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2020年04月06日

大腸CTアカデミア 閉塞性大腸がん症例における同時性大腸病変の大腸CT検査の診断精度は!?

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!

第1回大腸CT検査教育研修会
第1回大腸CT検査実践トレーニングコースは
ご好評につき受付開始から2日で
満席となってしまいました。
ご応募できなかった先生方に深くお詫び申し上げます。


2020年11月28日(土)午後に
第80回日本消化器がん検診学会
関東甲信越支部地方会におきまして
第2回大腸CT検査教育研修会および
第2回大腸CT検査実践トレーニングコース
を開催します。

是非、ご参加下さい。

会場:ちば県民保健予防財団講堂
千葉市美浜区新港32-14

応募開始は3か月前くらいを予定しております。
決まり次第、お知らせいたします。


*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






PubMedから、今日のつぶやき − 699 −


Flor N, et al. Performance of CT Colonography in Diagnosis of Synchronous Colonic Lesions in Patients With Occlusive Colorectal Cancer. AJR Am J Roentgenol 2020;214(2):348-354.




それでは論文
「閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の副病変診断能」
のご紹介です。

【アブストラクト】
目的: 内視鏡挿入不能の閉塞性大腸がん症例における同時性大腸病変の大腸CT検査の診断精度を評価した。

対象と方法: 109名の内視鏡不通過の大腸がん症例で造影剤の経血管投与、タギング、腸管拡張にて大腸CT検査を実施した109名のうち、リファレンススタンダードとなる外科手術所見、術後内視鏡のデータが得られた70名(平均70歳)を解析対象とした。

患者別、病変別に副病変に対する感度、特異度、陰性的中率、陽性的中立率を算出した。

(感想)
脱落例が多いように感じますが、閉塞性大腸がん症例では、手術に至らない例、きちんとした大腸CT検査ができない症例、術後内視鏡ができない症例などが生じやすく致し方ないのだと思います。


それでは、また。



原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26493051

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。












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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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