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2020年08月13日

大腸CTアカデミア 直腸腺腫内癌の12ミリのポリープが拡張バルーンによって見逃された!?

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PubMedから、今日のつぶやき − 785 −


Choi EK, et al. Malignant rectal polyp overlooked on CT colonography because of retention balloon: opposing crescent appearance as sign of compressed polyp. AJR Am J Roentgenol. 2007;189(1):W1-W3.




それでは、論文
「直腸カテーテルの拡張したバルーンによって大腸CT検査で見逃された悪性直腸ポリープ」
のご紹介です。

【本文】
2007年までに、直腸カテーテルの拡張バルーンによって病変が隠れてしまった症例報告はなされていない。

直腸腺腫内癌の12ミリのポリープが拡張バルーンによって、前向きの診断でも後ろ向きの見直しでも見逃された症例を報告する。

また、拡張バルーンによってポリープが圧排されていることを同定できる可能性のある所見についても紹介したい。

(感想)
日々の習慣になっていること、当たり前になっていることが、必ずしも正しいというわけではありません。

そこに研究のチャンスがあると思っています。

それでは、また。


原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17579127/


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。












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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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