2018年11月25日
自由一本組手の応用演武‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o
小生の稽古する伝統派空手の流派では、自由攻防の自由組手に取り組む前に、基本を実践に結びつけるための稽古体系があります。
どうも、先日の地区のイベントで、指導員の先生と自由一本組手の演武を行なってきました、かつおでございます。
小生はまだ1級茶帯の立場なのですが、対外的なイベントということで、見た目を揃える意味で以前の流派の黒帯を締めてくるよう言われて、高校生時代の帯を引っ張り出してきました。
意外とイケました(笑)
ウエストをかなり締め込んでいますが、まだまだオヤジ体型というほどの体型変化は見られなかったということにしておきます。
しかし、本番は先生が使い込んだ黒帯を貸してくださったので、そちらを拝借致しました♪
自由一本組手までのステップアップ?
本土の空手の稽古体系には、色々とステップアップして技術を習得していくための方法論がいくつかあります。
定位置の基本の突き・蹴り・受け → ミットなどへの突き・蹴り
↓
移動しながらの突き・蹴り・受け → 型の稽古
↓
五本組手
↓
基本一本組手
↓
自由一本組手 → 約束組手応用
↓
自由組手
大まかには上記のような関係性で成り立っているものと認識しています。
また、不可逆性のものではなく、常に基本に立ち返りながら技術習得していく必要があることはいうまでもないのですが、今回演武することになったのは自由組手の前の「自由一本組手」の更に「応用」です。
まずは「自由一本組手」がどのようなものか、動画をご覧ください。
お互いに打突部位と攻め手・受け手を決めておき、攻め手の攻撃は一本のみ。間合いとタイミングは自由というものです。
応用は、受け手の受け方と反撃方法に色々とバリエーションを持たせたものになります。
いやー、香川先生、カッコええっす。
蹴り足のコントロールの妙が凄いです!
いざ本番!
相手をしてくださったのが、高段位の先生なので、当然小生は攻め手と言う名のやられ役です。
練習も、殺陣の稽古のような緊張感があって楽しかったですね。
見た目が派手なので、お客さんにも喜んでもらえたのではないかと思います。
この基本一本組手の応用なのですが、いわゆる「自由組手」の攻防の稽古では得られないものもたくさんありました。
自由組手は、基本的には「ポイントにならない技」を出すことはありません。
しかし、基本一本組手の演武構成を考えるとき、一応見た目も考えますが、いかに相手の二撃目を出させず、いかに相手を制圧するかをイメージしながら内容を決めます。
そこには(実際には当てませんが)急所への打突、投げ技、関節技、極め技などの要素が含まれてくるため、あくまで「約束組手」ではありますが、自由組手とはまた違うトレーニング効果があると感じます。
当然、全ての稽古は基本に基づくし、全ての稽古は実践を意識して稽古しなくてはいけません。
しかし、演武内容を各々で考えるという作業は、指導されるという受け身ではなく、「工夫」という要素がとても大きい時間でありました。
いわゆる「型の分解」という作業とも通ずる部分があるのだと思います。
そこから得られる体験が、また他の稽古に還元されていく、そんなことを予感させてもらえる貴重な体験となりました。
って、ほとんど先生が考えてくれたんですけどね(笑)
今後も色々と工夫してみたい!
沖縄空手の世界でよく耳にする「変手(ヒンディー)」や「掛手(カキエ)」は、本土でいうところの自由一本の応用や自由組手にあたる要素なのだと思います。
型の分解や、手を合わせた状態からの自由組手と言えると思いますが、先生に許される範囲での創意工夫は心掛けていきたいなと思います。
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ちいさんこそ準備から打ち合わせからお疲れ様です!
結局T先生と合わせられたのは4〜5回だけですが、KさんとT先生のリードで何とか形になりましたね♪
子供たちも、試合ではなく「演武」というものから得られるものがあったと期待しましょう。
カツオさん無しには成立しないイベントでしたね。
カツオさんとT先生の組手も、練り込まれていて素晴らしかったです。
最初はどうなることかと思いましたが、なかなかの出来栄えだったのではないでしょうか