2018年11月24日
パッサイ色々‹‹\(´ω` )/››
小生の通う伝統派空手の道場では、得意型として稽古している人が一番多いと思われますパッサイです。
色々な発音・当て字がされていることを最近知りましたかつおでございます。
抜塞大が人気のウチの支部の皆さんのためにも、ちょっとだけ調べ物してみました。
伝統派で稽古されているバッサイは糸洲先生の改変型?
ウチの流派で稽古されている抜塞大の伝系は、どうも糸洲系統のようですね。
糸洲のパッサイ
花城のパッサイ大
知花先生の糸洲のパッサイとタイトルにありますが、正しくは花城のパッサイなのだとか。
伝系としては糸洲安恒→花城長茂→仲村渠(なかんだかり)完蔵という系統があるようですが、船越義珍先生が上記の誰かに教わったものが松濤館流に伝えられてきたと考えられますが、年代的には糸洲先生から教わったものですかね。
※本部流ブログさんより情報を拝借いたしました。
古流のパッサイ?
沖縄の古流や別の伝系のパッサイは少し趣が違います。
少林寺流 パッサイ
「闇夜の探り手」がカッコイイですね。
沖縄空手国際大会 首里・泊系 パッサイ
古流パッサイ、松村のパッサイ
本土のバッサイは、糸洲先生が改変した先の二つのものなどに、各流派ごとの特徴が加わって現在の形になっていると考えるのが妥当な気がします。大とか小とかしている時点で改変されていますね。
まあ、どこの時点の何をもってオリジナルとするかは意見が別れる部分もあると思うので、へーそうなんだ的な捉え方でおりますが。
技術の体系化による添削?
最近、本土の型と沖縄の型とを見比べることがたまたま多かったわけですが、何故にそのように改変されたのかという点に思いを馳せておりました。
・学校授業や学生指導にあたり、目突きや金的打ちや貫手などの危険な技を排除した
・昔のように同じ型を何十年も稽古するわけではないので、稽古年数の浅い者向けに簡易化
・各流派にある技術体系に多少無理して当てはめた
ということが考えられますが、小生は個人的には三つ目が、本土の各流派における形の違いに影響しているのではないかと思っています。
改変自体の良し悪しということにも、様々な考え方ができるでしょうが、その流派の技術体系にない微妙な技を、無理にカタにはめてしまうというような作業が多かれ少なかれ見られたのではないかと邪推しています。
源流はどういったものであったのか、他流派の形の意図はどこにあるのか、そんなことにも関心を持ちながら、自流派の型を稽古していくと、また新たな発見が生まれたりするのかもしれませんね。
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