2018年10月12日
和道流のナイファンチ‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o
中学生時代の小生の得意型はナイハンチでした。
得意型にナイハンチをチョイスするなんて、現代の全空連などの大会では「シブい」選択だと思いますが、当時の小生の道場は、そんなに多くの型を指導してもらいませんでしたね。
平安型のあとは、ナイハンチ(鉄騎初段)、クーシャンクー(観空大)、セイシャン(半月)などを年に1つ習うか習わないかといった感じでした。
なので、中学生最後の夏に型の試合で打ったのはナイハンチでした。
町の体育館で行われた地区の錬成大会みたいな小さなものでしたが、中学生の部で優勝したのを覚えています。好きでしたね、ナイハンチ。
そんな懐かしい思い出のある型ですが、ここ数年は松濤館流の鉄騎初段の動きに慣れ親しんでいるので忘れていましたが、小生にとって素敵な動画を拝見しました。松濤館流と和道流の比較ができるものです。
懐かしいですね。
特に和道流の「ナイハンチ立ち」と呼ばれる立ち方。
内八字に立って締めを意識する立ち方なのですが、沖縄の糸洲安恒先生のナイハンチも三戦の影響でこのような立ち方であったと聞いたことがありますが、主流は騎馬立ちのような立ち方でしょうかね。南船北馬という言葉を聞いたことがあります。
これについてもどちらが正しいというよりは、「何を鍛錬するのか」という目的と、「何を得たか」という身体の練度としての結果が大切なのでしょうね。
たくさんの名前がついている空手の立ち方ですが、とある沖縄の先生の言葉を借りれば「大きくは前屈立ち、猫足立ち、四股立ちがあって、他はそれの応用。やたらと名前をつけたがるんじゃない。」という考えもありそうです。
だれかが「これはこう」と言葉にしてしまうと、その人の立場によっては「絶対にそう」と捉えられてしまうという難しさを感じながら、先人の先生方は苦悩しながら弟子の指導にあたってこられたのでしょうね。
情報や言葉が一人歩きしがちであるとの指摘がある昨今、小生どもは、ただひたすらに「より強く、より早く」動く稽古の繰り返しの中で、自分で感得したものを大切にするという努力をしなくてはいけないのかもしれません。
大した練度ではない小生のナイハンチを評価してもらったのは、それなりの修行の成果が見られると認めてもらえた結果だったのかなぁなんてしみじみと感じた動画でありました。
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