2018年11月28日
空手の稽古とオノマトペ(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋
「ボールがキューッとくるだろ」
「そしてググッとなったらウンッっと溜めてパッ」
………はぁ?
長嶋茂雄元監督による、松井秀喜選手へのバッティング指導についての言葉らしいですね。
どうも、野球は苦手なかつおでございます。
天才にしか分からない「感覚」を言語化?
ソースは忘れましたが、どうもこのオノマトペ(擬態語)による指導は、一流指導者と一流選手の間ではきちんと通じるものだという説がまことしやかに聞かれます。
うちの空手道場の師範も、空手の型の試合における入場手順について、
「こっから、グーンと歩み寄って…」
「グァーーーっと審判を睨め付けて…」
「グーーと礼!」
「…ここから一気に……ドーーーーーン!!」
という説明をされます。
正直に言います。
よく分かりません(笑)。
しかし、この指導を実直に受け入れられた少数の子供達は、歴代の大会で上位入賞を果たしてきています。
オノマトペの効果
もうね、これは言うまでもなく「臨場感の向上」なのだろうと認識しています。
指導者の経験・感覚は、ロジカルな文章だけでは表現しきれないものがあるのだと思います。
まして、稽古中のその時そのときの状況に応じて言葉を使うわけですから、そんな卓越した文章表現なんてしてられないわけです。
そして、聞く方も、その表現を「敏感な感性」で捉えて「豊かな想像力」を発揮して「明確なイメージ」が出来る才能のある人は、効果的な稽古ができるのだと思います。
小生はこれが苦手。
小賢しく言葉で表現しようとする思考回路が、直感的な感性・思考を妨げます。
つくづく凡人だなぁと思わされる次第であります。
オノマトペは子供にこそ有用?
とはいえ、今後後輩や子供たちに、伝えたいことを分かりやすく伝えるには、このオノマトペの活用というのはとても有用かも知れません。
小難しい言い回しよりも、格闘漫画のワンシーンのような、擬態語満載の表現の方が、真意が伝わりやすい場面も多いのかも知れません。
もう一度、ワ◯ピースを1巻から泡盛飲みながら読み返して勉強してみようかななんて考えておりますかつおがお送り致しました。
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コメントありがとうございます!
有明さんのブログでお名前、コメントを拝見しておりました。
今後ともよろしくお願いいたします!
うちの道場には外国人の超一流指導者がおられるのですが、その方はオノマトペをあまり使わないんですよね。「バクハツ!」とか「チイサイからオオキク!」というのを、擬音語のように発声されていますが♪
ボキャブラリーというよりも、音から伝わるものを大切にしているということなんでしょうかね?
はじめまして。見習いオヤジと申します。有明様のブログで紹介されて以来いつも楽しく閲覧させていただいてます。やはり一流の方は擬音語なんですね。小生が通っている道場の塾長もほとんど擬音語ですね。
突き、受け、運足、立ちのほとんどが
「スパッと」「ズンと」「ググッと」「スーッと」
で説明が終わります。初めて一年も立たない若輩者の私には全くわかりません。。。
面白い事に黒帯の子ども達に聞くと同じように擬音語で説明してくれるんです。擬音語の体得が必要なんですね。まだまだ道のりは長いです。