2022年01月19日
大腸CTアカデミア ハイリスクな大腸鋸歯状病変
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PubMedから、今日のつぶやき − 1132 −
Deiss-Yehiely N, et al. Detection of High-Risk Sessile Serrated Lesions: Multi-Target Stool DNA Versus CT Colonography. AJR Am J Roentgenol 2021 Nov 10. doi: 10.2214/AJR.21.26719. Epub ahead of print.
それでは、論文
「マルチターゲット便DNAと大腸CT検査によるハイリスクの大腸鋸歯状病変の検出精度の比較」
のご紹介です。
【アブストラクト】
背景
大腸がんの発生には、鋸歯状病変の経路があることが明らかになりつつある。
大腸鋸歯状病変(SSL)が大きく(10mm以上)、異形成を有する患者(ハイリスクSSL)は、大腸がんに進行するリスクが高い。
SSLは、表面型の形状を呈することが多く一般的に右側結腸に位置するため、その検出が難しいとされている。
高リスクのSSLを非侵襲的なスクリーニング検査で検出できるかどうかはいまだ分かっていない。
(感想)
大腸鋸歯状病変は粘液の産生が多く、その病変表面の粘液が大腸CT検査ではタギングされるため表面型の形状であっても検出しやすいことが報告されています。
以前、このつぶやきでもご紹介しましたね。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34755523/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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