2020年04月08日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査は閉塞性大腸がんに対する同時性病変を精度高く検出できる!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
2020年11月28日(土)午後に
第80回日本消化器がん検診学会
関東甲信越支部地方会におきまして
第2回大腸CT検査教育研修会および
第2回大腸CT検査実践トレーニングコース
を開催します。
是非、ご参加下さい。
会場:ちば県民保健予防財団講堂
応募開始は3か月前くらいを予定しております。
決まり次第、お知らせいたします。
*類似の認定制度が発足したそうです。
認定制度について5年以上にわたり
学会や委員会で十分に議論・審議されてきた
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 701 −
Flor N, et al. Performance of CT Colonography in Diagnosis of Synchronous Colonic Lesions in Patients With Occlusive Colorectal Cancer. AJR Am J Roentgenol 2020;214(2):348-354.
それでは論文
「閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の副病変診断能」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果の続き: 6mm以上の同時性病変に対する全体の患者別感度は93%(25/27)、特異度は98%(42/43)、陽性的中率は96%、陰性的中率は95%であった。
同時性アドバンスド腫瘍(アドバンスドアデノーマと大腸がん)に対する全体の感度は94%(15/16)であった。
6mm以上の同時性病変に対する病変別の感度は88%(37/42)、全腺腫に対しては89%(55/62)、アドバンスド腫瘍では92%(22/24)であった。
結論: 大腸CT検査は閉塞性大腸がんに対する同時性病変を精度高く検出できる。
閉塞性大腸がん症例ではアドバンスド腫瘍の有病率が23%と高い。
(感想)
とても良好な結果ですね。
閉塞性大腸がん症例をこれほど多く集めて解析したのも研究としての価値があると思います。
閉塞性大腸がん症例の術前評価として、大腸CT検査は個人的には必須だと考えています。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26493051
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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ご質問もお待ちしています。
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メリット
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・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
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●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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閉塞性大腸がん症例ではアドバンスド腫瘍の有病率が23%と高い。
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