2020年04月03日
大腸CTアカデミア 閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の副病変診断能
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第59回消化器がん検診学会総会
2020年6月5日(金)- 7日(日)
会場 福岡国際会議場
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 698 −
Flor N, et al. Performance of CT Colonography in Diagnosis of Synchronous Colonic Lesions in Patients With Occlusive Colorectal Cancer. AJR Am J Roentgenol 2020;214(2):348-354.
今回から新しい論文を取り上げます。
論文のタイトルは
「閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の副病変診断能」
のご紹介です。
大腸がん症例では健常人に比べて、主病変以外にも治療が必要な副病変の保有率が高いことがわかっています。
閉塞性大腸がん症例では、内視鏡スコープが通過しない場合、閉塞より近位側の大腸の評価が困難です。
従来は、注腸X線検査を行うことが多かったのですが、内視鏡検査後であれば液体残渣が多くバリウムののりが悪い、そもそもバリウムを使うと閉塞が増強するリスクがあるなどの課題がありました。
200年代、欧米では大腸CT検査を検診および精査目的で使用することが多かったのに対し、日本では術前検査として発達してきた経緯があります。
そのため、閉塞性大腸がんに対する大腸CT検査の使用報告は日本で多かったのですが、近年では欧米でも活用報告が目立つようになってきました。
ナガイチも2004年、2008年と報告をさせていただきました。
ラインコミュニティ限定で配信させていただきます。
とても役に立ちますので、是非、皆様もご活用ください。
閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の有用性について、今回の論文を通して改めて理解を深めていきましょう。
次回から内容に入っていきたいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26493051
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【117名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
第59回消化器がん検診学会総会
2020年6月5日(金)- 7日(日)
会場 福岡国際会議場
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 698 −
Flor N, et al. Performance of CT Colonography in Diagnosis of Synchronous Colonic Lesions in Patients With Occlusive Colorectal Cancer. AJR Am J Roentgenol 2020;214(2):348-354.
今回から新しい論文を取り上げます。
論文のタイトルは
「閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の副病変診断能」
のご紹介です。
大腸がん症例では健常人に比べて、主病変以外にも治療が必要な副病変の保有率が高いことがわかっています。
閉塞性大腸がん症例では、内視鏡スコープが通過しない場合、閉塞より近位側の大腸の評価が困難です。
従来は、注腸X線検査を行うことが多かったのですが、内視鏡検査後であれば液体残渣が多くバリウムののりが悪い、そもそもバリウムを使うと閉塞が増強するリスクがあるなどの課題がありました。
200年代、欧米では大腸CT検査を検診および精査目的で使用することが多かったのに対し、日本では術前検査として発達してきた経緯があります。
そのため、閉塞性大腸がんに対する大腸CT検査の使用報告は日本で多かったのですが、近年では欧米でも活用報告が目立つようになってきました。
ナガイチも2004年、2008年と報告をさせていただきました。
ラインコミュニティ限定で配信させていただきます。
とても役に立ちますので、是非、皆様もご活用ください。
閉塞性大腸がん症例における大腸CT検査の有用性について、今回の論文を通して改めて理解を深めていきましょう。
次回から内容に入っていきたいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26493051
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【117名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9724417
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック