う粘液がタギングにより白くコーティングされる所見は大切だよ

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第58回日本消化器がん検診学会総会
川崎医科大学総合医療センター健康管理学
教授 鎌田 智有先生の会長のもと
2019年6月7ー8日に岡山で開催されます!

パネルディスカッション3
新しい対策型大腸がん検診精密検査法としての
大腸CT検査の現状と課題
が議論されます。司会は野崎先生と松本先生です。

ナガイチは教育講演2で
科学的根拠に基づいた大腸CT診断をおこなうために
のお話をさせていただきます。

是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★





PubMedから、今日のつぶやき − 495 −



Pickhardt PJ, et al. Volumetric growth rates of sessile serrated adenomas/polyps observed in situ at longitudinal CT colonography. Eur Radiol 2019 Feb 11. [Epub ahead of print]





論文「大腸CT検査の経時的観察による鋸歯状病変SSA/Pの成長速度」
のご紹介です。

【考察】
特徴的なSSA/Pに対する認識の高まりにつれて、
大腸CT検査と大腸内視鏡検査の両検査で検出率があがり
おそらく有病率が今後高まっていくだろう。

われわれの施設では現在までに、
検診目的の大腸CT検査で検出された何百もの10ミリ以上のSSA/Pが
大腸内視鏡検査で切除され
病理組織学的に診断が確定している。

SSA/Pの病変を覆う粘液がタギングにより
白くコーティングされる所見は、
大腸CT検査における病変の検出に大いに有用であり、
経口タギングをしなければ
SSA/Pの検出率は著しく低下するであろう。

(感想)
SSA/Pのコーティング所見について
是非、皆さんも注意してみてください。
経験などあれば教えてくださいね。

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30741343

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。


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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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