2018年11月14日
和道流 基本組手 3本目‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o
先日の情熱大陸で西村拳選手が取り上げられていたり、小生自身が和道流時代の恩師との再開があったりと、周りに和道流空手の話題が続きました、どうもかつおです。
西村選手は、あの西村誠司先生の息子さんであらせられたのですね。
お恥ずかしい、存じ上げませんでした。
どうもその手の話題には疎い小生です。
そんなわけ(どんなだ?)で、ふと和道流空手のおける基本組手について思い当たったことがあるので記事にしてみました。
和道流空手の基本組手
和道流には、基本組手と呼ばれる「約束組手」が1本目〜10本目まであり、以前の記事でも触れさせていただいたのですが、修行不足のかつおは3本目までしか稽古したことがありません。
1本目
攻め手・・・右上段突き→左中段突き
守り手・・・右背腕流し受け→右手で突きを往なしながら左下突き
2本目
攻め手・・・右上段突き→右足刀蹴込み
守り手・・・右背腕流し受け→右手で蹴りを下段払い→右手で相手の右肩甲骨を一本拳突き(左手開掌添え手)
3本目
攻め手・・・右上段突き→左膝蹴り
守り手・・・右背腕流し受け→左手で膝蹴りを横から突き受けながら「右手で中段刻み突き」
3本目までは攻守共に右半身で構えます。
技名は、現在稽古している松濤館流の呼び名で表記していますが、上記のような攻防を攻め手と守り手を決めておいて任意のタイミングで攻防を稽古します。
「和道流の戦う理論は最小限の動きで決めること。
松濤館流、剛柔流、糸東流は受け(防御)もガッチリ力強く行うのに対し、和道流では流すように受けます。
さらに受けた手をそのまま伸ばして攻撃に転ずるという感じです。
ここにも柔術や剣術の理論が生きているのでしょう。」(WEBより抜粋)
久しぶりに思い返していて、ふと気になったのは3本目の「中段刻み突き」の出し方。
下突きのような、突っ込み突きのような、刻み突きのような、例えようのない動きです。
動画にあるように、重心を前に移動し、相手の懐に入りながら、肘を伸ばすことなく拳を相手に体ごと当てに行きます。
頭も下げて、腰を回さず、極々至近距離でのやり取りとなります。
これ、どっかで見たことあるなぁ〜と思っていたら、思い出しました。
古武道稽古に来られているフルコン系空手の経験のある方が放っていた「中段刻み突き」です。
小生はフルコン空手の経験はないのですが、伝統派の試合で見るような遠間からの飛び込んでの刻み突きは、顔面にクリーンヒットしない限りはあまり威力があるものではないので、フルコンルールで中段刻みを打つときには「こういう打ち方がある」というのを教わったのがこの「体ごとぶつける」ような刻み突きでした。
突きというと、肘を伸ばして拳を飛ばして放つものだというイメージが強かったので、子供の頃にはこの基本組手3本目の突き方がどうにもしっくり来なかった覚えがあります。
今にして思えば、なるほど実用性の高い身体の使い方だなぁとしみじみと感じているところであります。
松濤館流の自由一本組手の中段回し蹴りに対して、同様の入り身の仕方で応じて見たところ、相手の方は「おぉ…」となっていましたので、バリエーションの一つとして幅が広がった感触がありました。
自由組手の試合においてはポイントになりにくい技でしょうが、自身の修行としてこうした技も基本組手・約束組手の中で磨いていきたいなぁと思うかつおでありました。
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