2018年11月23日
チャタンヤラ以外のクーサンクー?( '∀ ' )?
画像は船越義珍先生の観空大の第一挙動と思われる画像です。
どうも、ようやく観空大の稽古回数が250回を超えて、昇段審査までに300回の稽古を達成して審査に臨めそうなかつおでございます。
チャタンヤラクーサンクー?
クーサンクーといえば、宇佐美選手の世界大会での活躍が記憶に新しいところかと思います。
宇佐美選手のチャタンヤラクーサンクー
このチャタンヤラクーサンクーという型名なのですが、敢えて「チャタンヤラ」を冠しているのは、どのような意味があるのだろうかと疑問に思って色々と見てみました。
ものを知らぬ小生は、クーサンクーは全て「北谷の屋良親雲上」から伝授されたものじゃないの?と単純に思っていたのですが、よくよく考えてみれば「北谷の屋良さん」は代々、「北谷の屋良さん」なんですよね。
だから、ある特定人物からの伝系しかないというのは不自然ですが、敢えて「チャタンヤラ」と冠するあたりが、なんだか色々な思惑が重なっているんだろうなぁと邪推してしまっているかつおです。
「うちがホンマもんやで!」みたいな。
けれど、本流とかオリジナルとかいうのは、今となっては資料が少なく、はっきりしたことが分かりにくい状況ではあるようです。
そもそもの「公相君」も、どうも特定の人名や役職というよりは、「敬称」のような意味合いだったのではないかという説もあり、オリジナルも教える側・教わる側が何名いたのかもはっきりとしているわけではないようです。
趣は大分と違いますが、糸東流のチャタンヤラクーサンクーはやはり沖縄空手の首里手系の伝系なのでしょうね。
ただ、明らかに競技用に改変されていることに鑑みれば、「似て非なるもの」なのかもしれません。
少林流聖武館 島袋善保先生の北谷屋良の公相君
少林寺流 親川仁志先生の公相君
概ねの挙動・手順は似ているのかと思われます。
チャタンヤラ以外のクーサンクー?
知花クーサンクー
知花朝章から学ばれたものとのことですが、知花朝章は向氏知花殿内の当主で、小林流開祖の知花朝信先生は、この知花殿内の分家筋に当たるそうです。
※本部流ブログさんの記事を参照させていただきました。
糸東流の公相君大や松濤館流の観空大は、どちらかというとこちらの伝系になるのでしょうか?
四方公相君
公相君大と公相君小の型の技を抜粋して、糸洲安恒先生が考案したと言われているそうです。
他にも
・上原のクーサンクー
・大(ウフ)クーサンクー
・松村のクーサンクー
・岸本のクーサンクー
と呼ばれるものもあるようですが、またの機会に調べてみようと思います。
原型に近いのは喜屋武先生?
「ケーテーナランドー(変えてはいけないよ)」で知られる無修正主義を貫いた喜屋武朝徳先生。
北谷村で教わった型の原型を一番保てているのは、もしかしたら喜屋武先生の伝系なのではなのかなぁと。
オリジナルが偉いというわけではないのでしょうが、他の型の系譜を学ぶとともに、共通点と相違点について比べてみるのも面白いかもしれません。
機会があれば別記事にしてみようと思います。
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確かに大きな声で型名を叫んだ方が、アドレナリンが溢れそうですが、やりすぎだとウーンとなるし、難しいところですね。
静かだけど闘志の伝わる言い方、そんなのを模索してみてもいいかも?
形の名前を言う時に人に聞き取られたら負けなのでしょうか⁇
もの凄い独特の早口で言いますよね、皆さん。
自分が空手を始めてからはなんとか聞き取れるようになりましたが。
すみません、関係ない話で。