2018年08月15日
武道の実戦性について
こんにちは。Yahoo!知恵袋のカテゴリーマスターのかつおです(笑)
色々と調べ物をしたり、質問をしたりするうちに、回答者としても参加していたら、いつのまにか「カテマス」の称号を頂きました。何やねんソレ。
あくまでネット上のやり取りで、情報に関しても玉石混交ですが、皆さん勉強熱心な方々がたくさんおられて、忌憚のないご意見をいただくこともできますから、勉強不足や考えが浅はかな自分を思い知る意味でも貴重なコミュニティとして活用しています。(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
格闘技全般のカテで頻繁に上がってくる質問に、「〇〇を習うと強くなれますか?」とか、「〇〇と△△と□□なら、どれが一番強いですか?」とか、「××は街中で絡まれた時に実戦で使えますか?」という内容のものが非常に多いです。過日の新幹線での刃物殺傷事件もあり、護身の術を身につけたいという気風が高まっている印象もあります。
色々な考え方の人がいると思いますが、小生がよく使う言い回しとしては以下のような感じです。
・強い弱いは、技ではなく人です。
・あなたという個人・個体で見れば、やる前よりは確実に強くなります。
・にわか武道、にわか格闘技ほど自分にとって危険なものはない(危険回避の防衛本能を阻害する恐れがあるので)から、街中で絡まれそうになったら大声を出して助けを求めるか、全力で逃げるのが一番の護身です。
・君子危うきに近寄らず です。
・不意打ちで後頭部をバットで殴られれば、如何な達人でもアウトです。
その上で、と前置きをした上で、武道の体系としては本来「いかに負けないか」「いかに死なないか」を研究してきた技術体系なので、やらないよりはマシ くらいの認識で日々稽古していますと答えます。そもそも武道の稽古に、実戦性だけを求めているわけではないですし、まさに人格形成がその第一目的になると考えて取り組んでおります。
「空手に先手なし。長年、修業して体得した空手道の技が、生涯を通して無駄になれば (いちども実戦で使う機会がなければ)、空手修業の目的が達せられたと心得よ。」人生の終わりに、この境地にたどり着きたいですね。皆さんはどのように思われますか?
たまには哲学的な内容の記事でお送り致しました。
ちゃんちゃん(๑ ́ᄇ`๑)
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