2019年02月25日
慈恩(ジオン)の上げ受け( 'ω')?
画像は花城長茂先生の慈恩(ジオン)の画像だそうです。
屋部憲通先生、久手堅憲由先生らとともに、糸洲先生に師事されていたそうですが、この画像がやはり一番有名なのか画像を検索するとこの写真が出てきますね。
どうも、最近ようやく慈恩の型に本格的に手をつけ始めましたかつおです。
昇段審査に向けて稽古する他の稽古生に便乗して稽古の機会を稼いでいる状況です(笑)。
慈恩(ジオン)の上段受けのナゾ
この「慈恩(ジオン)」という型、演武線が平安型に似ており、派手な動作もなく、一見地味な型なので、国際大会などの決勝の舞台ではあまり登場しないのですが、日本空手協会の予選などで指定型として採用されているところをみると、その人の稽古の練度を測るのに適した、基本が詰まった型なのだと推察します。
しかし!
以前から気になっていたことがあります。
それは、沖縄の首里手で稽古されているジオンと、一つ一つの技に結構違いが見られるのです。
例を挙げると、12挙動目あたりに出てくる「上げ受け」の動作。
本土の慈恩(ジオン)は、基本稽古で行う、いわゆる「上段突きを下から上へ跳ね上げる」ような受け方をしますが、首里手の慈恩(ジオン)ではむしろ「上から下へ叩き落とす」ような動作なのです。
この点について、かつおの大好きな黒帯ワールドさんのグレートジャーニー4で触れられている予告動画がありました。
何と、髪を掴まれた手をはたき落す動作だとは。
中先生もおっしゃっていますが、「その発想はなかった!」と感じました。
基本動作の逆輸入?
では、なぜ本土の慈恩は「下から上へ跳ね上げる」動作なのかと思った時に、以前から言われる「基本動作の逆輸入」が行われたということなのかなぁと。
このような動きが、体系化された基本動作にないため、適当(悪い意味ではありません)な動作である「上段受け」をあてがった、と。
いつごろから上段受けとして稽古されるようになったのか、沖縄では上段受けとして稽古している流派もあるのか、興味が尽きません。
きちんと調べるのは骨の折れる作業となりそうですが、機会があればもう少し突っ込んで探求してみたいと思います。
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