2018年08月15日
半月(セーサン)
一時期、先生が指導してくれていましたが、最近はあまりお見かけしない半月。中先生の半月は初めて見たかも知れません。
半月(十三、セーサン)
琉球王朝の最も偉大な唐手(空手)家の一人で、「武士(ブサー)松村」と呼ばれた松村宗棍(まつむらそうこん/1809-1899)から伝授された型。特に前半では腹式呼吸法を意識して行ない(肩胛骨を下げ)、呼吸と攻防の密接な関係を体得する。裏拳撃ちや忍び足での前蹴り等の形(技)が含まれ、時間をかけて鍛錬する型。
日本空手協会
沖縄空手
http://shao.sakura.ne.jp/data/kata02.mp4
鉄騎(ナイファンチ)と並び、首里手系・泊手系の鍛錬型ですね。試合などで見ることはまず無いですが、「セーサン立ち」や「セーサン受け」、セーサンの運足と呼吸法はこの型にしか出てこないので、しっかりと身につけておきたい基本型のひとつだと思います。
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