2020年08月17日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査と大腸内視鏡検査を同日に行う需要は!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 787 −
Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.
それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。
【症例報告】
撮影したCT画像は大腸CT専用解析ソフト(syngo Colonography, Siemens) で、内視鏡で正誤が確認した200例以上の経験がある消化管放射線科医が行った。
診断はプライマリ2D読影を行い、病変は指摘されなかった。
患者の希望コースにより、同日の大腸内視鏡検査も実施された。
大腸内視鏡検査にて遠位測直腸(下部直腸)に12ミリの隆起性病変が確認された。
この診断を受けて、大腸CT検査を後ろ向きに再度読影したが、2D像でも、3次元のフライスルー像でも病変は指摘できなかった。
(感想)
同日に両方の検査を臨床で行うのは、臨床試験でない限りはなかなか難しいと思います。
JANCTやUMIN6665では検査代を臨床試験の費用として提供するなどインセンティブをつけていましたが。
このあたり、どうだったんでしょうね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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このあたり、どうだったんでしょうね。
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