2018年12月12日
空手における腹式呼吸( 「 ・ω・)「<アチョー
懐かしくないですか?
ロングブレスダイエット。
かつて一斉を風靡した美木良介さんのロングブレス。
小生もいっとき、寝起き、昼休み、就寝前と欠かさずやっていましたね。
ビリーズブートキャンプくらいすぐヤメましたけど(笑)。
空手における腹式呼吸
世の中においては、腹式呼吸の素晴らしさを称えたものが多く出回っています。
よく言われる効能としては、
・横隔膜を動かすことによるインナーマッスルの強化
・交感神経優位となりリラックス効果がある
・内臓マッサージによる消化機能アップ
などでしょうか。
空手の稽古においても腹式呼吸が推奨される場面が多くありますが、はて、その鍛錬方法と実際の効能については少し冷静に考えてみるべきかもしれません。
※ここでは逆腹式呼吸を含めたよりディープな内容は扱わないことにします。
空手の型における腹式呼吸鍛錬といえば、おなじみセーサン (セイサン、セイシャン、半月など)の前半部分ですね。
ゆっくりとした動作の中で、腹式呼吸を行いながら、肩甲骨を下げて受け・突きの動作を行います。
そもそも、徒手空拳の闘いの場における腹式呼吸のメリットは、どういったものがあるでしょうか?
思いつくままに書けば、
・肩が上がりにくいので、相手に呼吸を読まれにくい
・リラックス効果により冷静な思考・判断が保ちやすい
・意識が丹田に落ち、いわゆる「息が上がる」状態になりにくい
などが挙げられましょうか。
しかし、解剖学に疎いかつお、ここでちょっと疑問が。
「腹式呼吸と胸式呼吸、そもそもそんな明確に分けられるものなのだろうか?」
胸式呼吸は、いわゆる肋間筋の操作による胸郭の拡大縮小での呼吸。
でも、腹式呼吸でも、肋間筋の伸展・収縮が全くないわけではないと思うので、その境界線は実はとても曖昧なものなのではないかなぁという疑問を抱いています。
腹式呼吸と胸式呼吸によるレントゲン写真の違いなど、一目でそれと分かる差異を視覚的に確認したことがないので、なんとなく半信半疑な状態です。
しかし、腹式呼吸によりもたらされる身体変化には、ある程度信憑性のあるデータが揃っているわけで、仮に例え「気の持ちよう」であったとしてもトレーニングする意味はありそうです。
呼吸に意識を置いての鍛錬
呼吸というものの重要性は、ヨガ、アーユルヴェーダ、声楽、吹奏楽などなど、あらゆるジャンルにおいて研究がなされている、人間の活動の最も基本となる要素であると思います。
捻くれたことを書きましたが、小生自身も日頃の稽古においては腹式による深呼吸を意識しています。
剛柔流や極真会館における「息吹」は逆腹式呼吸で行うと指導しているところもあるようですが、まだまだ研究・解明の余地の多いミステリアスな部分が多い領域なのでしょうな。
今後も引き続き自分の身体と向き合いながら、呼吸というものに対しての意識も大切に稽古していこうと思います。
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バンバン(ノシ 'ω')ノシ
なんと!
コメント頂いた巻藁男さんからの情報で、こんなものまで発売されていることを知りました(笑)。
値段が…www
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なんと!
商売上手というかなんと言うか…
そんなん買う人、いるのかしら?
とか言って、来週あたりに妻が頼んだものが自宅に届いたりして(笑)
ふざけるなと言っておきました。両手で掴んでふ〜〜〜が一万円近くするようです。